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不妊治療は女性一人で頑張るものではない。
不妊治療は女性一人で頑張るものではない。 忙しい仕事をセーブして二人で挑んだ期限一年の不妊治療。
2020.10.16
コラム 不妊治療
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年齢に問題がないのになぜ妊娠できないの?
年齢に問題がないのになぜ妊娠できないの? 大切なのは正しい情報と知識。 納得いくクリニックで無事に妊娠!
2020.10.9
コラム 不妊治療
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【Q&A】DHEA服薬を止めてから -浅田先生
テストステロンをあびた子どもは自閉症になりやすいと聞き不安です。浅田レディースクリニックの浅田義正先生にお答えいただきました。
2020.8.21
専門医Q&A 不妊治療
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【Q&A】DHEA服薬を止めてから -北村先生
テストステロンをあびた子どもは自閉症になりやすいと聞き不安です。明大前アートクリニックの北村誠司先生にお答えいただきました。
2020.8.21
専門医Q&A 不妊治療
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【Q&A】体外受精をあきらめて、タイミング法に変えた場合の注意点は? -浅田先生
体外受精からタイミング法へ。ピルなどでコントロールしていたので、自分の体のサイクルが分かりません。浅田レディースクリニックの浅田義正先生にお答えいただきました。
2020.8.13
専門医Q&A 不妊治療
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【Q&A】高度不妊治療の移植前について -北村先生
移植前に性交渉をすると着床率があがるという情報、正しい? 明大前アートクリニックの北村誠司先生にお答えいただきました。
2020.8.4
専門医Q&A 不妊治療
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【Q&A】高度不妊治療の移植前について -浅田先生
移植前に性交渉をすると着床率があがるという情報、正しい? 浅田レディースクリニックの浅田義正先生にお答えいただきました。
2020.8.4
専門医Q&A 不妊治療
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左側の卵管がなく、右側も詰まっていたら自然妊娠は難しい?
左側の卵管がなく、右側も詰まっていたら自然妊娠は難しい? 2017/7/25 奥田 剛 先生(日暮里レディースクリニック) 相談者:しー姫さん(27歳) 体外受精について 結婚して6年。結婚後、6ヵ月ほどで妊娠したのですが、子宮外妊娠して左の卵管を取りました。先日、不妊外来に行って子宮卵管造影検査をしたところ、「右の卵管も使えない」といわれて、自然妊娠は不可能だということ。まだ若いので自然妊娠の可能性を信じたいのですが、先生は「体外受精しか方法はない」といいます。卵管の左側がなく、右側は詰まっている場合、やはり体外受精に進むしかないのでしょうか。卵管の問題以外では、生理が3日程度で終わってしまうことが多く、基礎体温はバラバラの状態です。 残っている片側の卵管も詰まっている場合、自然妊娠は難しいですか? 時間的に余裕があり、自然な形での妊娠にこだわりたいということでしたら、閉塞している部分を治療するという方法もあります。しー姫さんは卵管のどの部分が詰まっているのでしょうか。場所によってその治療法は異なってくると思います。 もし先端の部分で詰まっているのなら腹腔鏡、根元で詰まっているのならFT(卵管鏡下卵管形成術)という選択になるかと思います。 仮にFTをやって右側の卵管も開通した場合、片方だけの卵管で排卵する確率がきっちり50%になるかというとそうではなく、もちろん両側ある場合より確率は下がりますが、60%程度は維持できるのでは。そうなると、自然妊娠できる可能性は十分あると思います。 卵管だけでなく、生理や排卵の問題もあるようですが。 不妊の原因について、卵管だけに着目するのは危険だと思います。排卵に何か問題があるようですし、卵管が閉塞したのは子宮内膜症など免疫因子が隠れているせいかもしれません。少なくとも5年ほど不妊期間があるわけですから、その間に精子の状態も悪くなっている可能性もあります。 自然妊娠を望まれているのなら、子宮卵管造影検査だけではなく、基本的なホルモン検査やご主人の精液検査、AMH(抗ミュラー管ホルモン)の測定など、不妊に関するひと通りの検査を受けることが必要だと思います。まずはそこからだと思いますね。 担当医の先生がおっしゃるように、このまますぐに体外受精に進むという選択もありますか? 27歳と年齢的にはまだ若く、卵子の質は良いと思うので、体外受精だったら3割くらいの妊娠率が望めるのではないでしょうか。卵巣機能などに問題がなければ卵子の数もある程度確保できるので、採卵の回数も少なくて済むと思います。 体外受精、自然妊娠のどちらを選ぶかは、「なるべく早く子供が欲しい」「時間をかけても自然な形にこだわりたい」など、ご夫婦の考え方で変わってくるでしょう。 もし現在診ていただいている先生の方針に納得がいかなかったら、別の施設でセカンドオピニオンを聞いてみるのもいいのでは。もう少し現状についての情報を増やし、納得できる形で治療に臨んでいただきたいと思います。 奥田先生より まとめ ●FTなどで詰まりを解消すれば自然妊娠できる可能性も ●卵管だけでなく、まずはひと通りの不妊検査を受けること [無料]気軽にご相談ください お話を伺った先生のご紹介 奥田 剛 先生(日暮里レディースクリニック) 昭和大学医学部卒業。カリフォルニア大学研究留学、せんぽ東京高輪病院、京野アートクリニック、津田沼IVFクリニック勤務などを経て、2016年日暮里レディースクリニックを開設。日本産科婦人科学会(産婦人科専門医・指導医)、日本生殖医学会(生殖医療専門医)、日本卵子学会(生殖補助医療胚培養士)、臨床研修指導医。「不妊治療は時間が大事。迷ったら躊躇せず、相談だけでもいいので気軽に来院してください」。 ≫ 日暮里レディースクリニック 左側の卵管がなく、右側も詰まっていたら自然妊娠は難しい? 2017/7/25 奥田 剛 先生(日暮里レディースクリニック) 相談者:しー姫さん(27歳) 体外受精について 結婚して6年。結婚後、6ヵ月ほどで妊娠したのですが、子宮外妊娠して左の卵管を取りました。先日、不妊外来に行って子宮卵管造影検査をしたところ、「右の卵管も使えない」といわれて、自然妊娠は不可能だということ。まだ若いので自然妊娠の可能性を信じたいのですが、先生は「体外受精しか方法はない」といいます。卵管の左側がなく、右側は詰まっている場合、やはり体外受精に進むしかないのでしょうか。卵管の問題以外では、生理が3日程度で終わってしまうことが多く、基礎体温はバラバラの状態です。 残っている片側の卵管も詰まっている場合、自然妊娠は難しいですか? 時間的に余裕があり、自然な形での妊娠にこだわりたいということでしたら、閉塞している部分を治療するという方法もあります。しー姫さんは卵管のどの部分が詰まっているのでしょうか。場所によってその治療法は異なってくると思います。 もし先端の部分で詰まっているのなら腹腔鏡、根元で詰まっているのならFT(卵管鏡下卵管形成術)という選択になるかと思います。 仮にFTをやって右側の卵管も開通した場合、片方だけの卵管で排卵する確率がきっちり50%になるかというとそうではなく、もちろん両側ある場合より確率は下がりますが、60%程度は維持できるのでは。そうなると、自然妊娠できる可能性は十分あると思います。 卵管だけでなく、生理や排卵の問題もあるようですが。 不妊の原因について、卵管だけに着目するのは危険だと思います。排卵に何か問題があるようですし、卵管が閉塞したのは子宮内膜症など免疫因子が隠れているせいかもしれません。少なくとも5年ほど不妊期間があるわけですから、その間に精子の状態も悪くなっている可能性もあります。 自然妊娠を望まれているのなら、子宮卵管造影検査だけではなく、基本的なホルモン検査やご主人の精液検査、AMH(抗ミュラー管ホルモン)の測定など、不妊に関するひと通りの検査を受けることが必要だと思います。まずはそこからだと思いますね。 担当医の先生がおっしゃるように、このまますぐに体外受精に進むという選択もありますか? 27歳と年齢的にはまだ若く、卵子の質は良いと思うので、体外受精だったら3割くらいの妊娠率が望めるのではないでしょうか。卵巣機能などに問題がなければ卵子の数もある程度確保できるので、採卵の回数も少なくて済むと思います。 体外受精、自然妊娠のどちらを選ぶかは、「なるべく早く子供が欲しい」「時間をかけても自然な形にこだわりたい」など、ご夫婦の考え方で変わってくるでしょう。 もし現在診ていただいている先生の方針に納得がいかなかったら、別の施設でセカンドオピニオンを聞いてみるのもいいのでは。もう少し現状についての情報を増やし、納得できる形で治療に臨んでいただきたいと思います。 奥田先生より まとめ ●FTなどで詰まりを解消すれば自然妊娠できる可能性も ●卵管だけでなく、まずはひと通りの不妊検査を受けること [無料]気軽にご相談ください お話を伺った先生のご紹介 奥田 剛 先生(日暮里レディースクリニック) 昭和大学医学部卒業。カリフォルニア大学研究留学、せんぽ東京高輪病院、京野アートクリニック、津田沼IVFクリニック勤務などを経て、2016年日暮里レディースクリニックを開設。日本産科婦人科学会(産婦人科専門医・指導医)、日本生殖医学会(生殖医療専門医)、日本卵子学会(生殖補助医療胚培養士)、臨床研修指導医。「不妊治療は時間が大事。迷ったら躊躇せず、相談だけでもいいので気軽に来院してください」。 ≫ 日暮里レディースクリニック
2020.7.25
コラム 不妊治療
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AMHの値は短期間で変化する? 採卵ごとに測定したほうがいい?
皆さんの治療に関する相談を全国のドクターにお聞きして、誌面でアドバイスをお届けする人気企画「ジネコ セカンドオピニオン」。ジネコの応援ドクターが丁寧にお答えいたします
2020.6.26
コラム 不妊治療
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遺伝的なつながりのない子どもを愛することはできるのでしょうか?
卵子提供を伴う体外受精を検討している場合、「自分と遺伝的なつながりのない子どもを、愛情を持って育てられるだろうか」という心配を抱くこともあるかと思います。国際的に活躍する生殖補助専門医、ニチケ・マルクス先生に詳しいお話を伺いました。卵子提供という選択肢を提示されて、ショックを受ける方もいらっしゃると思いますが…今日、卵子提供を伴う体外受精は決して珍しいケースではありません。スペインでは国内で実施されている体外受精のうち3分の1が提供卵子によるもので、その結果1年に4万人の赤ちゃんが誕生していると報告されています。ご自身の卵子で妊娠することが厳しい女性にとって、卵子提供を伴う体外受精は、妊娠・出産するための唯一の方法です。しかしながら、「いつか子どもを持ちたい」と漠然と夢をみている時には、まさか自分に卵子提供が必要になるなんて予想だにしないもの。ですから卵子提供が必要だと診断されたときのショックは非常に大きく、「遺伝的なつながりのない子どもを、愛情を持って育てることができるのだろうか」という懸念が湧いてしまうのも、とても自然なことです。「私に似ているのか?」「性格は私たちに似るのか?」「幸せな親子関係を築けるのだろうか?」といった心配が顔を出してしまうのは当然ではないでしょうか。長期に渡る不妊治療を経験して、先のステップまでイメージできているような方を除き、ほとんどの女性は「他人の卵子の提供を受けて妊娠をする」という治療法を受け入れる心の準備ができていません。人それぞれの受け止め方・決断があるなかで、やはりどうしても母親/父親になりたいと願うカップルは、必要なだけの時間をかけてこの治療法を理解し、納得した上で受け入れ、治療に進まれています。母親と遺伝的なつながりがない子どもを持つ選択肢について検討する際には、専門知識を持つカウンセラーなどプロフェッショナルのサポートの元、十分に熟考し、パートナーがいる場合にはパートナーとしっかり話し合うことが非常に大切です。もしも、「卵子提供によって生まれた事実を子どもに話すべき?」「家族には受け入れられるだろうか?」「周囲の人に話すか?」といった、すでにその子どもがこの世に存在しているかのような心配事や疑問などが浮かんできたら、それは患者がこの治療の可能性を「受け入れつつある」サイン。生活環境、文化、本人の考え方などによる違いはあるとはいえ、決断に至るまでのプロセスはカウンセリングの観点からも最も難しいポイントですが、プロのサポートを得られれば、スムーズに進めてゆくことができます。 遺伝的なつながりなしで、愛情に満ちた親子関係が築けるものでしょうか?卵子提供により誕生した子どもは、法的にも出産した女性の子ども(嫡出子)となります。その子は、妊娠したいという患者の願いがあったからこそ、そこに存在しているのです。患者が治療の決断をし、妊娠期間中に大切にお腹の中で育て、出産をしたからこそ存在する命です。血縁関係があるから、親子関係が存在するのではありません。親子で共に時間を過ごし、子育てをしていく過程で絆が深まっていくものです。妊娠期間中、母親である女性と赤ちゃんとの絆が深まっていきます。誕生後、赤ちゃんのそばで愛情を持ってお世話をすることで、赤ちゃんは安全で守られている気持ちを持つことができ、親子の絆や信頼関係が形成されていきます。 妊娠5ヶ月から6ヶ月くらいで、胎児は子宮の外の音や明るさを感じ始め、母親の感情なども察知することができるようになります。さらには聞こえてくる声を通して、周囲にいる人の存在も認識していきます。 また、誕生後数年をかけて、子どもの人格が形成されていきます。その子がもともと持っている気質がベースになりはしますが、誕生後の環境、教育や経験も人格形成に大きく影響します。生後8ヶ月くらいで、「個人」という存在であると認識し始めるころから人格形成がスタートし、色々な経験や発見を通して子どもの人格がより個性的に形作られていくのです。もちろん、卵子提供を受けて遺伝的なつながりのない子どもを妊娠し出産するという選択を受け入れがたく感じる方もいらっしゃるでしょう。ただ、「なぜ遺伝的なつながりが大切だと思っているのか?」という部分を掘り下げて考えてみると、案外「世間ではそう考えられているから」「それが常識だから」といった理由である場合も多いです。人生における大きな選択ですので、よく話し合い、ご自身とパートナーの納得のいく決断をすることが、最も重要なことです。ただ、遺伝的なつながりと、愛情溢れる親子関係との間に関連はなく、子どもの人格形成や性格に影響を与えるのは遺伝子よりも生活をしていく環境にあるということは、お伝えしておきたいと思います。 ニチケ・マルクス(Markus Nitzschke)先生 生殖補助医療専門医・産婦人科医。世界各国のクリニックでの経験を経て、現在は各所のクリニックと提携しながら国際的な活動を展開。特に卵子提供を伴う体外受精を行う。≫ Instituto de Reproducción CEFER(Amrita Fertility Japan提携クリニック)
2020.6.13
インタビュー 不妊治療
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【Q&A】得られる胚が少なく、移植しても流産ばかりです。どうしたらいいですか? -浅田先生
AMHが低く、何度も採卵を繰り返し。。。浅田レディースクリニックの浅田義正先生にお答えいただきました。
2020.5.17
専門医Q&A 不妊治療
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【Q&A】静脈麻酔について -浅田先生
マスクからの麻酔と注射の麻酔では目覚めが違う。浅田レディースクリニックの浅田義正先生にお答えいただきました。
2020.5.10
専門医Q&A 不妊治療
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【Q&A】静脈麻酔について -北村先生
マスクからの麻酔と注射の麻酔では目覚めが違う。明大前アートクリニックの北村誠司先生にお答えいただきました。
2020.5.10
専門医Q&A 不妊治療
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提供卵子による妊娠・出産はハイリスクになる?
「卵子提供を伴う体外受精を受ける場合、妊娠・出産のリスクが上がる」といった話がメディアで話題になることがありますが、実際のところ、どうなのでしょうか。国際的に活躍する生殖補助専門医、ニチケ・マルクス先生に詳しいお話を伺いました。 卵子提供を伴う体外受精を受けることによるリスクはあるのでしょうか?提供卵子による体外受精についてはまだよく知られていないため、一部のメディアや専門家は「提供卵子による体外受精の場合、妊娠や出産のリスクが上がる」と説明することもあるようですが、そうした指摘は事実とは異なります。卵子提供を伴う体外受精そのものにリスクはありません。ただし、治療を受ける女性の年齢が上がるにつれて、妊娠糖尿病、子癇前症、タンパク尿、前期破水、早産といったリスクは上昇します。そのため治療前にはしっかりと患者の健康状態と医療履歴を仔細に渡ってチェックし、治療およびそのあとに続く妊娠・出産に差し支えない万全な状態であることを確認します。 別の女性の卵子を使うことで、拒否反応が起きることはないのでしょうか?拒否反応、特に血液型に関する拒否反応については心配される方が大勢いらっしゃいますが、医学的に見ると、患者と提供者の血液型が必ず一致しなければならないということはありません。血液型の異なる患者・提供者間でも治療を進めることは可能です。しかし、スペインにおいては「免疫的・身体的な特徴が限りなく類似している」ことを条件に提供者を探すことが推薦されているため、血液型や身体的特徴が近い女性をドナーとしてお探ししております。 卵子提供を伴う体外受精を行うと、妊娠・出産リスクが上がるのでしょうか?例外はありますが、提供卵子による不妊治療を受ける患者は、多くの場合が高齢です。したがって妊娠高血圧症の可能性がわずかに上昇します。特に、45歳以上ですと妊娠・出産に当たって問題のない健康状態であることを示す主治医の診断書や追加検査が必要になる場合があります。ですので、妊娠・出産に関わるリスクの上昇は、卵子提供を受けるかどうかではなく、妊娠出産をされる女性の年齢に関連しています。 卵子提供を伴う体外受精による妊娠の場合、多胎妊娠や早産が多くなりますか?答えは「いいえ」です。スペインでは、法律により移植できる胚の数は最大3つまでと決められています。その上で、移植をする胚の数は、患者の年齢、健康状態、胚の状態などを慎重に考慮した上で医師が決定します。多胎妊娠は母子へのリスクを上昇させる原因となることから、生殖補助医療の専門家は単胎妊娠を勧めています。卵子提供を伴う体外受精の場合、当院では胚盤胞まで培養を行っていることと、ほとんどのドナーの年齢が30歳以下であることから、単一胚移植を行なっております。 卵子提供を伴う体外受精で、産み分けをすることはできますか?「できる」とも言えますし、「できない」とも言えます。というのも、卵子の提供を受けたからといって、赤ちゃんの性別が分かるわけではないからです。ただし何らかの遺伝性疾患がある場合や、健康に発育する可能性について事前に確認したい場合には特別なスクリーニングや着床前診断を受診するという選択肢もあり、国によっては、これにより事前に性別を知ることが認められている場合もあります。産み分けについても、可能であるかどうかは国によって変わります。スペインでは、遺伝性疾患などの医学的な理由がない限り産み分けをすることは法律で禁止されています。 欧州一の卵子提供実績を誇るスペインの専門家の見解として、以上の通り、卵子提供を受けられた方の妊娠・出産に関するサポートは、自然妊娠の場合と同様で問題ないと考えています。しかし、患者の年齢が上がるにつれて妊娠・出産のリスクが上昇しますので、その点を踏まえた産婦人科選びが大切なポイントになるでしょう。また、胎児のスクリーニングなどを実施する場合、母親となる女性の年齢に基づいて結果が出されるため、卵子提供を受けられた場合、検査の正確性を期して卵子提供者の年齢を伝えることも大事です。 ニチケ・マルクス(Markus Nitzschke)先生 生殖補助医療専門医・産婦人科医。世界各国のクリニックでの経験を経て、現在は各所のクリニックと提携しながら国際的な活動を展開。特に卵子提供を伴う体外受精を行う。≫ Instituto de Reproducción CEFER(Amrita Fertility Japan提携クリニック)
2020.5.9
インタビュー 不妊治療
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【Q&A】 ショート法でのレトロゾール服用について -浅田先生
卵巣の腫れが心配でレトロゾールを処方されました。たくさん採卵したいのに。。浅田レディースクリニックの浅田義正先生にお答えいただきました。
2020.5.3
専門医Q&A 不妊治療
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【Q&A】 ショート法でのレトロゾール服用について -北村先生
卵巣の腫れが心配でレトロゾールを処方されました。たくさん採卵したいのに。。明大前アートクリニックの北村誠司先生にお答えいただきました。
2020.5.3
専門医Q&A 不妊治療
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子宮内膜症で採卵が困難。子宮内膜症と不妊、どちらの治療を優先すべき?
子宮内膜症による癒着などのため、卵子が採りにくいという場合、それでも採卵を優先すべきか、先に子宮内膜症の治療を選択したほうがいいのか。 かしわざき産婦人科の柏崎祐士先生に詳しいお話を伺いました。
2020.4.27
コラム 不妊治療
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体外受精を何度か試みてもなかなか着床しません。年齢のせいでしょうか?
体外受精を始め、妊娠はしたものの稽留流産や自然流産になり、その後の体外受精では着床しなくなってしまったyoshitaniさん。原因として何が考えられるのか、いくたウィメンズクリニックの生田克夫先生に伺いました。
2020.4.24
コラム 不妊治療
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自己抗体が陽性のせいか胚盤胞になりにくい。どんな治療法が望ましい?
高齢に加え、不妊と関連のある自己抗体が陽性でなかなか結果が出ない場合、どんな治療法を選択すればいいのでしょうか。松本レディースクリニックの松本玲央奈先生に詳しいお話を伺いました。
2020.4.23
コラム 不妊治療
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採卵数、受精卵の凍結数が低下。休んで体調を整えるべき?治療を継続すべき?
二度の流産を経験した相談者さん。薬の副作用にも悩まされ、採卵数や受精卵の数が減っていることに焦りを感じています。いったん薬をやめて治療も休んで体調を整えるべきなのか。キネマアートクリニックの渋井幸裕先生からアドバイスをいただきます。
2020.4.22
コラム 不妊治療