以下私の記憶です。

ご兄弟の中で、キャリアである可能性がないのはお兄さんのみです。

匿名希望さんが色盲の遺伝子を持っている可能性が５０％なのでは。

女性は色盲遺伝子を一つ持っていても発病しませんから、遺伝子検査を受けたら匿名希望さんがキャリアかどうか分かるのでは。

この色盲遺伝子を匿名希望さんが持っている場合、生まれてくるお子さんはそれぞれ５０％の確率で色盲の遺伝子を持つのでは。女の子だったら発病せずャリアになるだけで、男の子だったら発病です。

2003.7.14 21:36 125

初めまして。

実は私の父も色盲です。

高校のとき授業で色盲について勉強したときに母に
話をたまたましたらお父さんも色盲なんだよ、と教えられました。

私の知っている限りの知識ですがお兄さんは色盲ではありません。
色盲の染色体はＸ染色体です。
男性の場合お母さんからＸ染色体、お父さんからＹ染色体をもらうので
色盲になる可能性はありません。
女性の場合は両親から一つずつＸ染色体をもらうので
もしお父さんから色盲のＸ染色体をもらっていた場合は
潜在色盲となります。（表面的にはわかりません）
この場合は、女の子を産んだ場合は潜在色盲になる可能性は
ありますが色盲になる可能性はありません。
でも男の子を産んだ場合、確か結構高確率で色盲になる
可能性があったと思います。

きっと匿名さんのお父様のお母さんが潜在色盲なんじゃないかな？
私の場合はそうです。父は女２、男３の兄弟ですが色盲なのは父だけで、その子供に色盲の子はいません。（潜在色盲の可能性はありますが…。）
詳しい確率はわからないのですが少しでも参考になれば…
とおもってレスしました。

今は色盲でも車の免許も取れるし「色盲は障害ではない」という
考えが広まってきているみたいなのであまり考えないようにしてます。
私たちにはどうしようもないことなんだし…。
頑張りましょう！わかりにくくてごめんなさい。

高校で習った染色体の受け継ぎ割合の図です。

　l 　Ｘ’l　Ｘ　　　　　　　Ｘ’Ｘは潜在色盲
------------------- 　　　　Ｘ’Ｙは色盲
ＸlＸ’Ｘ l ＸＸ　　　　　　　その他は正常
-------------------
Ｙl Ｘ’Ｙl ＸＹ
l 　l 　　　　　　　　　Ｘ’は色盲の染色体

2003.7.15 00:16 49

こんにちは。ちょっと専門的な話になりますので、
事務的な書き方になります。
もしもご気分を害されたら、申し訳ありません。

色盲に関する遺伝子は、ご指摘のとおり、
性染色体であるＸ染色体に乗っています。

仮に、色盲を起こす遺伝子をもったＸ染色体を、X(+)、
正常なＸ染色体を、ただのXで表すとします。

女の人の性染色体はＸＸで、Ｘ染色体を２本持っています。
もしもこのうちの1本がX(+)であっても、残りの1本である
Xが、正常な色覚を保つために働き、色盲になることはありません。
女の人が色盲になるには、２本ともX(+)を持つ必要があります。

従って、色盲を発現している女の人の遺伝子型はX(+)X(+)、
正常な視覚を持つ女の人の遺伝子型には、
XXと、XX(+)の２種類があることになります。
XX(+)の遺伝子型をもつ人のことを、
自身は発症しないが次世代に遺伝子を伝えるものという意味で、
「保因者」といいます。

一方、男の人の性染色体はＸＹとなり、Ｘ染色体を１本しか持っていません。
そこで、もしX(+)を持っていると、
正常な視覚を保つために補償してくれる遺伝子がないので、
必ず色盲になります。

従って、色盲を発現している男の人の遺伝子型はX(+)Y、
正常な視覚を持つ男の人の遺伝子型は、XYということになります。

色盲である、匿名希望さんのお父様の遺伝子型は、X(+)Yです。
一方、お母様の遺伝子型は、XX、XX(+)のいずれかになります。

匿名希望さんは女性ですから、お父様とお母様から、
それぞれＸ遺伝子をもらっています。
お父様からは、確実にX(+)を受け継がれています。
お母様からは、X、X(+)のどちらももらう可能性がありますが、
色盲を発症していらっしゃらないことから、
匿名希望さんは、遺伝子型XX(+)の「保因者」であると確定できます。

匿名希望さんが、正常な視覚を持つ男性と子供をもうけると、
子供が男の子である場合、1/2の確率で色盲と正常視覚が現れます。
子供が女の子である場合、1/2の確率で匿名希望さんと同じ
「保因者」となります。

また、匿名希望さんが、色盲の男性と子供をもうけると、
子供が男の子である場合、1/2の確率で色盲と正常視覚が現れます。
子供が女の子である場合、100％の確率で匿名希望さんと同じ
「保因者」となります。

なんだか冷たい書き方になってしまい、本当にごめんなさい。
ちょっと専門的なことを説明しようと思うと、
どうしてもこんな感じになってしまうのです。
お許しください。

2003.7.15 00:28 58

ごめんなさい！
先ほど送ったコメント、最後のところが間違っていました。

色盲の男性と子供をもうけた場合、
子供が男の子なら1/2で色盲か正常視覚、
子供が女の子なら1/2で色盲か「保因者」

が正しいです。
ほんとにごめんなさい。

2003.7.15 00:50 33

わたしも関係してるんで調べちゃいました。

とてもわかりやすいサイトです。

http://www.ne.jp/asahi/shinsei/saitama/shikijaku/doc/001.htm

匿名希望さんの場合は、男の子だったら５０％、女の子だったら０％（ただし因子保有率５０％）ってことみたいです。

2003.7.15 01:39 30

高校の時に習った伴性遺伝の法則に基づいた確率なので、それが現在
も正確かどうかについてはいまいち自信がありませんがお許し下さい。

色盲の遺伝子はX染色体上にあります。お父様が色盲とのことなので
貴女とお姉様はお父様から受け継がれた方のX染色体上に色盲の
遺伝子をもたれていると考えられます。したがって貴女のお子さん
が男の子の場合色盲になる確率は50％です。女の子の場合は色盲は
発現しませんが、遺伝子の保因者になる確率は50％です。

2003.7.15 08:26 15

私の主人の場合軽い色覚障害があって（40人いれば5人くらいの
割合で、結構いるらしいです）彼のおばあちゃんが色覚障害。
彼も実際　就職試験で配線の組み合わせができず、気付いた位
です。白と薄いピンクの見分けがつかない位。男の子は出易くて
たぶん妹も持っているけど出ていない。という状態。
私も妊婦なので子供は女の子ならいいのに。と思ってます。
男だったら出る確率高いので、小さい頃から気をつけて見て
いこうと思ってます。
女の子でも潜在的には持っているので、もしその子が
男の子を産めば出る確率は高いので　いつかは話をしなくては。
と思ってます。でも結構いるみたいですよ。前の彼も
そうだったし。完全な色盲（赤・緑・黒などが理解できない）
の方だと出方がもっと強くて匿名さんのお兄さんに出てると
思いますが。

2003.7.15 09:24 15

色盲の男性の性染色体XYのうち、Xのほうに色盲となる原因の遺伝子があります。
あなたのお兄さんはお母さんのXとおとうさんのY遺伝子を受け継いでいるわけですから色盲遺伝子は全く受け継いでいません。
あなたとあなたのお姉さんとは女性なのでXX、
おとうさんからX遺伝子を受け継いでいるわけですから、
色盲遺伝子も受け継いでいると考えられます。
ただ、色盲遺伝子は劣性遺伝子なので、色盲遺伝子を持たないお母さんのXも
もつおねえさんとあなたは色盲ではないのです。
ですが、保因者ということになるので、あなた方のこどものうち
男の子は50%の確立で色盲、女の子の場合は色盲でない子が生まれます。
ただし、女の子の場合も50%の確立で色盲保因者です。
（生まれた女の子が保因者であるかどうかは、またその子が男の子を産んでみないと分かりません）

ただ、現在色盲は障害ではない、ということで、
小学校や幼稚園でも色盲検査自体やっていないそうです。

2003.7.15 10:11 15

ずいぶん前に聞いたことなので、もしかするとまちがっているかも知れませんが
色盲の遺伝子はＸ遺伝子に受け継がれているので、色盲のお父様からの子供は、男の子なら１／２の確立で正常な子と色盲の子が生まれ、女の子
なら残念ですが１００％色盲の遺伝子を持つことになります。（ただし、
潜在化していて、色盲の症状はありません。
では、匿名さんのお子さんはどうなるかというと、男の子でも女の子でも１／２の確立で色盲の遺伝子を持って生まれて来ることになります。
ただし、色盲の遺伝子を持っていても女の子であれば、症状はでません。
ちなみに、女の子で色盲の症状がでるのは、ＸＸ両方とも色盲の遺伝子
を持っていた場合のみです。
とこのように記憶しているのですが、まちがっていたらごめんなさいぃ〜

2003.7.15 21:54 14

色盲遺伝子はＸ染色体上にあります。正常なものをＸ、色盲遺伝子をｘとすると、お父さんはｘＹ（Ｙは男性になる遺伝子）だったのです。お父さんからは、お母さんからのＸとお父さんからＹを受け継いだ男の子（ＸＹ）とお母さんからのＸとお父さんからｘを受け継いだ女の子（Ｘｘ）が生まれるのです。つまり、お兄さんは色盲遺伝子を受け継がず、お姉さんと匿名さんは色盲遺伝子を持っているのです。（Ｘｘは本人は色盲にならない）
ご主人はＸＹ、匿名さんはＸｘですから、お二人からは、正常な男の子（ＸＹ）、色盲の男の子（ｘＹ）、正常な女の子（ＸＸ）、色盲遺伝子を持つ女の子（Ｘｘ）が同じ割合で生まれるということです。
簡単に言えば、昔から「運ぶのは女、色盲になるのは男」言われている通りなのです。
私の夫も色盲ですが、趣味は油絵と絵画鑑賞だし、色盲で損したことはパイロットになれなかったこと（笑）くらいとか・・。不便さや差別を感じたことはほとんどないようです。
そんなに気にすることではない、と思いますよ。

2003.7.16 01:57 15

色盲は９０％以上が男の人です。
もしあなたの子供が男の子だったら色盲になる確率は高いと思いますよ。
以前聞いた話では５０％以上ということでした。
でも昔きいた話なので確認してください。

2003.7.16 07:26 17

こちらの書き込みをさせて頂いた匿名希望のものです。
皆様、とても詳しく教えて頂きまして本当にありがとうございました！
私は妊娠を希望しているため、将来自分の子供が５０％の確率で色盲もしくは保因者である事がわかり、子供ができたときにそうなのかそうではないのか、ちゃんと把握できるように気をつけようと思います。
貴重なご意見、本当にありがとうございました！

2003.7.18 08:30 16