電子書籍が揃ってます! フリマガ『Jineko』の取材記事を電子書籍にしました!40代の不妊治療、Her Story(体験談)、そしてクリニック毎にまとめています。無料でダウンロードはここをクリック。
-
特集は「不妊の原因」ジネコフリマガ8/27発刊!
8月27日にジネコのフリーマガジン秋号が発刊されました!見どころや情報、今回の特集である「不妊の原因」をご紹介いたします。
2018.8.27
まとめ 妊活
-
成分がより魅力的に!葉酸増量、マカ新配合、人気のサプリがリニューアル
全国の不妊治療専門医の先生に聞いた「おすすめの成分」をもとに、人気のサプリをリニューアルしました。
2018.8.23
まとめ 不妊治療
-
【大学生から見た婦人科】知っておきたい女性ホルモンのはなし
大学生から見た婦人科、第一弾です。今回は女性ホルモンに関するコラムを女子大生2人が読みました!それぞれの感想をお届けします。
2018.8.18
まとめ 女性の健康
-
不妊治療のストレス。 子宮内膜症の症状が改善しないのはなぜ?【7月人気取材記事ベスト5】
2018年7月は9本の取材をしました。アクセス数の多かった取材記事をご紹介します。皆さんが一番気になった取材記事は?
2018.8.17
まとめ ジネコセレクト
-
助成金が少ない!保険対象にして!不妊治療ってこんなに高いの...?【月1アンケート結果】
不妊治療はしたいけど、治療費が高額すぎて不安…と思ったことはありませんか?不妊治療経験のあるジネコユーザーに、その実態を聞いてみました。
2018.8.9
まとめ ジネコセレクト
-
高齢出産は大変?【7月の人気まとめベスト5】
2018年7月のジネコまとめのなかで、アクセス数の多かった記事のベスト5です。
2018.8.6
まとめ ジネコセレクト
-
【大学生から見た不妊治療】卵子の真実
ジネコのインターン女子大生に、不妊治療コラムを読んで感想を聞きました。第1回は「卵子の老化」についてです。
2018.7.30
まとめ 不妊治療
-
【ジネコスタッフが行ってきた】不妊治療と仕事の両立セミナーレポート
東京都が不妊治療と仕事を両立できる職場づくりを後押しする事業を開始。そのキックオフセミナーのレポートです。
2018.7.25
レポート 妊活
-
【おすすめ】8月14日~9月15日開催 不妊説明会16選
ジネコに取材協力をいただいている不妊治療クリニックが8月14日~9月15日に開催している説明会の情報を集めました。
2018.7.18
まとめ ジネコセレクト
-
治療費が高い!妊娠にまつわるウソ!ホント!【上半期まとめ記事ランキング ベスト10】
2018年1月~6月の上半期、84本のまとめを作りました。その中でアクセス数の多かった10本のまとめをご紹介します。
2018.7.14
まとめ ジネコセレクト
-
高齢不妊ってどんな状態?【6月の人気まとめベスト5】
2018年6月の15本のジネコまとめで、アクセス数の多かった記事をご紹介します。皆さんが一番気になったまとめは?
2018.7.5
まとめ ジネコセレクト
-
学会、新出生前診断指針見直しへ 2018年6月【気になるニュースbest5】
ジネコスタッフが2018年6月に見つけた、妊活や女性の健康に関するニュース、アクセスランキングbest5です。
2018.7.3
まとめ ジネコセレクト
-
食生活の見直しとサプリメントで体質を改善 移植前、サプリが心強い味方に。
体重減少や無月経で妊娠はもう無理…一度は諦めかけながらも、サプリなどを取り入れて体調が改善し2人目も妊娠した女性の体験談
2018.5.25
コラム 不妊治療
-
夫婦二人で歩んだ不妊治療の先に届いた妊活11年目の吉報 妊娠しやすい体づくりにサプリメントを活用!
ゆうゆさんと吉さんご夫妻は、妊活11年目にして、 昨年待望の妊娠を叶えました。 夫婦で歩んだ長い妊活の日々を振り返りながら、 夢を叶えたお二人の取り組みを紹介します。子どもを授かりたい一心で結婚半年で不妊治療を開始友人の紹介からお付き合いが始まり、一年後に結婚された、ゆうゆさんとだんな様の吉さんご夫婦。お二人が不妊治療を始められたのは結婚から約半年後、ゆうゆさん32歳、吉さんが33歳と、かなり早いタイミングからだったといいます。 「お互いに子ども好きだったことから、結婚後すぐに妊活を始めたんですが、なかなかうまくいかなくて…。実は私自身、昔から妊娠しにくい体質じゃないかと思っていたこともあり、周囲からも半年で自然妊娠しない場合は一度病院に行ったほうがいいというアドバイスもあって、思い悩むよりもまずは行動に移そうと、不妊治療を始めたんです」 ゆうゆさんは10代の頃から生理不順や重い生理痛に悩まされ、また、手足の冷えもひどかったそう。そこで近くの産婦人科を受診したところ、原因不明不妊ということでした。 「ホルモンの数値が通常より低めという以外は、子宮や卵巣などの検査は良好でした。なので、通院していればそのうち妊娠するだろうと、最初は気楽に考えていたんです」 結局、その病院では5〜6回ほど人工授精を受けたものの結果が出なかったことから、別の病院へと転院。しかし、そこでもいい結果につながることはありませんでした。 「私たちの場合、主人が最初から協力的で、二人三脚で不妊治療を進めてきました。けれど、治療を始めてその頃ですでに3年が経ち、気がつけば私も主人も疲れが出始めていて。しかも、私の年齢もだんだん上がってきたこともあり、思い切って体外受精に踏み切ることにしたんです」不妊治療の結果が出ず、次第に疲弊する日々2010年、お二人は不妊治療の専門クリニックである英ウィメンズクリニックの門を叩きました。不妊治療のなかでも特に体外受精の高い実績があることから、3回目の治療で妊娠するものの、16週目で稽留流産。その後も化学流産を繰り返し、2014年を最後に着床もしなくなったといいます。 「その頃の妻は決して治療をやめるとはいわないものの、体力的にも精神的にも限界だったと思います。なので、不妊治療をいったんお休みし、漢方や鍼灸に通うことにしたんです。東洋医学の観点からも治療してみたら、何かいい変化があるんじゃないかって」 しかし、一年ほど治療を続けたものの、治療費が重くのしかかるばかりで結果はまったく出ず、落胆したお二人は再度英ウィメンズクリニックでの治療を再開することに。さらにお二人が試したのがサプリメントでした。 以前から不妊治療の情報を率先して調べていた吉さんは、病院でよく見かけたサプリに注目。不足しがちなビタミンやミネラルが補えるサプリは以前から気にはなっていたものの、今までは直接的な治療を優先していたことから取り入れる機会がなかったそう。そこで、今回は体によさそうなものはできる限り試してみようとお二人で話し合い、ゆうゆさんはベーシックと女性用のサプリ、吉さんは男性用のサプリを毎日の生活に取り入れることにしました。治療を始めた時は32歳だったゆうゆさんもすでに40歳を超え、お二人にとってはこれが最後の頼みの綱だったといいます。妊活11年目で朗報が。サプリの効果も実感!飲み始めて1カ月で、まず変化があったのが吉さんでした。 「信頼する病院で紹介されていたこともあって、いつかは使ってみたいと思っていました。それまで仕事が忙しかったこともあったからか、僕の検査数値が落ちぎみだったんですが、飲み始めて1カ月ほどで格段に改善したんです。これは本当に驚きました」 また、ゆうゆさんもサプリに加え、週4回1時間のウォーキングも始めたこともあり、次第に体の冷えが解消してきたことを実感。休日には二人で気持ちのいい場所を歩いては、体と心を元気にしていったといいます。 そして、サプリを飲み始めた半年後に、お二人の元に嬉しい知らせが届きました。着床が確認でき、無事妊娠が判明したことを病院から告げられたのです。不妊治療を始めて11年目のことでした。 二人でしっかりと話し合い、その時々でできるベストのことを続けたのが結果につながったとお二人はいいます。 「30代の頃は肩に力が入った状態で不妊治療が続いていましたが、40代を迎えた時にどこか力の入れ方が変わったような気がします。決して赤ちゃんを授かることは諦めなかったけれど、『もっとリラックスしよう』『焦らずに自分のペースで』と、気持ちを切り替えて過ごしたことがいい結果につながったのもかもしれません。夫はもちろん、家族や先生方のサポートも心強くて、今では夫婦二人だけの子どもというより、みんなの赤ちゃんが私たちの元に来てくれたように思います」出典:女性のための健康生活マガジン jineko vol.37 2018 Spring≫ 掲載記事一覧はこちら
2018.2.23
コラム 不妊治療
-
バランスの良い食生活にサプリメントも活用!
アキコさんが「そろそろ赤ちゃんが欲しい」と思いはじめた3年と少し前、お仕事は激務で睡眠時間も短く、食事も満足にとれる時間がないという生活でした。自分の体のことが気になりつつも病院さえ満足に通えない苦しい毎日。そんな状況から自分たちを見つめ直し、だんなさまと二人で生活を変え、信頼できるクリニックを探し当てた途端、不妊治療は驚くほど順調に進んでいきました。彼女がどのように生活を改善していったのか、その粘り強い取り組みを紹介します。 妊活の必要性に気づいても、忙しすぎてストレス増大 アキコさんが妊娠について考えたのは、結婚して3カ月経った頃に見たドラマでのブライダルチェックのシーンがきっかけです。 「10代の頃から、生理不順や重い生理痛があって気になっていました」 近くの産婦人科を受診したところ、通常のままでは妊娠のチャンスが少ないとわかり、そのまま治療開始。しかしその頃の彼女の仕事は激務そのものでした。 「先輩が辞めて次第に忙しくなってしまい、朝は6時半に出勤、後輩からお昼休憩をまわしていたら自分の昼休みは夕方に…。夜はかろうじて頑張って自炊しても、それ以外はコンビニ中心で、睡眠も5時間とられたらよいという毎日でした」 肝心の妊活は、勤務先近くの産婦人科に。病院が開いている時間帯に昼休憩を取ってサッと受診して戻る。お昼ご飯をかき込んでまた夕方まで頑張る…。このような生活が1年半近く続きました。 夫婦で子どもをもつことをもう一度じっくり考える このままではダメだと思い始めたアキコさん。「仕事に代わりはいても、私の体や夫の体を気づかうのは私にしかできない」と思い直し、退職して不妊治療も専門クリニックで再スタート。しかしその治療の進め方には疑問が。「私と夫は治療方針に対して『なぜこの治療がいいのか?』と確認しながら進めたかった。でもその説明をしていただけなくて」 人工授精も5回を数え、そろそろ体外受精もと先生からお話があった頃、夫婦で話し合うことに。 「夫はそこで治療を続けるのは反対。そこで新たに病院を探し、候補となった2つの病院に夫婦で診察をお願いしました」 妊活中の女性にとって、夫が協力的かどうかは大きな問題。アキコさんはご主人とどのように話し合ったのでしょう。 「夫も最初は治療に対する温度差があり、クリニックに行くのも気が進まないようでした。男性が検査を受けることに抵抗があるのはわかりますが、それは女性も同じ。内診台に上がるのも最初はすごく抵抗があったし、注射も採血もすごく痛い。『それでも治療しているのは、単に子どもが欲しいだけじゃない。大事な人との子どもを授かりたいから頑張っているんだ』という私の気持ちをじっくり聞いてもらいました。そこでようやく夫も『それだけの思いで頑張ってくれているのなら、体外受精に進むと金額もかかるので、病院選びもしっかり考えないと』と思い直してくれました」 受診して夫婦で決めた病院は、英ウィメンズクリニック。「メモに書きためた質問に1つ1つ答えてくださった。こういう先生がいらっしゃる病院なら頑張れる。先生のお力を借りたいと思いました」。 以前に子宮鏡検査をした時、少し内膜にでこぼこがあると言われたものの治療でのフォローがなく気になっていたアキコさん。今回早速検査をしてみると、ストレスのせいか岩山のようにたくさんポリープができていました。ホルモンの補充をしながら採卵を進め、その間にポリープの切除をして、次に受精卵を移植するという形で、時間の無駄なく治療スケジュールが組まれました。 妊娠に向けて生活を変える。サプリの効果も実感して 退職後の生活で一番大切にしたのは食生活。 「外で買ってくる食べものでは添加物が心配でしたが、自分で作る時間ができました。夫の体重が増加ぎみだったので、好物の揚げ物も調理法を工夫して油を減らしたり、朝は苦手だけど朝ご飯も食べるようになったり」 勤務先では不自然な姿勢でのパソコン業務や、強い冷房に悩まされていたので、整体に通いながら体を温めるよう心がけました。また、外に出なくても運動ができるようにとエアロバイクを購入し、夫婦で毎日続けているそうです。 さらに、サプリメントが心強い味方に。 「英の先生に葉酸などを摂っていないことを相談すると、『これからはしっかり摂っていったほうがいい。不足しやすい栄養素をサプリで補うといいでしょう』と院長先生が共同開発されているサプリを勧めていただき、これなら安心して飲める、と決めました」 採卵が終わった頃から女性用のサプリを飲み始めたところ、検査で内膜が厚くなっていることや体の巡りが良くなっていることが実際に数値でわかり、体にいいものがしっかり摂れているのだと安心したといいます。 その後、不足しがちなビタミンやミネラルを補えるベーシックサプリも取り入れ、ポリープ切除をして移植に臨んだところ、気持ちが安定したことも幸いしたのか、妊娠が判明しました。クリニックを替えてから数カ月のことでした。 「前の仕事を続けたまま病院に任せきりの治療をしていたら、私の場合はうまくいかなかったかもしれない。時間も費用もかかったけど、その間に夫とたくさん話し合い、自分たちで生活を変えたことは大きかったです」 バランスの良い食事をし、運動・睡眠と、生活の基本を見直し、さらに安心して治療できる環境を得てストレスがみるみる減っていったといいます。 「周囲に夫をはじめ、理解者が増えました。不妊治療の経験者である先輩たちにはたくさんアドバイスをもらうことができ、『妊娠はまだ?』と尋ねられても『今、治療を頑張っているので、しばらくその話題はすみません』と言えるようになりました。周りとの関係を作り、自分が少し強くなる時間があり、そのうえで信頼できる先生方と出会い、それで赤ちゃんが来てくれたのだろうと思います」 出典:女性のための健康生活マガジン jineko vol.36 2017 Winter≫ 掲載記事一覧はこちら アキコさんが「そろそろ赤ちゃんが欲しい」と思いはじめた3年と少し前、お仕事は激務で睡眠時間も短く、食事も満足にとれる時間がないという生活でした。自分の体のことが気になりつつも病院さえ満足に通えない苦しい毎日。そんな状況から自分たちを見つめ直し、だんなさまと二人で生活を変え、信頼できるクリニックを探し当てた途端、不妊治療は驚くほど順調に進んでいきました。彼女がどのように生活を改善していったのか、その粘り強い取り組みを紹介します。 妊活の必要性に気づいても、忙しすぎてストレス増大 アキコさんが妊娠について考えたのは、結婚して3カ月経った頃に見たドラマでのブライダルチェックのシーンがきっかけです。 「10代の頃から、生理不順や重い生理痛があって気になっていました」 近くの産婦人科を受診したところ、通常のままでは妊娠のチャンスが少ないとわかり、そのまま治療開始。しかしその頃の彼女の仕事は激務そのものでした。 「先輩が辞めて次第に忙しくなってしまい、朝は6時半に出勤、後輩からお昼休憩をまわしていたら自分の昼休みは夕方に…。夜はかろうじて頑張って自炊しても、それ以外はコンビニ中心で、睡眠も5時間とられたらよいという毎日でした」 肝心の妊活は、勤務先近くの産婦人科に。病院が開いている時間帯に昼休憩を取ってサッと受診して戻る。お昼ご飯をかき込んでまた夕方まで頑張る…。このような生活が1年半近く続きました。 夫婦で子どもをもつことをもう一度じっくり考える このままではダメだと思い始めたアキコさん。「仕事に代わりはいても、私の体や夫の体を気づかうのは私にしかできない」と思い直し、退職して不妊治療も専門クリニックで再スタート。しかしその治療の進め方には疑問が。「私と夫は治療方針に対して『なぜこの治療がいいのか?』と確認しながら進めたかった。でもその説明をしていただけなくて」 人工授精も5回を数え、そろそろ体外受精もと先生からお話があった頃、夫婦で話し合うことに。 「夫はそこで治療を続けるのは反対。そこで新たに病院を探し、候補となった2つの病院に夫婦で診察をお願いしました」 妊活中の女性にとって、夫が協力的かどうかは大きな問題。アキコさんはご主人とどのように話し合ったのでしょう。 「夫も最初は治療に対する温度差があり、クリニックに行くのも気が進まないようでした。男性が検査を受けることに抵抗があるのはわかりますが、それは女性も同じ。内診台に上がるのも最初はすごく抵抗があったし、注射も採血もすごく痛い。『それでも治療しているのは、単に子どもが欲しいだけじゃない。大事な人との子どもを授かりたいから頑張っているんだ』という私の気持ちをじっくり聞いてもらいました。そこでようやく夫も『それだけの思いで頑張ってくれているのなら、体外受精に進むと金額もかかるので、病院選びもしっかり考えないと』と思い直してくれました」 受診して夫婦で決めた病院は、英ウィメンズクリニック。「メモに書きためた質問に1つ1つ答えてくださった。こういう先生がいらっしゃる病院なら頑張れる。先生のお力を借りたいと思いました」。 以前に子宮鏡検査をした時、少し内膜にでこぼこがあると言われたものの治療でのフォローがなく気になっていたアキコさん。今回早速検査をしてみると、ストレスのせいか岩山のようにたくさんポリープができていました。ホルモンの補充をしながら採卵を進め、その間にポリープの切除をして、次に受精卵を移植するという形で、時間の無駄なく治療スケジュールが組まれました。 妊娠に向けて生活を変える。サプリの効果も実感して 退職後の生活で一番大切にしたのは食生活。 「外で買ってくる食べものでは添加物が心配でしたが、自分で作る時間ができました。夫の体重が増加ぎみだったので、好物の揚げ物も調理法を工夫して油を減らしたり、朝は苦手だけど朝ご飯も食べるようになったり」 勤務先では不自然な姿勢でのパソコン業務や、強い冷房に悩まされていたので、整体に通いながら体を温めるよう心がけました。また、外に出なくても運動ができるようにとエアロバイクを購入し、夫婦で毎日続けているそうです。 さらに、サプリメントが心強い味方に。 「英の先生に葉酸などを摂っていないことを相談すると、『これからはしっかり摂っていったほうがいい。不足しやすい栄養素をサプリで補うといいでしょう』と院長先生が共同開発されているサプリを勧めていただき、これなら安心して飲める、と決めました」 採卵が終わった頃から女性用のサプリを飲み始めたところ、検査で内膜が厚くなっていることや体の巡りが良くなっていることが実際に数値でわかり、体にいいものがしっかり摂れているのだと安心したといいます。 その後、不足しがちなビタミンやミネラルを補えるベーシックサプリも取り入れ、ポリープ切除をして移植に臨んだところ、気持ちが安定したことも幸いしたのか、妊娠が判明しました。クリニックを替えてから数カ月のことでした。 「前の仕事を続けたまま病院に任せきりの治療をしていたら、私の場合はうまくいかなかったかもしれない。時間も費用もかかったけど、その間に夫とたくさん話し合い、自分たちで生活を変えたことは大きかったです」 バランスの良い食事をし、運動・睡眠と、生活の基本を見直し、さらに安心して治療できる環境を得てストレスがみるみる減っていったといいます。 「周囲に夫をはじめ、理解者が増えました。不妊治療の経験者である先輩たちにはたくさんアドバイスをもらうことができ、『妊娠はまだ?』と尋ねられても『今、治療を頑張っているので、しばらくその話題はすみません』と言えるようになりました。周りとの関係を作り、自分が少し強くなる時間があり、そのうえで信頼できる先生方と出会い、それで赤ちゃんが来てくれたのだろうと思います」 出典:女性のための健康生活マガジン jineko vol.36 2017 Winter≫ 掲載記事一覧はこちら
2017.11.16
コラム 不妊治療
-
妊娠力を上げるカギになる?注目の栄養素ビタミンD
身近な“卵”で手軽に摂取!妊娠力を上げるカギになる?注目の栄養素ビタミンD いま注目の栄養成分「ビタミンD」。近年の研究で、妊娠力を高める働きがあることがわかってきました。草津レディースクリニックの森敏恵先生に詳しく話をお聞きしました。 栄養バランスのとれた食事で妊娠力を高めましょう 妊娠・出産を望まれる方にとって何より大切なのは、健康な体づくりです。なかでも食事は妊娠力を高めるための基本。ダイエットによる食事制限、外食やファストフード、インスタント食品の摂取など、不規則な食生活で栄養バランスが偏っていませんか?食事の量があり、カロリーは充分とれていても、必要な栄養素が不足していることがあります。必要な栄養素が不足すると、貧血や冷え性をまねいて妊娠力の低下、胎児の成長、出生児の成人後の成長にも影響を及ぼすといわれています。また、食事には気をつけているから大丈夫という方も、その方向性が間違っていることもありますので、時々見直しが必要です。妊娠力を高めるおもな栄養素には、皮膚・血管・筋肉など体の土台や、質の良い卵子をつくる「たんぱく質(肉・魚・卵)」、血液中のヘモグロビンをつくる「鉄(レバー・あさり)」、抗酸化作用があり、卵子の若返りや、血流・ホルモンの働きをうながす「ビタミンE(カボチャ・アボカド・ナッツ類)」、男性ホルモンを合成し、精子数や運動性を高める「亜鉛(カキ・ホタテ)」、赤ちゃんの健全な発育を助ける「葉酸(ほうれん草・レバー)」、子宮内膜をととのえる「ビタミンA(うなぎ・ほうれん草)」、精神を安定させる「カルシウム(牛乳・チーズ・小魚)」などがあります。何かを重点的に摂取するのではなく、それぞれの栄養素をバランスよく摂ることがポイントです。1日3食の規則正しい食生活を基本に、少量多品種の食事を心がけましょう。 妊娠力を高める栄養素いま話題のビタミンDとは? 最近注目されている栄養素のひとつに、ビタミンDがあります。日光を浴びることで皮膚のコレステロールから生成されるビタミンDは、血液中のカルシウム濃度を上げる働きがあり、健康な骨の形成にかかわっていることが知られています。ビタミンDが不足すると、骨の病気である骨軟化症、骨粗しょう症が増えます。一方、ビタミンDを補うことで、がんの予防、感染症の予防、2型糖尿病の予防の可能性、さらに、子宮・卵巣・精巣・精子にもよい働きをすることがわかってきました。妊娠中にビタミンDが不足すると、母体や胎児へのリスク、出産のリスクが高くなります。また、卵胞発育障害、着床障害、免疫性の不育症といった不妊要因にもビタミンDが深く影響しているという報告もあります。ビタミンDについては、1日15分の日光浴で必要量を生成できるといわれますが、女性にはむずかしい課題かもしれません。むしろ日焼け対策として、日焼け止めや日傘で、あえて日光を避けている人のほうが多いのではないでしょうか。日光を避ける生活がビタミンDの生成を抑え、ビタミンD不足につながっている皮肉な現状があります。とはいえ、日焼けはできるだけ避けたいというのが女性の本音でしょう。そこで、不足するビタミンDを身近にある食品から摂取する方法もあります。ビタミンDを含む食品には、鮭・カツオ・しらす干し・鶏卵・きくらげなどがあり、これらの食品を積極的にとることもひとつ。ただし、ビタミンDは油と一緒に調理することで吸収を高める脂溶性の栄養素。水溶性のように体内の余分な栄養素を尿として排出できないため、過剰摂取には注意が必要です。ビタミンDについて気になる方には、まずは血液検査をおすすめします。検査の結果、ビタミンDが不足しているようであれば、ビタミンDを含む食品やサプリの摂取をはじめ、ほかの栄養素とのバランスを考えた食事を心がけ、妊娠力を高めていきましょう。 ビタミンDをしっかり摂って妊娠力を高めよう ビタミンDは妊娠力を高めるために、どんな働きをしているのでしょうか。AMH、PCOS、着床率との関係など、近年のさまざまな研究報告に基づき、森先生にご説明いただきました。 ビタミンDでPCOSを改善 ビタミンDはインスリン抵抗性との関連があり、ビタミンD不足は、遺伝的な要因をはじめ、食生活や生活習慣が起因しやすい、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)でも検討されています。ビタミンDとカルシウムの投与で、インスリンの抵抗性、男性ホルモン値、月経周期の乱れ、排卵の改善が見られたという報告もたくさんあります。 血液中のビタミンDと着床率ビタミンD濃度と 海外の研究では、血液中と卵胞液中のビタミンDは互いに影響しており、ビタミンD濃度が高いと妊娠率が上がるという報告があります。詳細なデータによると、卵胞液中のビタミンDが1ng/mg上がると、妊娠率が6%上昇したとのこと。一方、習慣性流産の方のビタミンD濃度は低いとの報告もあります。ビタミンD濃度が低下すると抗リン脂質抗体、NK活性、抗核抗体、抗DNA抗体の数値が上昇するそうです。あくまで海外の文献ですので、日本人の研究ではどのような結果が出るのか、今後もビタミンDと妊娠率について注目していきます。 ビタミンD濃度とAMHの関係 40歳以上の女性では、ビタミンDの濃度が低いと、AMHの値も低くなることがわかりました。ビタミンDは日光と関係しているため、夏は血液中のビタミンD濃度が高く、冬は低くなるという特徴があります。AMHもビタミンDと同様の季節性変化を示しており、AMHの値が低くなる冬にビタミンDを食事で摂取すると、この変動がなくなったという報告があります。また別の実験でも、ビタミンDによりAMH値が増加することが示されています。ビタミンD不足の女性にとって、ビタミンDの補充は、妊娠力を高める有効な方法かもしれません。AMHとは?AMH(抗ミュラー管ホルモン)は、発育途中の卵胞から分泌される女性ホルモンの一種で、卵巣機能の予備能(卵巣に残っている卵子の数)を知るための指標とされています。 妊活の強い味方D-upプロジェクト・サイトOPEN !! これまであまり知られてこなかったビタミンDの優れた力についてさまざまな切り口で紹介するサイトがオープンしました。妊娠力とビタミンDの関係についても詳しく解説しています。ビタミンDの上手な摂取の仕方もここでチェックして!≫ http://d-up.life/ 草津レディースクリニック 森 敏恵先生日本産科婦人科学会専門医、日本生殖医学会会員、日本受精着床学会会員、日本卵子学会会員。滋賀県内の産婦人科などを経て、草津レディースクリニック院長に就任。「お産は感動の連続。自身も妊娠・出産で感じた喜びを、より多くの方に経験してほしい」と、現在は産婦人科医から不妊治療専門医として活躍中。 出典:女性のための健康生活マガジン jineko vol.31 2016 Autumn≫ マガジンの記事がすべてご覧いただけます! 【人気コラム】ユーザーストーリー~あなたに伝えたいメッセージ~ 【人気コラム】田村秀子先生の心の玉手箱 【役立つ】不妊についてもっと知ろう!不妊とは? 【おすすめ】フリーマガジン「ジネコ」各号記事一覧 身近な“卵”で手軽に摂取!妊娠力を上げるカギになる?注目の栄養素ビタミンD いま注目の栄養成分「ビタミンD」。近年の研究で、妊娠力を高める働きがあることがわかってきました。草津レディースクリニックの森敏恵先生に詳しく話をお聞きしました。 栄養バランスのとれた食事で妊娠力を高めましょう 妊娠・出産を望まれる方にとって何より大切なのは、健康な体づくりです。なかでも食事は妊娠力を高めるための基本。ダイエットによる食事制限、外食やファストフード、インスタント食品の摂取など、不規則な食生活で栄養バランスが偏っていませんか?食事の量があり、カロリーは充分とれていても、必要な栄養素が不足していることがあります。必要な栄養素が不足すると、貧血や冷え性をまねいて妊娠力の低下、胎児の成長、出生児の成人後の成長にも影響を及ぼすといわれています。また、食事には気をつけているから大丈夫という方も、その方向性が間違っていることもありますので、時々見直しが必要です。妊娠力を高めるおもな栄養素には、皮膚・血管・筋肉など体の土台や、質の良い卵子をつくる「たんぱく質(肉・魚・卵)」、血液中のヘモグロビンをつくる「鉄(レバー・あさり)」、抗酸化作用があり、卵子の若返りや、血流・ホルモンの働きをうながす「ビタミンE(カボチャ・アボカド・ナッツ類)」、男性ホルモンを合成し、精子数や運動性を高める「亜鉛(カキ・ホタテ)」、赤ちゃんの健全な発育を助ける「葉酸(ほうれん草・レバー)」、子宮内膜をととのえる「ビタミンA(うなぎ・ほうれん草)」、精神を安定させる「カルシウム(牛乳・チーズ・小魚)」などがあります。何かを重点的に摂取するのではなく、それぞれの栄養素をバランスよく摂ることがポイントです。1日3食の規則正しい食生活を基本に、少量多品種の食事を心がけましょう。 妊娠力を高める栄養素いま話題のビタミンDとは? 最近注目されている栄養素のひとつに、ビタミンDがあります。日光を浴びることで皮膚のコレステロールから生成されるビタミンDは、血液中のカルシウム濃度を上げる働きがあり、健康な骨の形成にかかわっていることが知られています。ビタミンDが不足すると、骨の病気である骨軟化症、骨粗しょう症が増えます。一方、ビタミンDを補うことで、がんの予防、感染症の予防、2型糖尿病の予防の可能性、さらに、子宮・卵巣・精巣・精子にもよい働きをすることがわかってきました。妊娠中にビタミンDが不足すると、母体や胎児へのリスク、出産のリスクが高くなります。また、卵胞発育障害、着床障害、免疫性の不育症といった不妊要因にもビタミンDが深く影響しているという報告もあります。ビタミンDについては、1日15分の日光浴で必要量を生成できるといわれますが、女性にはむずかしい課題かもしれません。むしろ日焼け対策として、日焼け止めや日傘で、あえて日光を避けている人のほうが多いのではないでしょうか。日光を避ける生活がビタミンDの生成を抑え、ビタミンD不足につながっている皮肉な現状があります。とはいえ、日焼けはできるだけ避けたいというのが女性の本音でしょう。そこで、不足するビタミンDを身近にある食品から摂取する方法もあります。ビタミンDを含む食品には、鮭・カツオ・しらす干し・鶏卵・きくらげなどがあり、これらの食品を積極的にとることもひとつ。ただし、ビタミンDは油と一緒に調理することで吸収を高める脂溶性の栄養素。水溶性のように体内の余分な栄養素を尿として排出できないため、過剰摂取には注意が必要です。ビタミンDについて気になる方には、まずは血液検査をおすすめします。検査の結果、ビタミンDが不足しているようであれば、ビタミンDを含む食品やサプリの摂取をはじめ、ほかの栄養素とのバランスを考えた食事を心がけ、妊娠力を高めていきましょう。 ビタミンDをしっかり摂って妊娠力を高めよう ビタミンDは妊娠力を高めるために、どんな働きをしているのでしょうか。AMH、PCOS、着床率との関係など、近年のさまざまな研究報告に基づき、森先生にご説明いただきました。 ビタミンDでPCOSを改善 ビタミンDはインスリン抵抗性との関連があり、ビタミンD不足は、遺伝的な要因をはじめ、食生活や生活習慣が起因しやすい、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)でも検討されています。ビタミンDとカルシウムの投与で、インスリンの抵抗性、男性ホルモン値、月経周期の乱れ、排卵の改善が見られたという報告もたくさんあります。 血液中のビタミンDと着床率ビタミンD濃度と 海外の研究では、血液中と卵胞液中のビタミンDは互いに影響しており、ビタミンD濃度が高いと妊娠率が上がるという報告があります。詳細なデータによると、卵胞液中のビタミンDが1ng/mg上がると、妊娠率が6%上昇したとのこと。一方、習慣性流産の方のビタミンD濃度は低いとの報告もあります。ビタミンD濃度が低下すると抗リン脂質抗体、NK活性、抗核抗体、抗DNA抗体の数値が上昇するそうです。あくまで海外の文献ですので、日本人の研究ではどのような結果が出るのか、今後もビタミンDと妊娠率について注目していきます。 ビタミンD濃度とAMHの関係 40歳以上の女性では、ビタミンDの濃度が低いと、AMHの値も低くなることがわかりました。ビタミンDは日光と関係しているため、夏は血液中のビタミンD濃度が高く、冬は低くなるという特徴があります。AMHもビタミンDと同様の季節性変化を示しており、AMHの値が低くなる冬にビタミンDを食事で摂取すると、この変動がなくなったという報告があります。また別の実験でも、ビタミンDによりAMH値が増加することが示されています。ビタミンD不足の女性にとって、ビタミンDの補充は、妊娠力を高める有効な方法かもしれません。AMHとは?AMH(抗ミュラー管ホルモン)は、発育途中の卵胞から分泌される女性ホルモンの一種で、卵巣機能の予備能(卵巣に残っている卵子の数)を知るための指標とされています。 妊活の強い味方D-upプロジェクト・サイトOPEN !! これまであまり知られてこなかったビタミンDの優れた力についてさまざまな切り口で紹介するサイトがオープンしました。妊娠力とビタミンDの関係についても詳しく解説しています。ビタミンDの上手な摂取の仕方もここでチェックして!≫ http://d-up.life/ 草津レディースクリニック 森 敏恵先生日本産科婦人科学会専門医、日本生殖医学会会員、日本受精着床学会会員、日本卵子学会会員。滋賀県内の産婦人科などを経て、草津レディースクリニック院長に就任。「お産は感動の連続。自身も妊娠・出産で感じた喜びを、より多くの方に経験してほしい」と、現在は産婦人科医から不妊治療専門医として活躍中。 出典:女性のための健康生活マガジン jineko vol.31 2016 Autumn≫ マガジンの記事がすべてご覧いただけます! 【人気コラム】ユーザーストーリー~あなたに伝えたいメッセージ~ 【人気コラム】田村秀子先生の心の玉手箱 【役立つ】不妊についてもっと知ろう!不妊とは? 【おすすめ】フリーマガジン「ジネコ」各号記事一覧
2016.8.30
コラム 不妊治療
-
【ドライカレー】美味しく腸活!Jineko Cooking
TEIJIN(帝人株式会社)presents 体にいい炭水化物 スーパー大麦を使った腸活レシピをご紹介!
2020.4.25
コラム くらし
-
【エビピラフ】美味しく腸活!Jineko Cooking
TEIJIN(帝人株式会社)presents 体にいい炭水化物 スーパー大麦を使った腸活レシピをご紹介!
2020.4.24
コラム くらし
-
【オクラ納豆梅あえ】美味しく腸活!Jineko Cooking
TEIJIN(帝人株式会社)presents 体にいい炭水化物 スーパー大麦を使った腸活レシピをご紹介!
2020.4.24
コラム くらし
-
【コブサラダ】美味しく腸活!Jineko Cooking
TEIJIN(帝人株式会社)presents 体にいい炭水化物 スーパー大麦を使った腸活レシピをご紹介!
2020.4.24
コラム くらし