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不妊治療のための休職制度をつくります。

2011.3.31 20:48    7 34

質問者: おおき なおさん(33歳)

私はとある会社の人事担当の者です。
弊社において、不妊治療の為の休職を制度化するために皆様のご意見を参考にさせて頂きたく投稿いたしました。

不妊治療のために休職したい従業員には、休職期間を最長1年半として休職できる制度作成に取り掛かっております。
出来る限り有効性の高い(要するに使い易い)制度を作ろうと様々なWEBなどを通じ、色々と情報を集めているところです。

ここで皆様に質問なのですが、休職を認めるにあたり何を判断基準にすれば良いと思われますか。
不妊症に対して診断書はない様子で、例えば、卵管に異常がある、うまく排卵できないなどの症状があれば妊娠しにくいと言えるのでしょうが、それらの症状を全て人事規程に盛り込むことは返って、その記載事項に当てはまらない症状に迅速に対応できなくなります。

弊社としては、長期に不妊治療が必要な方(最終的には体外受精をイメージしております)を対象とする休職制度のつもりで、初期の検査等は有給休暇を使ってもらうことを念頭においており、長期で休まなければならない方への休職制を考えております。長期に不妊治療が必要だと職場の上長が判断できるような『何か』があれば良いのですが、その辺りのイメージができておりませんので、よろしくお願い致します。

また、めでたく妊娠された場合には、そのまま出産まで休職を続けてもらう(1年半を超えても)ことを考えてます。合わせて、資金面では、貸付金制度を考えております。

それ以外に、こういう制度(フォローアップ)があれば、いいのではないかというご意見があれば合わせてご提案いただけると有難くどうぞよろしくお願い致します。

大木

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回答一覧

不妊治療をしていることを、その制度素晴らしいお考えかと思います。

しかし、会社に治療内容の詳細を公表し、同僚達にも知れ渡ってしまう。

実際問題、申請しにくいな~って思いました。

1年半で成果が出なかった場合、その後も申請すれば休職できるのですか?

2011.3.31 21:55 62

ひなた(30歳)

こんばんわ。

そのように治療のことを考えてくださる会社の存在ってすごくありがたいとおもいます。

私個人の正直な気持ちです

不妊の定義ははっきり言ってあまり無いと思います。
望んでいてもなかなか子供が出来ないということしか・・・。
実際私も、結局は体外で今妊娠中ですが、今の段階でも何が悪かったのかまったくわかりません。
不妊治療に通ってるという事実しか、証明できるものはありません。
また、女性側だけではなく半分の確率で男性不妊の場合もあり、その場合はどうされるのか疑問です。
男性側の理由を会社に伝えるのって、抵抗があると思うのですが。

私が働いていた時も踏まえて

・治療しながら働いている場合、もちろん仕事を続けたい意思もありますが、やはり高額な治療費のために働いている人も多いと思います。
そういう場合、長期休暇をいただけたとしても、やはり金銭面で実際に取得するのは大変かな。
貸付もあると言われてますが、治療費に借金を考える方は私の周りにはまだ少ないように思います。

妊娠と違い、期間が定まっているものでもありません。
まとまったお休みよりも、病院にちょこちょこ行きやすい環境の方が嬉しいですが・・・こういうのは、実際働いていて、正直難しいかな~って思ってます。

ただ、治療に専念したいという時期もあります。
中には、短期の仕事をされて、貯金をしてチャレンジを繰り返されてる方もいます。
理想を言えば、例えば半年働き、半年休めまた復帰できるなんて環境だと嬉しいですが、そんな我侭が会社に通用するとも思えませんし一緒に働いている方にどうしても遠慮してしまいます。

・不妊治療はそれ自体を隠している場合も多いので、実際にはなかなか申告しにくいかと。生理休暇と同じような感じだと思います。

どちらにしても、治療をしている年数や年齢によっても考え方は全然違うので、どこに照準を合わせるかが難しい所だと思います。

けれど、不妊治療に理解を示してくれる会社があるってとても心強いことだと思います。
より良い制度ができますよう、応援させていただきます。

2011.3.31 22:07 54

ひな(35歳)

Q.休職を認めるにあたり何を判断基準にすれば良いと思われますか。長期に不妊治療が必要だと職場の上長が判断できるような『何か』があれば良いのですが…。
高度生殖医療(体外受精や顕微授精)に挑戦するかどうかではないでしょうか。薬の服用や人工授精への挑戦は、仕事との両立も可能なようなきがします。しかし、高度生殖医療となると、通院回数もはんぱではありません。仕事の都合を気にせずに体外受精に挑戦できれば、とても助かると思います。私の場合ですが、一日おきに注射による誘発が必要ですし、頻回の卵巣モニタリングが必要です。採卵日が決まるのは、採卵日の2日前、あるいは明日!と突然決定することもあり、仕事を遣り来るのは大変です。体外や顕微に挑戦する時点で休職が認められたら、助かると思います。

2011.3.31 22:15 63

くれよん(43歳)

そもそも、不妊治療で休職を望む人がどのくらいいるのでしょう・・
入院や自宅安静が必要な病気治療とは異なり、一定期間休まないとできないというものではありませんので、休職(=全く勤務せず、無給)よりも通院しやすい環境づくりのほうがありがたいように思います。
例えば、排卵誘発の注射を打つための遅刻早退を認めて勤務しなかった時間の給与を保障するとか、採卵、移植日の休みを通常の有給休暇とは別枠で認めるとか。

それに、不妊治療で休職して妊娠したらそのまま出産まで休職を継続って、治療しないで妊娠した人から見たら不公平ではないですか?

2011.3.31 22:44 87

匿名(秘密)

現在、不妊治療で休職中です。

主治医から、不妊症であり、治療が必要との診断で、休職しました。

問題は、妊娠してもすぐに職場復帰は難しく、そのまま産休につなげられればいいのですが、自然妊娠した人は、出産前まで仕事をしなければならず、そのへんの不公平感が問題にならないか心配です。

不妊治療は、ホルモン補充のための通院が胎児の生命線なので、自然妊娠した人にはそれがわからないかもしれないと思っています。自然妊娠であれば、休職前の待遇が維持されますが、不妊治療では、休職時には、待遇が保全される訳ではないので、就業規則で、妊婦と同じ扱いに準ずるとしてもらえるとうれしいです。

流産をすると、休職期間がさらにながくなるので、流産した場合も何か配慮があるといいですね。

みんなが気兼ねなく治療をうけられるといいですね。

2011.3.31 23:05 47

たま(秘密)

失礼だったらごめんなさい、大木さんは不妊治療経験者ですか?

休職制度を、とのことですが、不妊治療に長期の休暇は必要なのかなぁと思いました。初期の検査や通院は半休や有休で済むし、体外に進んでも移植翌日からは普通どおり仕事をして大丈夫とお医者さんから言われています。採卵前には注射で連日通う方もいると思います(私は自己注射です)が、遅刻、早退、半休などで乗り切っているようです。

長期休暇となると、社内の人たちに理由が知れ渡りますよね。私なら、仕事上どうしても知っていてもらわないと困るような同僚や上司以外の人には不妊治療中ということは知られたくありません。

なので、長期休暇よりはその都度とれる治療休暇の制度や、有休や遅刻早退などの取りやすい環境があればいいなと思います。

貸付制度も助かりますね。でもやっぱり、担当の部署の人が男性か女性かなども気になったりして、利用するには勇気がいりますね。

たくさんの方から意見を聞けて、いい制度ができるといいですね。がんばって下さい☆

2011.3.31 23:27 33

マロン(37歳)

会社に「不妊治療します。」って言うんですか??

休職しても妊娠できなかったら、
そのまま何事もなかったように、
仕事復帰するのでしょうか??

私はイヤだな~。

2011.4.1 00:16 49

ちい(33歳)

私はシステムエンジニアで体外受精をしています
会社に制度があれば嬉しいですが、給与がないのも困ります
必ず妊娠出来る保証はなく、様々な考え方をもつ人が世の中にはいるので会社に言いたくない気持もあります。私は言いたくないです

子供が出来たら時短勤務がありますが、不妊治療も時短勤務がよいかなと思います
不妊治療を言いたくない子供あるし、既婚者は時短勤務を希望出来るとかだと嬉しいです(未婚の方に差別と言われてしまいますかね?)


2011.4.1 06:46 33

よよ(33歳)

たとえ「会社に不妊治療をしていることを知られたくない」「無給になるとつらいから申請しない」という意見があったとしても、私は、休職制度は絶対にあったほうがいいと思います。
取る取らないは個人の自由ですし、実際に高度治療に進むと仕事と両立ができずに退職する人は少なくありません(もちろん両立している人もたくさんおられます)。不妊治療は先が見えません。授かった場合、授からなかった場合により、その後の人生設計は大きく異なります。そのとき、辞めるしかない状況になる前に、最長1年半でも休職できる制度があるのは、選択肢としてすごく有難いと思います。
もちろん休職せずに、いつでもちょこちょこ有給で休める環境のほうがありがたいですが、そのほうが実際にはより難しいところもありますよね。
長くなりましたが、証明としては、「体外受精に取り組んでいる」という証明を医師に出してもらうのではだめでしょうか。

2011.4.1 08:31 40

ぴよ(34歳)

不妊治療の為の長期お休みより、私も通院できる環境の方がいいと思いました。

私も体外授精で妊娠に至りましたが、不妊治療をしてることを男性上司に相談するのも迷いました。
最終的には相談することによって、仕事中に中抜けさせてもらい注射にも毎日通うことも出来ました。

中抜け時間分は残業時間で調整してましたが病院の時間外診察になるよりは…と有り難かったです。

高度不妊治療はお金もかかるので、少しでも働いてお金を作りたいと思うのが本音でした。

男性のいる職場での不妊治療休暇って言うのは取りにくいような気がします。

私は休暇より、ある程度の融通の効く制度の方が有り難いと思います。
あと、不妊治療を公にしたくない人もいらっしゃると思いますので、そういったフォローも必要だと思います。

2011.4.1 08:34 31

りり(33歳)

企業のマネジメント職についており産休中です。

私は治療経験はありませんが、現場としては導入しにくいかなと。
例えばガン、メンタルヘルスなど治療が長期に渡る病気もあります。不妊治療だけ特別にしなくても、普通の休職扱いで良いと思いました。
年齢的に自己都合でそうなる場合は病気とも違い不公平感がありますし、復帰も受け入れ難いです。

当事者の思い入れだけで進めるよりも
いかに該当しない人に理解されるか、という視点で声を拾われたら良いと思います。

2011.4.1 08:52 37

はるか(41歳)

私も、主さんは不妊治療歴のない方なのかな?と思いました。

私は、不妊治療の為の休暇というのは特には必要ないと思います。それよりも、他の人もおっしゃっているように、早退/遅刻/お休みをしやすい環境を整えてくれた方がありがたいです。不妊治療をしてるからといって毎日病院に行くわけではないので…(刺激周期で自己注射はしないクリニックだと毎日通う期間もありますが、ずっと続くワケではありません)。

実際に不妊治療のために退職せざるを得なかった人たちは、仕事もなく家に居る毎日で治療の事ばかり考えてしまって余計にストレスを感じている、という場合も少なくありません。なので、休職じゃなくて、通院の日だけ休める方が良いと思うのです。

また、不妊治療は周りには言わないでおきたい、という人の方が多いのではないでしょうか。男性不妊の場合だってありますし、各家庭のプライバシーに大きく関わる事です。休職制度だけあって実際には空回り、なんてことになりそう・・・と思ってしまいます。

2011.4.1 09:31 31

うーん(40歳)

昨年、仕事を辞め、体外受精にチャレンジしています。

確かに、会社に伝えることに抵抗がある人は多いでしょうが、それでも、不妊治療のための制度があることは大変有難いことだと思います。

私の場合は、仕事をしながら3回の採卵をしましたが、結果に結びつかず、非常にストレスのかかる職種・勤務体制だったこともあり、悩んだ末に、妊娠につながる環境を整えようと、退職の道を選びました。

もし、その時に、休職制度があったら…使っていたと思います。
職場の人に知られてしまうことには大きな不安、抵抗感がありますが、それ以上に、一旦、退職してしまえば、その後、働きたいと思った時に、雇ってくれる会社があるのか、待遇面でかなり劣ってしまうのではないかといった不安の方が大きく、最終的に休職を選択したと思うのです。

考えてみれば、不妊治療を隠さなければならない今の風潮こそ、変えていかなければならないものだと思います。こういった制度が広まることで、少しずつ人々の気持ちに変化がおきていくきっかけになるのではないでしょうか。(10年後には変わっていてほしいという期待があります。)

ほかの方が書かれているように、時短もとても使いやすいと思います。
不妊治療は病気ではないですが、それに準じた休職制度を適用していただけるのも助かります。
また、治療お休み期間もあったりするので、月単位で休職できたりしたら、本当に便利だと思います。(実際、厳しいのはよくわかりますが…)

いずれにしろ、幾つかの選択肢があり、その中から本人が選べるような形であれば、使いやすいのではないでしょうか。

ちなみに、個人的には、適応は高度不妊治療(体外・顕微)からでよいと思います。

ぜひ、がんばって素晴らしい制度を作ってくださいね。応援しています。

2011.4.1 10:09 31

時計(37歳)

2度目です。

1度目のレスは、「不妊治療」のことだけを考えて書きましたが、
皆様のレスを見て、確かに・・・って思いました。

会社には、人には言って無いけどけっこう辛い持病(メンタル面とか)を抱えておられる方もけっこういると思います。
同じ女性特有でいうなら、更年期だって、かなり辛い時期もあると思います。
人工透析のように長期にわたり、定期的に治療の必要な方もいるとおもいます。
自分は病気じゃなくても、家族の入院や両親の介護等で、ちょくちょく休んだり抜けたりしたい人もいると思います。
去年、旦那が中耳炎の手術で入院したのですが、大きな病院のため、その後の定期検査の度に会社を休むことになりました。
(休んではいますが、病院が終わり次第職場に戻り仕事はしてましたが)

そんな中「不妊治療」だけを特別扱いするよりは、
例えば、会社全体のフレックスを徹底させるとか、
社員全員が、正当な理由があれば、柔軟に対応してもらえる方が、ありがたいですね。

とは言え、理想と現実にはかなりギャップがあるのは、
重々承知してます。
このように、色んな立場を考えてくださる会社は貴重だと思いますので、より良い規則を作ってくださいね。

2011.4.1 10:43 23

ひな(35歳)

ご意見を頂きました皆様、誠に有難う御座います。

まず初めに、私の名前が「なお」で女性と勘違いされがちなのですが、男性です。ですので直接不妊治療の経験はございません。最初にきちんと説明すべきでした、申し訳御座いませんでした。

弊社において、半日での有給休暇取得やフレックスタイム制度があり、通院する時は、社員はそれを利用しております。また、病名がはっきりしており、中長期で治療(手術等)があれば、休職できる制度があり、病気で休職する際の収入補助は最長で3年間あります。
つまり、メンタルヘルス不調や、入院が必要な場合には、「傷病」としての休職制度があります。
しかしながら、不妊症は弊社(世間もそうだと認識しておりますが)において「傷病」にはあたらず、休職制度は使えず、さらになんも補償もないのが現実です。
弊社としては、ここに注目し、不妊症に対して、何かできることがあるのではないかと考えているところです。

その前提で会社が考える不妊休職制度は、皆様のご意見を参考にさせて頂きますと、
①初期段階は、有給の半日(1年間に20日間の有給を半日ずつ取得すると計40日間使えます)やフレックス制度を上手く使ってもらう。(その時点は社内に不妊治療とは気づかれない)
②子宮などに病気があり、その治療が必要な場合は病気休職を使ってもらう。
③一方、高度不妊治療(体外・顕微)の場合は、休職制度を使えるようにする。費用の補助は手当ではなく、貸付を考えているのは、社内の公平性です。社員が稼いだお金を従業員に配分する時は、出来る限り公平を期する必要があるためです。また、会社論理で言うと、(厭らしいですが・・・)、「社員」という立場を休職という手段を通じて保護し続けることは、相当な覚悟が必要です。社員は労働の提供という契約を会社と交わしている一方で、その契約を全うできないが、契約を保留することは、やはりそれなりの理由が必要です。
制度担当者として、不妊治療はそれに十分値すると思っております。

また、③の場合、皆様が懸念されるように、上司、人事に事情を伝える必要があり、社内、職場内の理解やそういう雰囲気が必要だと思います。それは、これから作って行かなきゃ行けないし、残念ながら、今はできていません。


今回の投稿を通じて、やっぱり制度を作ろうと思いました。それは、数名の方々から「必要だ」という意見を頂いたからです。この制度によって、一人でもいいので、子供が出来たならば、制度として十二分に価値があると思いました。

引き続き、制度化するなかで、気をつける点(私は男性ですので、気がつかない点が多々あります)があれば、貴重なご意見をいただきます様改めてお願い申し上げます。

大木

2011.4.1 12:03 31

おおき なお(33歳)

私は実際、一年休職し、出産まで休職し続けました。仕事との両立での体外授精に限界を感じ、退職を申し出たところ、上司から保留され、無断欠勤扱いになってもいいか?と確認され、懲戒免職の会議にかかりましたが、クビにはならず、厳重注意扱いですみました。病気ではないので、診断書はかいてもらえなかったので、診察予定表を作成し、職場に提出して、情状酌量を訴えたため、減給にならなかったようです。私の事例があるため、私の職場も精度作りに動くそうです。仕事しながらの通院が可能とおっしゃってる方は多いですし、たしかにそうなんですが、より成功率の高い病院を選択した場合、通院自体に時間がかかったりしますよね。私は経済的理由よりも、精神的時間的ストレスを感じる方が大きかったので、そのやり方を選択しました。今日から仕事復帰です。職場に大きな恩を感じているので、がんばって働きます。

2011.4.1 12:43 31

こう(33歳)

今発行されているジネコのフリーマガジンにNTTの長期休暇制度に「不妊治療」が追加された、という記事が載っていました。
NTTには他にも家族の介護だったり、ボランティア、リフレッシュなどの申請理由があり、そこに不妊治療も追加されたそうです。
ただし、期間は15日間、夏休みなどと組み合わせて20日間程度の休暇のようですが。
現在制度のあるNTTに取材をされていみるといいかもしれませんね。

不妊治療をしていることは会社には言いたくないから、そんな制度は使わない、という方もいらっしゃいましたが、制度を利用するかしないかは社員が選択することで、休職制度を利用することができる環境がある、ということはとてもすばらしいことだと思います。

ただ、私はすでに長期で高度生殖医療を対象にするよりも、これから高度生殖医療をされる方が利用しやすい制度の方がいいように思います。
現在、タイミングや人工授精をされている方で高度生殖医療へステップアップすることを躊躇される理由の多くは費用と通院の負担です。
特にフルタイムで仕事をしている人は会社を休みにくくてなかなか高度生殖医療にステップアップできない人も多いのではないでしょうか?
ただ、できるだけ若いうちに高度生殖医療にチャレンジできたほうが妊娠できる可能性も高いと思います。
そういうステップアップをする時に休職制度があれば利用しやすいのではないか?と思います。

すでに長期で高度生殖医療をされている方はなんとか仕事と両立をされているか、退職を選ばれていると思うんです。
もちろん現在仕事と両立している人も今からでもそういう制度があれば嬉しいとは思いますが、これから治療をスタートしようと思っている人が、まずは仕事を辞めることなく高度生殖医療にチャレンジできる環境がある、ということは大きいのではないか?と思います。

ただ、男性不妊の場合のように自分に問題がなく、治療をしている人もいます。
原因不明で高度生殖医療にチャレンジしている人もいます。
診断書をもらって・・・というのはあまり現実的ではないと思います。

例えば治療を行った後に間違いなく高度生殖医療を行った、ということの証明書を医療機関に出してもらうことは可能ではないかなって思うのですが。
もしくは高度生殖医療は助成金制度もあるので、助成金の申請を行ったことを証明書代わりにしてもいいかもしれません。
(ただ、要件を満たさないと助成金の対象にはならない場合もありますが)
もしくは治療費の領収書に高度生殖医療をしたことがわかるように記載されていれば、それも証明書の代わりになるように思います。

高度生殖医療は刺激周期と言って排卵誘発剤を使用して誘発を行った場合は、妊娠に至らなかった場合は2~3ヶ月卵巣を休ませるために治療はお休みになります。

最長1年半とかかれていますが、連続して1年半無収入で休職する人はあまりいないように思います。
もちろん体調を整えるために長期に休んで集中して治療をしたい、という方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
それよりは2~3週間の短期間休職することができて、例えば1年に2回までとか最長何年間とか分割して取れるほうが長期で治療をしている人にも利用しやすい制度になるかなって思います。

是非いい制度を作ってくださいね。

2011.4.1 12:55 24

orihime(39歳)

以前の勤務先では、病気休暇(4日以上は「勤務に就くことができない」旨の診断書が必要で最大90日間)や傷病治療の休職制度(最大3年間)がありました。
しかし、癌などの重篤な病気疾患以外の疾患(主にメンタル)で病休、休職を取得した場合、周りからの理解は得られにくい傾向がありました。
休職する社員が出ても正規社員の補充がなく、周りの社員の仕事の負担が増えたからです。
特に窓口で顧客応対のあるところでは、窓口担当回数が増え、内部事務に手が回らないといった支障がありました。

私がいた所属では、お1人白血病(残念ながら亡くなりました)で休職した方がいた以外は、うつやアルコール依存、自律神経失調症などメンタルの理由でしたので、それはもうひどい言われようでしたよ。
「精神的に辛くて仕事ができないなら退職すればいいのに。どうせ戻ってきたって仕事できないでしょう?」って平気で愚痴っていました。
そのため、症状が改善しても職場に戻りづらく、復帰してもまた再発なんてこともありました。
病気の理解がないと一言で言ってしまえばそれまでですが、皆大変な思いをして仕事をしているので「病気になった者勝ち」みたいな感情を持つのは致し方ないと思いました。

不妊治療で休職。
治療中は通院回数が多くなりますが、基本的に勤務は可能な体調ですよね。
周りはどう受け止めるでしょうか。
それから、一部のレスにあった「妊娠後も引き続き休職を認めるとなると治療しないで妊娠をした人との間で不公平が生じる」ということについてはどうお考えですか?
高度治療をした人すべてが妊娠期間中勤務困難となるわけではありません。
治療をして授かったというだけで休職できる人と、自然妊娠だったため産休まで働き続けないといけない人。
これも反感を買いそうですよ。

2011.4.1 13:01 23

匿名(秘密)

改めてのご意見誠に有難う御座います。

ご質問いただいた、普通に妊娠した社員は、妊娠期間中は出社しつづけ、不妊治療休職した社員は引き続き休職を認める(復帰するかしないかは個人で選択可)ことへの不公平感ですが、
私の考えは、まず、せっかく授かった生命に通勤や職場のストレスで母子に影響を及ぼすのは、休職制度として欠落しているのではと思っております。イメージとしては、出産までが不妊治療と思っております。その入り口を間違えなければ(社内案内時に上手くリードすれば)不公平感を減らすことはできるものと思っております。
このような意見を頂きましたが、実際に高度生殖医療の結果妊娠された方々は、働くことのストレスを受けても、仕事に復帰と思うものなのでしょうか。私は安静にしていたいと思われるのではないかと思い、休職延長を認めたいと思っていたのですが、皆様のご意見を伺うとどうもそれだけではないようですね。個人で休職延長かどうかは選択させるつもりですので、本人にとっては使いやすいと思いますが、他の社員からみたら優遇しすぎとのご指摘はごもっともと思います。

一方弊社の社内雰囲気は、「病気したらとにかく回復」、というものです。人事の人間だから聞こえてこないだけもしれませんが、病気した社員は辞めろという意見は聞いたことがありません。
以下は会社論理ですが、病気中に無理して働けば確かに、戦力になりえず、職場の邪魔になるでしょう。だから会社は休職を命じます。弊社では、休職は会社が命じるもので、社員が休職を申請するものではありません。見方によっては、健全な労働力を提供できない間は、休職しなさいと言えます。そして健全な労働力が提供できるようになってから復帰して仕事して頂戴ということです。

ただ、ご指摘の通り、社内には色んな考え方を持った人々が働いております。良かれと思って作った制度が他の誰かに不満を募らせることもあるでしょう。弊社の育児休業や育児中の時短勤務などは世間より少し優遇された制度を持っております。しかし、子供を持った人だけがなぜ優遇されるのかという意見も依然あります。だからといって、本当に必要な制度であればやはり導入するし、必要でなければ導入しないでしょう。先の投稿で申し上げた通り、この制度によって子供が出来る可能性が広がるのであれば導入すべきだと思います。

人に知られたくないから、休職してまで不妊治療に専念しなくても良いのであれば、有給やフレックスを使うなどで、休職しないでそのまま治療が続けられると思います。この休職制度は退職して不妊治療を続けるのか、仕事を続けて子供諦めるのかで悩む人を救う制度の位置づけです。

今回、色々と意見を頂き、休職制度より臨機応変な休暇制度の重要性にも気がつきました。その点につき、会社としてできることとできないことを考慮して、制度に落とし込みたいです。

大木

2011.4.1 15:18 28

おおき なお(33歳)

読んでいて、涙がでる程嬉しかったです。こういう制度あったらいいな、っていうまさにそんな制度を考えてくれていて、今も、そしてこれから不妊治療を頑張る方々へ勇気を与えてくれると思います。

私も、治療期間が長かったため、精神的なストレスは仕事をしている以上はどうしても感じてきました。

やっと授かった命でしたが流産してしまったときに、治療に専念したい、もっとゆとりがあれば助かった命だったのでは・・・と考えてしまいました。企業としては、休職させる以上、ある程度の線引きが必要なのでしょうが、辛さは個人で違うし、状況も大きく左右されると思います。本人の意思、年齢、治療歴等総合的に判断してもらえると有り難いです。

うちも休職制度はありますが、不妊治療は一般的に病気と違って、命にかかわる病気ではないということで、診断書もつきません。だから、休職といっても、時間休でとるしかないし、単純に通院の日時のみの休みとなりました。

休職制度があるだけでも有り難かったけれど、できることなら、長期的なスパンで連続した休みがとれるといいな、と思いました。

制度を利用するか否かは本人の意思でしょうが、会社としてそのような制度があるということは、少なくとも妊娠、子育てに関しての理解のある会社だと感じます。

是非、制度の実現にむけてご尽力の程、よろしくお願いします。

2011.4.1 16:31 32

働きアリ(34歳)

顕微治療中の者です。

事前に会社に不妊治療に入る旨を報告したうえで勤務時間の調整等を行いましたが、会社の理解が得られず已む無く退職しました。
その為、おおきなおさんの様に社員の気持ちに立って新しい制度を作ろうとしてくれる方がいたり、それを受け入れようとする会社が存在する事はとても嬉しいことです。

ただ、体外受精や顕微授精は肉体的にも金銭的にも負担が大きく立て続けに治療を繰り返せるものではありません。
殆どの方が3ヶ月~半年の期間を空けながら治療を繰り返していらっしゃると思います。
(その間に体調を整え、次の治療費を貯めるという流れです)
その為、一度に1年半休みたいと思う方は少ないのではないでしょうか。
個人的には、一気に一年半休職出来るのではなく、1ヶ月単位で合計1年半休職が可能な方が嬉しいです。
そうすれば短期間で治療したいと言う人は一度に一年半休職申請する事も出来るし、私のように治療のない期間は働きたいと思う人は1~2ヶ月の休職を複数回申請出来るので、とても有意義のある制度になる気がします。

会社に知られるのは嫌だと思う人も勿論いるとは思いますが、私のように会社の理解が得られず苦しむ人も少なからず存在するのも確かです。
御社のように待遇に恵まれた会社であれば、正社員でも仕事と治療の両立が可能になるはずです。
どうか治療しながらでも好きな仕事を続けられる社会づくりをして頂きたいです。

勝手な意見ばかり申し上げてすいませんでした。
新しい制度が会社にも社員の皆さんにも心から受け入れられる事を心から願っています。

2011.4.1 17:03 32

とくめい(35歳)

大木様

女性の社会進出を推進してゆくに当たって、女性のための制度を充実させることは、非常に有効なことだと思います。
ですので、御社のお考えは非常に有り難く、企業で働く我々にとっては大変喜ばしいことです。

制度の内容を充実させるには、高度治療を経験されている方々のご意見を参考にされるのが良いと思います(長期休暇ではなく1ヶ月程度の細切れの休暇を繰り返したり、時短勤務などが許されるのであれば本当に有り難いと思います)。

ですが、会社の制度として導入するのであれば、やはり不公平感をどうするのかというのは大きな課題になると思います。

前に違うスレッドで育児休業給付金のことが話題になっていたのですが、その中に「雇用保険を払うだけで使わない人もいるんだから…」という意見がありました。
国の制度であり、また相互扶助という考え方の保険ですら使う使わないで不公平感が生まれるんです。

それを、まだ一般的には(それどころか、同じ女性でも治療をしたことがない人には)あまり理解が得られていない不妊治療に手厚い制度を作るのですから、細心の注意が必要なのでは…と思います。
「社内案内時に上手くリードすれば…」とありますが、大木様の今のお考えですと、やはり高度不妊治療以外で妊娠した人には不満が募ると思います(女性というのは恐い生き物ですよ…)。

制度が使いづらい環境だったり、使った人が復帰しづらい雰囲気になるのであれば、せっかくの制度があまり意味のないものになってしまうと思います。
人によって立場が異なりますので、全員に受け入れられる制度というのは難しいと思いますが、上手く調整していただき、制度の策定・施行に向けて頑張ってください。

2011.4.1 21:25 28

いつき(35歳)

>せっかく授かった生命に通勤や職場のストレスで母子に影響を及ぼすのは、休職制度として欠落しているのではと思っております

それを言ったら、休職する必要のない不妊治療(タイミング治療や人工授精)で授かった生命も「せっかく授かった生命」でしょう?
いえ、自然妊娠でもそうですよ。
何で差をつけるんですか?

不妊治療休職で妊娠したら一旦そこで休職は終了すべきで、その上で、妊娠期間中のトラブル(切迫流早産、重度の悪阻、妊娠高血圧症など)があり勤務が不可能な場合の休暇ないし休職制度を「全女性社員を対象に」設けるべきです。

それから、スレ主さんは男性だそうなのでお分かりにならないかもしれませんが、「女性の敵は女性」ということを頭の片隅に入れたほうがいいと思います。
国民年金の第三号被保険者に対して「保険料を払わずに年金の受給が受けられるのは不公平だ」と言うのは第2号被保険者の女性がほとんどです。
育児休業を最大限取ろうとする人に対して「そんなに休むの?」
と言ってくるのはそのような制度がない時代に出産育児をした年輩の女性社員です。
独身や子供がいない女性社員は、産休すら「仕事の皺寄せがこっちに来て迷惑」と言ったりします。
一部の女性を優遇する制度を作るときは、よほどの説得力がないと相当な反発を食らいますよ。

2011.4.1 23:07 38

匿名(秘密)

休暇休職制度が整っている会社ということは、大手企業かもしくはそれと同等の優良企業であると思えますが、そこの人事担当者がこういった匿名のネット掲示板で、制度導入のための意見を募るものなのでしょうか?
休職の人事規程改正だと人事部長決裁程度ではなくもっと上の役職の決裁が必要かと思いますが、「どういった制度にするか、ネットの掲示板の意見を参考にして案を作成しました」で通るものなんですか?

不妊治療に対する知識も随分と中途半端ですよね。
卵管の異常といった知識はあるのに、体外受精は長期間休職して治療が必要と考えたり・・
長期にわたって不妊治療をしているのはただ結果が出ないというだけで、1回の治療に長い時間を費やしているわけではないですよ。
そういった基礎的な知識を企業の産業医等に確認するのが先で、次に社内の治療中、治療経験がある女性社員や産業医に紹介してもらった婦人科の患者からアンケートで意見を募り、意見の出所が分る患者の声を参考にすべきだと思います。

2011.4.2 10:45 36

匿名(40歳)

私も、匿名主婦0歳さんのおっしゃる事に賛成です。

私は体外受精などしているわけではないので、
意見するのを遠慮してましたが、書かせて下さい。

私は妊娠しても仕事を続けましたが、切迫流産になり自宅安静となりました。(トイレにも這って行って下さいと言われたぐらいです)
その為有給休暇を使って休ませてもらいましたが、
それだけでは日数が足りず、休み続けなくてはいけませんでした。
休んでいる間、みんなに迷惑をかけているという罪悪感と、
いつから出てこれる?と毎日電話がくる事がものすごくつらかったです。
決して当然と思って休ませてもらっていたわけではないです。

でも、実際には私が休み続ける事でまわりへの負担が増え、
人を雇わないとやってられない、って、みんなから不満が出たという事で、遠まわしに、辞めて下さいという内容の電話を受け、私は退職しました。

しかしその数日後に流産してしまいましたので、
結局出産はできず、仕事も失いました。

私の勤めていた職場が特別だったのかもしれませんが。

どんな方法で授かったにしろ、妊娠成立後はみな同じだと思います。

ですので、匿名主婦0歳さんのおっしゃるように、
妊娠した時点で休職制度は一旦終わらせて、
その後の妊娠経過において休暇が必要な場合は、
女性社員全員に平等に対応してほしいと思います。

もし当時の私の職場に、おおきさんの考えているような制度があったとしたら、私は自然妊娠だから妊娠成立後の休暇が認められず、ストレスがすごく、結果流産、体外受精だったらこころおきなく安静にしていられたんだ、と、すごく不公平に思ったと思います。

少ないかもしれないけど私のような人が絶対出てくるので、検討して下さい。

2011.4.2 11:03 30

匿名2(秘密)

2度目のレスです。しつこいと思われる方がいたら、すいません。スレ主さんが言われているような制度で、休職されている(不妊治療での一年間の休み)方は、教職員の方で、けっこういますよ。担任とか持つと、1ヶ月単位で休みとかとれませんし。私もそれに習って、職場に治療に専念する一年間の休みをお願いしました。私は教職員ではなく、地方公務員なんですが、専門職なため、出て休んでを繰り返すと、まわりに多大な迷惑をかけますし、一回一回の治療の結果が、職場にまるわかりなのが耐えられませんでした。皆さん言われているように、短期の休みをとりやすい制度を作っても、絵に書いた餅で、職場の人間関係次第では、実際使えない可能性ってあると思います。

2011.4.2 11:59 32

こう(33歳)

2度目の投稿です。しつこくてごめんなさい。でも、実現したらいいなあと思っているので、一緒に考えさせて下さい。

 治療と通院が両立できるかどうかは、その職の種類や仕事の内容に大きく関わるのだなあ、と皆さんのお返事を読ませていただいて思いました。

 専門職だったり、相手のいる職(例えば教職員?)だったりすると、担任などしていて受け持ちの子どもがいる中では半年休も時間休も取りにくいので、確かに治療費の捻出は頭が痛いですが、お金よりも時間が欲しいと思うので、休職などして仕事と離れて治療に専念させて欲しいと思います。教員だと行事とのやりくりも大変ですよね。運動会とか、遠足とか、授業参観とか…。

 でも、自分ひとりでやりくりできる職種だったり、時間休が取りやすい職場環境だったりすれば(具体的な職が浮かびませんが)、わざわざ収入を減らす休職を選択する必要なないわけですよね。
 
 大木様のように考えて下さることは大変嬉しいですし、ありがたいです。
 大木様がおっしゃるように、制度があって、それを使って休職して治療するか、両立させるかはその方が選べるのであれば、理想的なのではないでしょうか。
 

2011.4.4 14:09 22

くれよん(43歳)

お返事を頂きました皆様

色々と貴重なご意見を更に頂きまして誠に有難う御座います。
お叱りごとや、女性ならではのご意見など制度だけを見ていてはいけないということを改めて認識することが出来ました。

不妊治療のための休職制度を新設を検討した際(1年ほど前から)、この掲示板に寄せられた意見などをずいぶんと参考に致しました。
その中で、会社がすべきこと(できること)は何かと研究した結果として、『退職せずに治療を続けられることを保障する』でした。
辞めたくないのに退職せざるを得ない、あるいは嫌な思いをしたので退職したというご意見が幾つかありました。弊社で退職するかしないかという状況になった場合に、回避するためには、休暇よりも思い切った休職の方が本人にも、職場にも良いだろうと考えてました。職場にも良いというのは、休暇を繰返し取得する、あるいは短中期の休職を繰返す等で、その方に業務を任せられないという状況になってきます。また、それに対する周りの負担感が生まれ、雰囲気が悪くなっていくことにつながり、それが本人へのストレスとして返ってくる。だから、辞める。
この流れを断ち切るためには「休職制度」が最適と至った次第です。
ご指摘のように、1年半の期間を数度に分けて取得可ということを検討したいと思います。


女性同士の軋轢はもちろん弊社内にもあるでしょう。それはそれとして、男性も含めて公平を期するのは制度を作成する上での前提となりますが、一旦妊娠された方を復職させるのは、母子の安全と、会社側としては短期で復職(産前・産後休暇が数ヶ月後にくる)すると配属先に悩む可能性もあり、そのまま休職を続ける方が会社にとってもいいのではと思った経緯もあります。復職するかは本人次第とする予定ですが、もう少し社内で公平性を考えて見ます。
ご指摘いただいた自然妊娠された方も大変なのは分かっているつもりでしたが、あのような表現となって大変失礼いたしました。深くお詫びいたします。

弊社では、妊娠中のための休暇制度があり、妊娠が原因で業務できない場合には、有給休暇に加えて、一定期間(8日間、時間単位で取得可能)ですが休暇が取得できます。また、母性健康管理のため、医師の診断に基づく対応を取るような規程があり、自然妊娠された方への対応もそれなりに整っていると思います。ただ、それは、不妊治療の結果妊娠された方が復職した場合にも同様に適用されますが。
業務が原因で流産させたことは弊社では過去記録がありません(なかったかどうかは分かりません)が、現在では、少なくとも大変な症状になった方に、「休める規則がないから会社に来て仕事してね」という雰囲気はないと理解しております。流産の危険性を会社が増長させることはあってはならず、規則上の休暇を使い切ったなら、欠勤してでも当然休ませるという考え方を持っております。これは、病気で休む社員に対しても同様です。

一方で、結婚をしていない、あるいは子供が居ない方への公平性の担保は不可能です。それは制度そのものが不公平だからです。しかし、だからと言って、じゃあ制度は作らないとはなりません。その人たちから嫌な思いをしたのであれば、すぐに休職して前向きに逃げるというのも、一つの正解かもしれないです。それは、事象が出てきた時に対処します。

最後に、本掲示板を通じて意見を収集してそれが会社の規定となりえるのかというご指摘を頂きましたが、これはなり得ます。なぜなら制度を作る時には、使い勝手の良い制度を作りたいと役員以下が思っているからです。その為の情報はあればあるほどそれがより良い制度に向かうと思います。
弊社は大企業でも優良企業でもなく、社員600名(女性が160人)程度の中規模です。その規模でもそれなりに役員の意見を統一することは難しいですが、「なぜ、必要なのか」という問いに対する答えにどれだけ自信を持てるかが、重要でありその為に情報は出来る限り集めて、咀嚼し、考えを作っていかねばなりません。
ただ、男性である小生が、いきなり本掲示板に入ってきて意見を伺ったことに対して、軽はずみな行為だったと反省しております。不快な思いをさせてしまい大変申し訳御座いませんでした。
私としては、私企業のおいて不妊治療のための休職制度についての情報が余りに少なく、参照できるものは何もありませんでした。であれば、弊社が作った制度をしかっりさせ、後に続く企業への一つのベンチマークとして機能させ得るものを作らねばと思いました。その逸る気持ちのまま投稿してしまいました。受けて側の気持ちを深く考えずに投稿したこと重ねて深くお詫び申し上げます。

本件につきましては、これまで頂いたご意見を元に制度を修正した上で完成させます。
これまでの様々なご意見誠に有難う御座いました。

大木


2011.4.4 17:07 22

おおき なお(33歳)

>本掲示板を通じて意見を収集してそれが会社の規定となりえるのかというご指摘を頂きましたが、これはなり得ます。なぜなら制度を作る時には、使い勝手の良い制度を作りたいと役員以下が思っているからです。その為の情報はあればあるほどそれがより良い制度に向かうと思います。

うーん、だからその情報の根拠が「ネットの匿名掲示板」というところに問題があると思いますが。
だって、ここでレスをしている人が「本当に高度生殖医療を行ったのか」が分からないでしょう?
男性の成りすましだっているかもしれないし。
そういった意味でいくら「こういった意見がありました」と言ったところで全く説得力がないのではないでしょうか?

例えば、ある人に「Aは実はBだそうだ」と言われ、「誰がそのようなことを言ったのか?」と聞いたら「○ちゃんねるで皆が言っている」と言われたらどう思いますか?
その情報をすべて信用できますか?
ここは○ちゃんねるよりはずっとマシではありますが、匿名掲示板という意味では大差ありません。

それでもなおこちらでの意見を大いに参考にするということであれば、休職しない側の立場から「不妊治療目的で休職する社員が出た場合は、その社員と同等のスキルを持つ正社員をその職場に補充する」ことを提案させていただきます。
この要求が満たされたら、制度に文句を言う社員は出ないと思います。

2011.4.4 23:20 20

匿名(40歳)

何度もご意見有難う御座います。

規則を作る際には、出来る限り情報を集める必要があります、この掲示板で頂いた情報もそのうちの一つになります。専門家の情報やその他WEBに掲載されている情報、当然、弊社の産業医の意見も踏まえた上で、それらの意見を元に制度の柱が作られていきます。色んな考え(情報)を一つの鍋に入れれてそれを煮詰めた上で、制度を作ることになります。
ある程度煮詰まった状態で、今回この掲示板で意見を伺いましたが、ご指摘の通りと思える意見もあり、できるところは修正するようにしました。
「ご指摘の通り」と判断する会社には上記のように基準がつくられており、匿名での意見あろうが、いままで煮込んできた考えに基づいて「あり得る」と判断できれば、弊社においてはそれでいいと思っています。また、この掲示板は匿名だからこそ本音をぶつけられる場と私は了解しております。

最後に、休職した方の補充ですが、空いたポジションに補充するために休職制度をつくります。これが大前提ですので、ご提案の通りの対応となります。
これは休暇と休職(休業)との違いを考えるとご理解いただきやすいと思います。
弊社において、休暇制度ではなく休職制度を選択したのは、一つには人員の補充の問題があるからです。「休暇」は例えば有給休暇や結婚休暇、忌引き休暇などの言葉がありますが、短期で一時的なものであり、「休暇」中は所属部門から外れるわけではありません。一方、休職はある程度の期間となりますので所属部門から外れ、言わばフリーの状態となります。そうなれば当然、元居た部門に人員を補充する必要があります。不妊治療のために「休暇」とせずに「休職」としたのは、補充できる環境を作るためです。ここは会社理論を優先した形になりますが、他の従業員への公平性も考えるとやはり「休職」となりました。


大木

2011.4.5 19:44 22

おおき なお(33歳)

すみません、ふと疑問に思ったので、質問してもよろしいでしょうか?
(もう〆られていたら申しわけありません)

>1年半の期間を数度に分けて取得可ということを検討したいと思います
という記述と

>休職した方の補充ですが、空いたポジションに補充するために休職制度をつくります
という記述がありますが

数回に分けて休職したり出勤したりする場合、補充は難しくはないのでしょうか?
この二つは相容れないような気がしました。

2011.4.5 22:41 19

はる(29歳)

ご質問ありがとうございます。

ご質問頂きました件につき、回答いたします。
人員の補充についてですが、これは各社各様だと思います。
弊社では人事異動が頻繁にありますので、予め休業で居なくなると分かっていれば、そこに人員をあてがえます。そして、休業された方が復職されるタイミングでは、その時点での人員の状況に合わせて、元に居た部門に戻ることもあれば、違う部門に行くこともあります。
会社によって、入社してから退職するまで部門が変わらないということがありますが、弊社では逆に1部門に固定されることはほとんどありませんので、部門が変わることへの抵抗感はあまりありません。一方で、休業することで不利益に扱うこと(例えば左遷みたいなもの)もしないときっち謳う必要はありますね。
人員の補充(人事異動)については臨機応変に対応できる体制で動きやすい方がいいと思います。
ただし、部門の籍は抜けていないと臨機応変な対応ができないので、「休業させる」ことになります。

ただ、実際問題として補充が難しいことも考えられますので、何回でも休業を認めるのことは会社側として難しく、取得回数はそれなりに制限することになります。

大木

2011.4.6 22:08 25

おおき なお(33歳)

 今、検索しましたので、もう締め切られているかもしれませんがお便りします。
私は、不妊治療以外に子宮の病気をかかえ、病院の先生からは子供を産むのが一番の治療とうん十年前から言われてきました。
 症状は中学生の頃から非常に重く、登校途中や授業中にお腹が痛くて座りこんでそのまま帰宅ということもよくありました。
 就職してからも、お腹の痛みをこらえ、産休でお休みされている方を横目に必死で仕事をしていましたが、それでお休みされている方をせめたりしたことはありません。
 私は仕事しないものは食うべからずという考えで、どんなにしんどくても仕事第一優先で、お休みされている方があったら、自分はその分仕事を覚えられると思っていました。
 ただ、人間、限界があります。また、その家庭の事情というものもあります。上司もしんどい時は休んだらよいと言うので最近は疲れ果て、痛い時はお休みをもらうようになりました。
 子宮の痛みをこらえ、不妊治療まですることになったらどうしてこれまでの生活を維持できましょうか?おまけに主人は鬱になって私の代わりにお休みをもらっている状態で、仕事をやめることもできません。
 ただ、毎月生理痛の時や病院通いの時、お休みをもらうのがつらくて仕方ありません。仕事で意見があっても遠慮してしまったりします。いつも目線を気にしてしまいます。
 私は、職場のみんなに集まってもらって説明をし、理解を得ることができましたが、非常につらい思いをし、理解してもらった今でもつらいです。優しい言葉をかけてもらってもつらいです。
 一年でも無休でもよいのでお休みできたらどんなに良いでしょう。病院の先生が私のような思い症状の人でも妊娠された方がいますと言われたら、生まれてくるかもしれない命をどうしてあきらめられましょう。私は子宮さえとれば、また、人一倍働くことができるのです。子供の面倒も見られます。
 つまり、人間は歯車ではなく、生きているんです。40年働いていれば何事もなく働き続けられるのは幸せなことです。私は一カ月に200時間の残業をしても文句言いませんでした。(私の前任は頼むで他の職場に変えてほしいと言って変わりました。)
 働けるときには思い切り働き、それが他人の仕事であっても自分がやれることは最大限取り組む姿勢が大事だと思います。そして、限界がきたらお休みももらうと。たとえ、無休であっても。
そんな時も必要なんです。歯車だから取り換えたら済む(すなわち解雇)という社会の姿勢が、今の少子化を生んでいる元凶ではないでしょうか?
 だから、主さんの会社は日本の社会で最先端だと思いますし、不妊治療で生まれる子供の数を考えると今後当たり前になる制度だということは確実ですが(私以外にも要望は昨年もあったようです。)、日本の社会では、意識的にみんなに納得してもらうのはかなりの覚悟を要するように思います。
 まず、社員を対象とした研修など必要なのでは?アンケートにてみんなが必要と認めてくれてたらアンケート結果を公表するなど、とにかくみんなが理解してもらえるよう苦しくてもつらくても戦うしかないと思います。なんでも最初はそんなですものね。
 つらいです。
主さん。応援しています。早くうちも導引してほしいです。

2011.6.17 02:39 18

さくら(40歳)

さくらさん

 ご意見を頂きまして有難う御座います。
まず、初めに弊社の状況を申し上げますと、労働組合との協議を経て5月中旬に不妊治療のための休職制度を制定、施行致しました。

 この掲示板において、数々のご意見を頂き、その中でも従業員同士の公平性を出来る限り配慮致しました。具体例では、不妊治療のために休業した期間は育児休業期間(弊社では3年間)から差し引くこと等です。

 まだ休職の申込はございません。

 さくらさんのご経験にあるように仕事をしながら不妊治療を継続する為には職場の理解が必要だと思います。しかしながら職場にどのように伝えるのかや、そもそも受け入れてくれる雰囲気があるのかどうか、周りの目、噂など、不妊治療をされている方々が感じる問題点は多いと思われます。ただし、非常に申し訳ないのですが、この点に関しては私には状況は理解できても、実感は出来ていないと思います。担当者がそのような状態でも施策を考えていかなければならないことが、弊社のみならず様々な組織においてご本人にとって不幸な状況を作っており、不妊治療をしながら働くことに関する問題が遅々として解決しない原因だと思います。
 実際に弊社にも言い出せない従業員がいるかもしれません。規則を作りはしたが、誰も使わないような規則では意味がなく、魂を吹き込むとでも申しますか、社内の認知度を高め、休職しやすい制度にしていくためにも、今後はご提案の通り研修やアンケート、セミナーなどが何か対策が必要だと思います。
 
 規則をつくることで一歩踏み出せた思いますので、これからは魂を入れるべく、施策をあれこれ考えて行きます。動き出すことで、また何か問題点が生じる、あるいは成功するなど動きが出てくるでしょうから、それに合わせてまた動きたいと思います。

貴重なご意見を頂きまして、有難う御座いました。

大木

2011.6.17 18:34 18

おおき なお(34歳)

2042

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