靖国神社の遊就館はとても偏ってますよね。政権は関係なく一宗教法人としてあの趣旨を持っているということです。相当引いちゃいますよね。
アジア各国からの批判だけでなく米国からも方向性を修正すべきだと意見があり、靖国内部者もこれから修正を検討していくと言ってはいるようですが･･･。
当時が膨張主義、帝国主義的な時代だった事は事実だとは思うのです、事実世界中強国の植民地だらけだったわけですから。でも｢そういう時代だった｣では済まされませんよね。日本は敗戦国。道義的な責め苦を｢歴史認識｣として示すべきで、その一端に靖国問題、合祀問題は当然含まれるのでしょうね。
死を持って罪を償ったＡ級戦犯の御霊に罪はない、という意見は心情としては理解できる点もあります。でも祀られている２００万人を超える日中戦争・太平洋戦争没者の大半は召集によって一兵となった民間人です。その多くは南洋の地で補給源なく餓死や病気で苦しんだ挙句の死だった。私の祖父もその一人です。本当にその命を称え安らかな眠りを祈るのであれば、今穏やかな静かな気持ちで万人が参拝できる環境であって欲しいと思っています。その意味では私も分祀すべきと思っています。

2006.8.15 12:10 10

行ってきました。
「かの国」の今の状況と、昔の日本とが似ているとのことですが、当時の日本に「独裁者」はいなかったのではないでしょうか（かの国って、例の独裁国家のことですよね？）
かの国が今追いつめられている状況は、かの独裁者自らが招いたものなのでは？

また、異論は多々あるかと思いますが、Ａ級戦犯について。
東京裁判がどのように行われたか、すこし文献を読んだことがあります。
起訴状に、「タイ王国に対する戦犯」などと記載されています。そのことだけをもってしても、東京裁判は正しく行われてはいなかったと思います。正しく行われていない裁判での判決をもって「Ａ級戦犯は分祀しろ」という意見がでることに、私は納得いきません。
分祀論は、まずそのあたりから始めなければならないのではないでしょうか。

2006.8.15 15:02 10

東京裁判が１００％正しかったとは思いません。
でも日本は敗戦したのですよ。
ではあの当時の日本政府のやり方で裁判をしたとして、正しい裁判になったと思いますか？

「靖国で会おう」と言って死んだ兵士達は皆軍国主義に洗脳されていたのです。
負けが決まっていた戦況でも無理やり戦わされ死んでいったのです。
そんな状況に追い込んだ人間と一緒に祀られたくないに決まっているでしょう。

「心の問題」とか言っている誰かさんも、侵略された国の人々の「心の問題」はどうなるのでしょうか？
日本が逆の立場だったらどう思いますか？

また今自分の父親や兄弟、息子が今赤紙で戦争に連れていかれ、負けが決まっている戦いで無駄死にさせられることを想像したらどう思いますか？

私はフィリピンで特攻隊が飛び立った飛行場を訪れたことがあります。
特攻隊の生き残りの人と行きました。
現地の人達にもその頃の話を聞きました。
悲惨です。

あんなことを美化することなんて絶対できません。

昨今若者の右傾化が目立ちますが、体験してからでないと軍国主義や戦争の恐ろしさがわからないのか？？と憤りを感じます。

2006.8.15 23:47 11

さるさるさんのスレをみて再び考えさせられました。
「靖国神社」の問題ってテレビの討論をきいていても、堂々巡りでいつも解決されませんよね。
その裏にはタブーな情報が隠れているからではないかと感じてしまいます。
ただの「心」の問題だけであんなに小泉さんが意地になって参拝するとは思えません。
それから、話はそれるのかもしれませんが、最近の若手自民党議員の人達の意見をきいていると、小泉宗教の信者のようにきこえてくるのは私だけでしょうか。
すごく悪寒がします。
これはまったくの個人的意見ですので、気に触る方がいたらすみません。
政治的な意見って発言が難しいですね。

2006.8.16 16:27 9

私も先日初めて行きました。
遊就館の内容は、私はすばらしいものだと思いました。
さるさるさんも書いているように、私たちが受けてきた「平和学習」とは程遠い内容かもしれません。でも、今までその「平和学習」を受けてなんの疑いや考えを持つこともなく「日本は悪いことをしたんだ、そうなんだ」と思考停止していたことを思い知らされました。
靖国神社に祀られている英霊の方々のおかげで現在の平和があることを私たちは忘れてはいけないと思います。

2006.8.16 21:34 11