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女性の健康をサポート“グリスリン”の底力!
現場の医師にインタビュー
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グリスリンの効果について

多嚢胞性卵巣症候群を改善するとして注目されている成分グリスリン。マイタケから抽出される天然成分で、グリスリンのサプリメントを使用するクリニックも増え、効果を実感している患者さんも増えています。そこでグリスリンを使用されている、蔵本ウイメンズクリニックの蔵本先生に、使用してみた実感を詳しくお聞きしました。

インスリン抵抗性の有無を確認して治療へ

- 蔵本先生のクリニックではPCOSの患者さんにはどのような治療アプローチをされているのでしょうか?
「PCOSの患者さんに対し、当院では必ずしも全例にメトホルミンを使うわけではありません。まず、インスリン抵抗性があるかどうか調べます。空腹時の血糖値とインスリン値を調べ、インスリン抵抗値(HOMAーR)が1.6以下なら正常ですが、2.0以上であればインスリン抵抗性があると考えます。こういう症例には卵胞刺激ホルモンの分泌を促進させるクロミフェンを投与してもなかなか効果が表れません。ですからインスリン抵抗性があるPCOS患者さんにはメトホルミン製剤であるグリコラン(R)やメトグルコ(R)を使います。メトホルミンで排卵効果が見られない場合や、消化器症状などの副作用が見られる場合はグリスリンを使用します。

PCOSだとインスリン抵抗性に関係なく使ったほうがいいという人もいますけども、一応当院では堅実に考えてやっています。最近、インスリン抵抗性をもった患者さんが増えていますし、PCOS患者さんの約半数近くにインスリン抵抗性があります。ですから、その辺はきちんと確認したいと思っていますね。

グリスリン使用者の100%が排卵

- グリスリンを使用されてから3年以上になるそうですが、PCOS患者さんへの効果はいかがでしょうか?
「2012年の2月1日から2014年の12月30日までの約2年間、39歳以下の患者さん32名にメトホルミンを使いました。そのうちインスリン抵抗性があったのは28名。患者さんの排卵率は59%でした。“グリスリン"は最初から服用するのではなく、メトホルミンでは排卵しにくい人や、メトホルミンの副作用である下痢などの消化器症状が出た場合に使います。また、低血糖症状が出る場合もありました。そういう患者さんは“グリスリン"に変えました。

そのため“グリスリン"使用例はそんなに多くありませんが、全員100%排卵しています。 “グリスリン"に排卵誘発剤であるクロミフェンやレトロゾールなどを加えています。さらに症例に応じて色々工夫しながらやっています。

とにかく、“グリスリン"は排卵率が非常に良いし、何よりのメリットは副作用がほとんどないことですね。マイタケ由来の天然成分だからでしょう。
- 妊娠率に結びつくデータなどはお持ちですか?
「採卵して体外受精や顕微授精を行い凍結胚移植をした際の胚移植あたりの妊娠率で見ますと、グリスリン"使用の場合は妊娠率が44%。メトホルミンが同じく42%です」

グリスリンは卵質を改善する!?

- ほかの薬と併用される理由は?
「そもそも、グリスリンやメトホルミンは排卵誘発剤ではなく、あくまでもインスリン抵抗性の改善薬です。PCOSの患者さんは基本的に排卵障害があるのでクロミフェンを使用しますが、インスリン抵抗性のある方にはクロミフェンなどの排卵誘発剤の効きが悪いことが多いので、グリスリンなどを使用することで排卵率を高めます。また、自然妊娠を希望する方にも使用しています。患者さんには基本的には一日3回、朝昼晩の食後などに3粒ずつ服用するよう指導しています。ただし、痩せて小柄な人には毎回2粒ずつに減らしています。

ここに当院が取ったクロミフェン、フェマーラ(R)との併用による“グリスリン"使用とメトホルミン使用の場合の排卵が認められた周期を比較したデータ(下記、図表参照)がありますので、ご覧いただきたいと思います」

グリスリン比較データ画像
- グリスリンに対しては、どのような感想をお持ちですか?
「やはり、メトホルミンと比較した場合に副作用がないので、患者さんにとっても負担がかからないことですね。ただし、コスト面では若干かかるのは事実ですが。

卵子の質に関して言えば、あくまでもエビデンスがない状況での印象ですが、卵子の質が良くなっている気がします。これについては検証したほうが良いでしょうね。

もちろん、グリスリンだけに頼るのではなく、患者さんご自身も体質改善のための日常生活の見直しもしていただきたいです。インスリン抵抗性がある背景には偏った栄養バランスや運動不足、肥満、過剰なストレスなどさまざまな要因もあります。理想としては生活改善と“グリスリン"を併用して、質の良い卵子を排卵させること。トータルな方法でより確実な排卵と妊娠に導くための、有効な手段の一つと考えればいいと思います」

グリスリンとは、マイタケから抽出されるグリコプロテインという天然由来の成分。不妊症の原因のひとつであるPCOSを改善する働きがあることがわかっており、現在さまざまな不妊専門クリニックで、この“グリスリン”のサプリメントが使用されている。

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