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尿失禁の母に傷つかないようにアドバイスしたいのですが

2001.12.15 09:51    1 5

質問者: サクラさん(30歳)

こんにちは。いつもお世話になっております、サクラと申します。
今日は実母の尿失禁のことで相談があります。
長文で申し訳ないのですが、どなたかからアドバイスをいただけたらと思います。どうかよろしくお願い致します。
母は3年ほど前に転んで腰を悪くしてしまい、一時期一人で立ち上がることができなくなりました。当然トイレにも自力で行けず、家に誰もいないときは粗相をしてしまうこともありました。
当時私はまだ未婚で実家に住んでいて、実家の自営の会社(家から歩いて10分位)で正社員として働いていたので、お昼休みに様子を見に行ったりもでき、そういう時の後処理等の面倒を見ることができました。
その後母の体調は良くなって、立ち上がる時に(四つんばいになったりはするものの)人の手を借りずに自力でできるようになりました。
ただ、腰を痛める前から膝も悪かったせいもあるのか、立ち上がるときにどうしてもお腹の方に余計に力がかかってしまうようで、少し失禁してしまうことがありました。
そんな時、やはり母は失禁したことを人に気付かれるのが嫌なようで、こっそり処理をしています。それまで粗相をしたときに私が処理をしていたのだから別に隠すことはないのにと思うのですが、完全に起き上がれなかった時とはまた別の感情があるようです。
私も気付いてはいたものの、母の心情を察して気が付いていないようにふるまっていました。
その後も随分母の体調は良くなったので、まだ心配はあるものの私は去年結婚して家を出ました。現在実家は父・母・兄の三人が住み、姉は同じ市内に嫁ぎ(但し同居の為あまり実家に来ることができません)、私は車で30分位の別の市に住んでいます。自営の会社の方は今は週3日程の勤務になりました。
今でも会社に行く日の他、実家には家事の手伝いにちょこちょこ通っています。
そんな中で座布団がちょっと濡れている(母が自分で処理する前に偶然目にしてしまった)など、母の尿失禁のことは私も気にはなっていました。
それが昨日会社に父の姉から電話があり、先日亡くなった祖母(父の母)の49日で親戚で集まった時に、母が座っていた席が二箇所ともびしょ濡れだった、と言われました。
私はその時は全く気付かなかったのですが、父の姉は「かなりの量だったから、本人は絶対に気付いているはず。年をとれば誰でも仕方のないことなんだから、娘のあなたから尿漏れパットをつけるように言わないと」と、注意をうけました。
今までそこまでひどいとは思っていなかったのでショックを受けました。おばの言うとおり私から母にアドバイスをするべきだと感じました。
ただ、必死に私に隠そうとしている母に何と言ってアドバイスすればいいのか分かりません。
以前母が自力で起き上がれないときに、やんわりとですが尿漏れパットをすすめてみましたがどうしても抵抗があるということでした。その時は仕方がないのでベットの上に防水パットを敷きタオルを大量に使用するなどしていたのですが・・。
おばに「一緒に生活している人達は絶対に気付いてるはず」と言われたので、父か兄に相談しようかとも思ったのですが、母の気持ちを考えるとそれもできずにいます。
どんなふうに切り出せば母のプライドを傷つけず尿漏れパットを使ってもらえるのでしょうか。どうすればいいか本当に困っています。
ここに相談する内容ではないかもしれませんのでジネコさんには申し訳ないのですが・・。どうか、どなたか良いアドバイスをお願いいたします。

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回答一覧

こんにちは。私は介護の仕事をしていました。排泄の事って本当にデリケートで難しい問題ですよね。でも、対応の仕方はアイデア次第で沢山ありますし、
必ず解決策はある物だと私は思っています。正直この文章を読ませて頂いただけでは御家庭の事情や御本人の様子等、分からない事も多く良いアドバイスが出来るとは思っていません。

でも、まず一番大切なのは御本人の恥ずかしいという気持ちを大切にしてあげる事・失禁は恥ずかしい事ではない事・不安を取り除いてあげる事。完全に御自分でやりたいのか、周りの人の関わりを受け入れてくれるのかにもよりますが、声をかけ、見守ってあげる事が案外効果大!「トイレ大丈夫!?」というよりも「最近冷えてきたからトイレも近くなるね」とか「寒いけど体は冷えない?痛い所はない?」とか。トイレや失禁ももちろん気になる事ですが、体の冷えや起き上がり、移動しやすいか、トイレまでの距離、使いやすさ、下着の種類、トイレの回数や水分の量・食事の量等の他、体調や気分で変わってくる物だと思います。

尿漏れパッドを使うのは最終手段。(本人が抵抗無く安心して使える場合は良いですが)まずは介護用品にもある、安心パンツ(軽い尿漏れに対応できる物)を勧めてみては?見た目は本当に普通の下着です。また尿漏れパットよりは高くなりますがパンツタイプの物の方が最初は抵抗無く使えると思います。(試供品を貰えます)失禁前のトイレに行く事を大切に。。。我慢する事、行かない事が失禁を増やしてしまう事も。上手く誘ってこまめにトイレに座る事が出来れば残尿感も少なくてすみます。

起き上がりの腹圧がかかる事で失禁してしまうのであれば、ベットか布団かでも変わりますが立ち上がり、起き上がりがしやすい様に手をつく部分を増やす(手すりや台・紐)だけでも変わります。早いうちの対応が大切です。どうしたら良いのか分からない時は本やPC、市の相談窓口等何でも利用してみて下さいね。御本人にあった良い方法が必ずあると思います。尿意はしっかりしていますか?尿意があれば優しい声掛けから、尿意がはっきりしなくなっていればとにかくトイレに行く事を大切に。上手くアドバイス出来なくてすいません

2001.12.23 11:43 19

ニッキー(秘密)

サクラさん、こんにちは。
若い頃には当然のようにできたことが、加齢とともにできなくなってくるというのはとてもショックなことです。お母さんも一人でとても悩んでいらっしゃると思います。それに、他人のお家で粗相をしてしまうと「またそんなことがあるんじゃないか」という恐怖になって、だんだん外に出て行くのがおっくうになるかもしれません。あまり外に出られなくなると実年齢はそれほどでなくても、なんか「おばあさん」になったように老け込んじゃいますよね。でも、それじゃあ、人間としてちょっと寂しい気がします。

お母さんが隠したいのは分かります。でも、そういう悩みは女性が年齢を重ねていけば誰もが通ることだと思います。お母さんの不自由さは、サクラさんにとっても私にとっても決して他人事ではないのです。「他人事ではないから、どうすればお母さんがこれからの人生を楽しく過ごせるかを一緒に考えたい、そのためにもお母さんに悩みがあるならできるだけオープンにして欲しい」というニュアンスで、お母さんにお話ししてみたらいかがでしょうか?

また、お母さんは腰やひざがお悪いのですよね。寝るときは布団よりもベッドの方がお勧めです(もう実行されていると思いますが)。あと、座布団の立ったり座ったりが大変なら、「ひざが痛い」という理由で椅子を用意してもらったらいいと思います。親の年代から上はひざを悪くしてしまう人が多いので、若いときは座布団を使っていた人もどんどん「椅子とベッドの生活」に変えているようです。

日本も高齢化が進んで「どう老いるのが幸せか」が問題になってますよね。多少不自由なことがあっても、若いときのように活発でなくても、色々なことに興味をもって元気に年を取っていけたらと思います。サクラさんのお母さんも「いい老後」が送れますように、お祈りしています。

2001.12.23 17:12 15

晋作(38歳)

さくらさん、こんにちは。かんたろうと言います。

まだお返事間に合いますかね?遅くなっちゃたから。

お母様のこと本当に大変で、複雑で、デリケートな問題ですよね。
娘というのは母親と同姓であり、何でも出来てお手本としていた女性で
理想像なんだそうです。
だからお嫁さんよりも“何でこんなことが出来なくなったのー“とヒステリーやパニックになられる方が多いようにお見受けします。

さくらさんは優しくて冷静ですね。すごいと思います。
ニッキーさんのお返事とほぼ一緒ですが、あえて付け加えくわえるならば、
もしお母様が嫌がらないようなら専門家に相談して同じようなお仲間がいること教えてあげるのも一つの方法です。

お母様はきっと“こんな恥ずかしいことしちゃうの私だけだわ”とお思いになってるはずです。そう思ったことがあるはずです。
私は仕事柄、いろんな方のそういった相談、実際の介護に入りますが、
ご自身が他の方の病状(たとえば麻痺の状態や、パットの使用方法)をはじめてご覧になって“自分だけじゃないんだ”という気持ちが起きるそうです。
あの人があれだけ出来るんだから私もやってみようと。恥ずかしいことじゃないんだということが分かっていただけるようです。

なかなか家族の方や職員が説明しても、やはりご自身が目で見て納得されて
じゃないとどんな介助も難しいものです。

尿意の確認と介助者が面倒くさがらず声をかけトイレに行くこと、時間を決めてみる、腹圧性の尿失禁ならベットが効果的です。気分を変え外出の機会が無いのならデイサービスもお勧めです。

でも一人で抱え込まないで相談してください。介護保険を上手に使ってください。お母様とさくらさんが元気になれるように応援しています。

なんだか生意気な意見だったらごめんなさいね。うちにも86歳になる頑固なおばあちゃんがいます。お互い頑張りましょう。

2001.12.26 10:20 15

かんたろう(25歳)

ニッキーさん、晋作さん、親切で丁寧なアドバイス本当にどうもありがとうございました。

*ニッキーさんへ*
具体的で心強いアドバイスをどうもありがとうございます。
コメントを読んで、まずは尿漏れパットよりもパンツタイプのものから試してみようと思いました。早速介護用品のカタログを取り寄せてみますね。
実は私もまだ本人に直接聞けずにいる為母の失禁がどういう状態なのかはっきりと分かっていないので、まずはきちんとこのことについて話をして、尿意があるのかないのか、どのくらいの量なのか等、母の現状をはっきり把握しなくてはいけないと改めて感じました。そうすればニッキーさんの言うとおり、本人の気持ちを大切にしながら一番合った方法を見つけていけますよね。
今すぐできることとしては、こまめにトイレに立ってもらえるように上手く声をかけられれば、と思います。
介護の経験者からの貴重なアドバイス、本当に助かりました。

*晋作さんへ*
とっても優しい文面で、読んでいてなんとなく気持ちが落ち着いてきました。どうもありがとうございます。
晋作さんの言うように、失禁のことというよりも、自分達のこれからの人生について話し合うような形から切り出してみようと思います。
私も何よりも心配なのは母が家に閉じこもってしまいストレスをためてしまうことです。
今は趣味の生け花教室(先生が理解のある方なので母だけ椅子に座って受講させてもらっています)に週に一回通うのを楽しみにしていますが、このことが原因でその教室にも通わなくなってしまったらどうしようとか、周りのお友達の前で恥ずかしい思いをするようなことがあったらどうしようとか、いろいろ心配が募ってしまいます。
だからやはり、はやく勇気をだして話をしてみますね。母が「いい老後」を送れるように。


ちょうど新年を迎える時期なので、自分も含めて今後の人生のことなどについて母と話をしてみようと思います。いつまでも母に元気に過ごしてもらうためにも、これを機会にこれからはもっとオープンに普段の生活で不自由に思っていること等を話し合えるようになれればいいな、と思います。
良いアドバイスをいただきまして、本当にどうもありがとうございました。
少し早いですが、どうかお二人とも良いお年をお迎え下さいね。

2001.12.26 11:35 15

サクラ(30歳)

かんたろうさん、親切なアドバイスと温かいお言葉、本当にどうもありがとうございます。
生意気な意見どころか、とっても優しい言葉をかけてくださってうれしいのですが、私が優しくて冷静なんてとんでもない!!です。私は全然ダメな娘なんです。
母がほとんど寝たきり同然の状態だった時は、私にとって、自分という人間はそれまで自分が思っていたよりもずっと優しさにかけている人間なんだということをつくづく思い知らされた日々でした。
当時は私もかなり精神的にダメージを受けましたが、やはり誰よりも母自身が一番、今までできたことが急にできなくなったことにショックを受けていたのだと思います。娘の私にしかイライラをぶつけられなかったようで、随分わがままを言うこともありました。私も疲れている時にそういうことを言われた時はかなり荒れました。これ以上頑張れないと泣き叫んでしまったこともあります。本人が一番辛いのに、本当に最低の娘ですよね・・。なんか暗い話になってしまってごめんなさい!
ただ、そういう時期があったことで現在は母との距離がうまく保たれているのだろうな、と思います。それに何よりも母の体調が随分良くなってくれたことが本当に大きいです。
話がそれてしまいましたが、かんたろうさんの言うとおり、まずは本人に「自分だけじゃないから大丈夫」という安心感を持ってもらえるように、どうにか専門家に相談に行きたいと思います。やはり本人が現状を把握し、前向きに対処していくことが、一番大切なんですね。
まずは母の状況を把握するため、この件について話をしてみるようにしますね。

親身のアドバイスをくださり、本当にありがとうございました。
かんたろうさんも、お仕事とてもやりがいのある分いろいろ大変なことも多いかと思いますが、これからも頑張ってくださいね。
どうか良いお年をお迎え下さい。

2001.12.26 18:25 15

サクラ(30歳)

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