とても長くなりますが、読んで下さい。

４年前、我が家も同じことがありました。もっと酷い状態だったかもしれません。
その時、父は５６歳、相手の女性は１９歳のキャバクラの女の子でした。
相手の女性は、もちろん浮気でも遊びでもなく、お金目当てでした。
会社の人に連れて行かれた始めてのキャバクラで、父とその女性は知り合いました。
そこから我が家の地獄が始まりでした。
父は勝手に会社を辞め、退職金（全て）、土地を担保に600万、多数の金融機関から把握出来ない程の額を借ていました。
たった1週間で、です。
私が行動を起こした時には後戻りできない状態になっていました。

限度額を超えると、今度は母から、勝手に保険を解約し、通帳を持ち出し、娘の私の財布を盗み、私の彼氏（今の主人）からもお金を借りていきました。
母に何度も「初めは３万でも、次は３０万になる、その次は３００万、次は３千万になる、だからお金を渡さないで！」と言っても「まさか？借りられるよりも渡す方がいい」って母は言うんです…。
母のお金もなくなり。
最終的に父は３千万の借金を背負うことになりました。
父が使ったお金、全て合わせると幾らになるのか考えるのも嫌です。
返せば返しただけ借金の額が増えていきました、こんな矛盾ありません…。
父と母が２人で培ってきたモノ全てキャバクラに持っていかれたんです。

ひとりのキャバクラの女の子と別れさせても、腐るほどにキャバクラはあって…。
お金を渡さないと父は包丁を持ち出すこともありました。
警察に来てもらったこともあります。
彼氏も、泣まながら父の胸元を掴み「いいかげんにしろ！」と怒鳴ってくれたこともありました。
父は何も変わらなかったですが、私は彼氏の行動に「私が強くならないと」気持ちを固められました。
母を父と離し、私と母とでマンションに移り住みました。
そしたら今度は母の会社に「金出せ！」と怒鳴り込んだり。
時には「戻ってきてくれ」と泣きながら土下座をしたり。
「もしかしたら元の父に戻ってくれるかもしれない、まだ間に合うかもしれない…」何度も思い、何度も裏切られました。
マンションは教えなかったのですが、それでも最後の連絡方法として私の携帯の番号だけは父に伝えてありました。
怒鳴って電話をしてきたり、泣きながら電話をしてきたり…ウンザリでした。
どれだけの時間、父と話しをしたでしょうか…。
３年間こんな日々が繰り返し続きました…私の涙も枯れました。


最後の終止符は…1年前です。
何を思ったのかキャバクラの女の子から「３００万あげると言われたからホテルに行った、金払え！」と私に電話がありました…（父が教えたのだと思います。父は勝手に見られたと言っていましたが。）
「妻子のある人と関係を持ったんですね、こちらも訴えることができます！」と言うと電話が切れました。
（↓その後、父に聞いた話です）
そのキャバクラの女の子は「娘とグルか！！娘も殺すぞ」と父に脅しをかけて父を呼び出したそうです。
行くと男性が居て「首を絞められて殺されそうになった、必死で逃げてきた、助けてくれ」と父から電話がありました。
父の言う場所に彼氏と行きました。
真っ青になった父が蹲っていました。

父の話は嘘か本当かは分かりません。
私からお金を取る為に、そのキャバクラの女の子との作戦だったのかもしれないです。
でも、その日から、すこしづつではありますが、元の父に戻ってきています。
（母と父には離婚はしてもらいました。借金は父だけの問題にしないと返せる額ではなかったので…。その条件で近くに住み、夕食は週に何度か一緒に食べています。孫が出来れば元に戻れるかな…少し甘い考えも出来るようになってきました。）


森林浴さんは、私の母と同じく「まさか？」と思われましたか？
私も「まさか」であって欲しいです。
森林浴さんに降り掛かってくる問題は金銭のことではないかもしれないです。
ただ、こんな状態にもなりうることを考えて下さい。
そしたら、森林浴さんのお父さんに伝える言葉もみつかると思います。
先ずは、恥でもなんでもご主人に伝えて下さい。
ひとりで悩まないで下さい。
お母さんを支えられるのは森林浴さんです。
森林浴さんを支えてくれるのは、ご主人です。
お父さんを助け出すのは家族です。
甘い迷いは捨てて下さい。
初めから最悪の状態を考えて行動するべきだと思います。

長くなり、すみません。
ショックをうけられた気持ち分かります。
でも、今は目を見開いて強く！です。

2006.12.6 02:50 13