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卵管回帰説について

2014.7.2 09:12    0 4

質問者: 桃花さん(35歳)

無知でお恥ずかしいのですが、教えて下さい。

体外受精までしている(顕微授精はしていない)産婦人科で採卵1回、移植2回(初期胚・桑実胚。胚盤胞にはならず。)しましたが陰性で、不妊治療専門病院に転院しました。

初診時に、胚盤胞まで育てて移植したい旨申し出ましたが、まずは初期胚からと言われました。
有名なKLCと同じ卵管回帰説を信じる病院なのかと思い質問しましたら、移植胚が卵管に回帰する事はないと断言されました。

そこで質問なのですが、自然妊娠の場合、受精卵が子宮にたどり着いた時には胚盤胞になっているはずですよね?
胚盤胞じゃないと着床しない。
だとすれば、初期胚で子宮(内膜)に移植しても、着床するはずがないと思うのです。
特に、4分割ですと、そのまま内膜に3日程いないと胚盤胞にならない事になり、どう考えても排出されてしまうと思うのですが…

胚移植でも子宮外妊娠になる場合があるのでそのことも質問したのですが、移植する場所がどうのこうのと曖昧に濁されました。

初期胚移植で妊娠される方もたくさんいらっしゃいますが、受精卵というのは子宮の中で何日も生きていられるのでしょうか?
それとも初期胚で着床するのでしょうか?

個人的には卵管回帰説は理にかなっていると思っており、卵管回帰はしないと断言した医師に不信感を持っています。

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回答一覧

私はKLCで妊娠したので、卵管に一度戻ると思っていましたが、実際はどうなんでしょうね?

でも、大事なのは妊娠するかどうかなので、卵管に戻るかどうかと言う議論はどうでもいいのではないでしょうか?

戻ると言う医師、戻らないと言う医師、どちらもいると言うことは、「分からないから」と言うことだと思います。

ちなみに私は初期肧で二人妊娠し、出産しました。

いつ、どのタイミングで着床したのかは分かりませんが・・・

2014.7.2 13:49 8

とくめー(35歳)

卵管回帰説というのを否定している(あるいは否定的な)医師は結構います。
西の砦といわれるセントマザーの田中先生もその一人です。
私の主治医は、体外受精の始まった当初から携わってこられたベテランの腕のよい先生ですが、卵管回帰説には否定的です。
もちろん、絶対間違っているとは言えないそうなのですが、根拠に乏しい、矛盾がある、というのが否定されている所以のようです。
ただし、どの医師のどの考えを信じて治療を受けたいかは人それぞれですし、先生を信じて安心して治療に取り組むのが一番大切なことだと思います。
なので主さんは、卵管回帰説を支持している医師の元で治療に臨まれるのが一番いいように思います。

2014.7.2 17:36 7

たまお(34歳)

初期胚が着床しにくいと分かっているのであればどこもそうしないでしょうし、卵管を胚が戻ることがないのであれば体外での子宮外妊娠はありえませんが、実際は聞く話ですよね。卵管の繊毛の向き的には起こりにくいことではあるでしょうけど、絶対ではないです。
着床には子宮のコンディションもあると思うので、初期胚の方がタイミングが合ったり、胚盤胞の方が合ったりということはあるんじゃないでしょうか。
子宮は受精卵からシグナルを受け取って準備を整えるという考え方もありますから、早くに戻す方がいいというところもあります。SEET法や2段階移植の考え方の元でもありますね。

治療してみて思いましたが、ヒトの身体に絶対ってないんじゃないでしょうか。だから、有り得ないということもないのだと思います。全てちゃんと理論に基づいて杓子定規にいくなら、こんなに治療にバリエーションがあったり、人によって結果が出る条件が違ったり、クリニックによって方針が違ったりしないのではないでしょうか。
私は理系で理論で考えたい、理解したいタイプですが、妊娠・出産に関してはそうはいかないと実感しました。
もっとやわらかく、臨機応変に考えたらいいのではと思います。あとは気持ちの問題だと思うので、主様が任せられると思える医師を選べばいいと思います。

2014.7.2 20:31 8

匿名(36歳)

初期胚で移植すると必ず卵管に戻るのか?これは移植した後の腹腔の状態を確認することができませんので、断言することは難しいと思います。
ただ、胚盤胞で移植しても子宮外妊娠になることはありますので、胚というのはある一定の確率で卵管に戻ってしまうことがあるのだと考えます。

初期胚を子宮内に戻した場合、胚は子宮内で浮遊して胚盤胞まで育ち、脱出胚盤胞になってから子宮内膜との相互作用で着床にいたります。初期胚のまま着床することはありません。また胚は子宮内で生存可能です。さらに、この初期胚から胚盤胞への発育過程で、移植胚が子宮外に排出される可能性は非常に低いと考えられます。この時期の子宮内膜は黄体ホルモンの影響で粘性が高くなっているからです。

胚盤胞移植が主になってから、未だ10年と経過していません。初期胚移植というのは十分に実績のある方法なのでそれほど心配する必要は無いかと思います。

初期胚移植と胚盤胞移植、大きな違いは受精卵を選別するかしないかです。受精卵あたり胚盤胞への発生率は40%ほどです。胚盤胞移植には、まったく育たず中止のリスクが必ずついてまわります。たくさんの受精卵があり、一番いい胚を選んで移植したいなら胚盤胞移植が適していると思います。選別している分移植あたりの妊娠率は高くなります。
しかし、自然周期の採卵などで、受精卵の数が少ないなら、選別せず初期胚で戻してしまうのもいいかと思います。子宮内は体外環境に比べて気相、温度の変化が無く、光も当たらない、胚にとってはストレスの少ない環境だからです。

どちらの方法にもメリットデメリットがあります。医師とよく話し合われ、主様にとって一番いい方法が見つかり、結果に結びつきますように。

乱筆乱文失礼いたしました。

2014.7.3 15:28 7

そらこ(33歳)

2042

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