HOME > 質問広場 > 不妊治療 > その他 > 不妊治療はなぜ健康保険対...

不妊治療はなぜ健康保険対象外なのですか?

2002.5.21 14:55    0 4

質問者: ぴっきーさん(秘密)

先ほどニュースで「少子高齢化の対策として育児休暇の充実・・・」などと
言っているのを耳にしました。
もちろんそれも大切で、働く1児の母として育児休暇が充実していれば「もう1人子供を産もう」となるかもしれません。
しかし、不妊で苦しんでいる人は10組に1組ぐらいの割合でいると言うでは
ないですか!(私の姉もそうで不妊治療の為に会社を退職しています)
少子化に協力してくれる予備軍の事をもっと考えるべきだと思うのは
私だけでないと思います。
なぜ、不妊治療が健康保険の対象外なのでしょう?
精神的にも肉体的にも苦しい治療に耐え、金銭的にも苦しんでいる姉を見て
血のつながった妹として、自分のことのように苦しいのですが・・・・・
みなさんはどのようにお考えでしょうか?
賛否両論お聞かせいただければ嬉しいです。

応援する あとで読む

この投稿について通報する

回答一覧

不妊治療だけではなく、妊娠出産に関する医療全部が保険の対象外なのは「妊娠出産は個人的な事なので、健康保険で補助するよう範囲外」という考え方があるようです。

それから先日とあるテレビ番組で厚生労働省に「不妊治療が対象外になってる理由」を質問したところ、その回答は「不妊治療は高額で、女性への体の負担が大きい割に成功率が低い医療なので」とか「保険対象にすると、健康保険の支出が膨らんでしまい、ただでさえ赤字が続いている今の健康保険の状況では負担しきれない」という趣旨の回答があったそうです。もしも保険の対象にした場合の健康保険の支出の増加も番組で試算していましたけど、はっきりした数字は忘れましたが数百億円にのぼっていたような。。。

ただその番組では「今現在保険の対象にしたら莫大な支出が必要かもしれないけど、その治療で出生率が上がったら将来その子供達が成人して、働いて税金を国に納めてくれれば元は取れるはず、という試算も出ている」と言ってました。

私も今回のニュースには興味があります。少子化対策を進める政策がどういうものになるかわかりませんけど不妊治療への理解も含めて、広い意味で社会が変わらないと根本的な解決にはならないと思うんですけどね。。。

2002.5.21 18:59 10

ねこむすめ(秘密)

 私は、自分が不妊治療をして思います。
もっと不妊治療に保険がきけばいいなって。
そして、不妊治療にもっと理解のある世の中になればいいなって。

 姉も同じく治療をして子供を授かりましたけど、この子に会うためにいくらかかったかわからないくらいと話してました。

 私は子作り専念のため、9月に会社を辞めました。働いていたら病院へ行く時間もないし、けど辞めたら辞めたで収入がなくなって、治療も金銭的に厳しいんですよね。
 
 でも自分が不妊という立場になかったら、どれだけ、精神的にも金銭的にも苦しいってこと、わからなかったかもしれません。

 少子高齢化の対策は何も、子供のいらっしゃる方だけにするものではなくって、どうしたら少子高齢化を解決できるかっていうのを考えてほしいですね。

 だんだん何を言いたいのかわからなくなってきましたが・・・
保険がきけば、もっと治療に専念できるという人は少なからずいると思いますよ。
 

2002.5.21 19:01 9

まりか(秘密)

以前、
『1回の治療で治る(=妊娠する)という保証ができないから』
と聞いた事がありますよ。

大抵の治療は治すために治療するんだけど
不妊治療は必ずしも結果がでるわけじゃないからって…
私も治療中の身、かなりしんどいです。

2002.5.21 19:03 18

匿名(秘密)

ぴっきーさん、こんにちは。

不妊治療に保険が適用されない一番の理由は「高齢者の医療費の増大と不況を背景とした医療保険の財源不足」ということなのだそうです。
そして、保険は「病気の治療を目的とした医療に対する補助」という考えに基づいていて、不妊は病気ではなく、普通の妊娠や出産と同じ位置づけということから、現在は保険が適用されないのだそうです。

ここを掘り下げていくと、確かに簡単に保険を適用できない理由があるようですね。

私も現在、不妊治療を受けています。今のところは夫の薬代や、夫婦の検査代しかかかっていませんが、今後、人工授精・体外受精とステップアップした場合、我が家の経済状態ではとても高度生殖医療を受けるだけの余裕はありません。
でも、なんとしても我が子をこの手に抱きたい。そして治療方法があるにもかかわらず、経済的な問題でそう何度も何度もチャレンジ出来ないというジレンマに陥るのは不妊治療が始まったばかりの私にも簡単に想像できることです。

また、以前朝のテレビを見ていると、確かに不妊治療に保険を適用すると莫大な費用がかかることになるが、それによって子どもの数が増えれば、長い目で見れば日本社会が潤うと言うお話をなさっていた方がいらっしゃいました。
私も本当にその通りだと思います。

でも、私が一番辛いのは不妊を公に出来ない社会だということです。
私も実の両親にしか言っておらず、夫の両親にはまだ内緒です。
私は今はパートですので、平日に休みもあるし、仕事が終わったあとに病院へ通うことも出来ますが、仕事にもやりがいを感じていらっしゃっるとか、フルタイムでバリバリ働いているような女性は、なかなか上司や同僚の理解が得られず、冷たい視線を浴びている人も大勢いると聞きます。

不妊は「病気」ではないかもしれないけど、メンタルな部分でもかなりのダメージを受けているのは確かです。
保険の適用もぜひお願いしたいところですが、周囲の理解がもっともっと得られるように、政府も、もっと努力して欲しいと思っています。

2002.5.21 19:25 11

もも(29歳)

2042

この投稿について通報する

この記事に関連する記事

この記事に関連する投稿

女性のためのジネコ推薦商品

最新記事一覧

相談
する

Page
top