田村秀子産婦人科医院

田村秀子産婦人科医院
冷えてることより全身の血流の低下が問題

 体の冷えには、血液の流れのよしあしが大きく関係しています。「手足が冷える」という悩みをよく聞きますが、それは末梢の血管まで血液が届いていないために起こります。触診すると腹部が冷えきっている患者さんもいますが、こういう人は体全体の血流がよくないということですね。
 さらに言うなら、卵巣や子宮の血流にも問題があるでしょう。血液が豊富に循環すれば、それだけ有効に卵巣や子宮が働くわけですから、妊娠や出産を望む女性にとって、血流をよい状態に保つに越したことはありません。血液の流れを滞らせないということがとても重要なのですね。
 そのためには、血管抵抗を下げて、血管が伸びて開きやすくし、スムーズな血流を確保しなければなりません。とくに、子宮動脈や卵巣動脈、子宮内膜のらせん動脈は非常に細く、血管抵抗が高いわけですから、できるだけそれを弱めて血管を伸ばしてやる。そういうところへも血液が円滑に流れるようにすることも必要です。


持続性のある温かさで体の芯から気持ちいい

サンマット2イメージ 血流を改善する方法はさまざま考えられますが、比較的手軽に取り入れやすいものの一つに、「サンマット」のような遠赤外線を応用した温熱マットがあげられます。遠赤外線は電磁波の一種で、その作用で血管抵抗が弱まり、適切な血流量で血液が流れる。体の表面温度を上げるのではなく、深部まで浸透して血流を促進し、体を温めるので温かさも持続します。
 当院では、体外受精の胚移植をする際、冷えがきつい患者さんに「サンマット」を使っていただいています。
 使い心地を尋ねてみると、サンマット3「なんとなく、ポカポカ温かくて気持ちいい」という声が多いですね。気に入ってレンタルされたり購入されることもあります。
 寒くなると、布団に入っても体が温まらずにどうしても寝付けなくて困っているという人や、靴が履けなくなるほど何足も靴下を重 ねて来院される患者さんもおられます。こういう方にもきっと効果的だと思います。