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存続絨毛症　（長文です）

2003.8.31 15:06 1 0

質問者: ややこしやさん(31歳)

初めまして。　２ヶ月前からジネコを知り、自分と同じ病気の人は
いないかと見てきましたが、いないので自分から聞いてみる事にしました。
存続絨毛症とは、お産や流産時に子宮の中に胎盤組織（絨毛）が残って
しまう事です。

4年前私は第１子を普通分娩で産みました。子供も普通に元気で
その頃の私は育児に追われ自分の体の事など気にしている余裕も
ありませんでした。　
子供も２歳になった頃、二人目がほしいと思い子作りにはげみました。
すぐに妊娠したのですが、６週で稽流流産してしまい、初めての事で
本当に辛かった。

４ヵ月後に再度頑張ってみましたが、７週で流産してしまいました。
その時は胞状奇胎を疑われましたが、手術の時にぶどう状の組織も
なく、組織検査も大丈夫でした。　落ち着いてから病院で１人子供も
いるし、２人目は・・・　どうしても望むなら不育の疑いがあるからと
専門の病院を勧められ、夫と相談の結果頑張る事に！

１回目は尿検査と血液検査のみでした。２回目は免疫療法をするとの
事で病院に行くと、先生から尿検査の結果あなたのhcgホルモン値が
異常と言われました。　やはり２度目の流産は胞状奇胎で組織が残っているのかもしれないとの事。
地元の病院に戻り４度目の子宮内除去手術を受けましたが、何も出て
きませんでした。　

手術ではもう無理で残された方法は抗がん剤を使う事でした。
大きな病院を紹介してもらい、診察を受けました。　子宮内にカメラを
いれて診てみると怪しい物が確認できました。　そこの病院ではピルを
使う治療をする事になり地元に戻りピルを飲み続けました。
生理をおこして中のもの流しだすとの事でした。　
２ターンしましたが結果は変わらず、大きい病院に戻り５度目の子宮内
除去手術を受けました。
手術結果も変わらず、最後の手段抗がん剤の点滴です。
癌の抗がん剤に比べると量も少なく５日間の点滴ですみましたが、
やはり副作用は出るものです。口の中は口内炎だらけ、すその方もあちこち切れて、辛かった。
１ヵ月半入院しましたが　ホルモン値こそ数値が低くなったものの
完治できずです。　その後絨毛組織が癌細胞に変化する心配は今の所
なさそうとの事で地元に戻り経過観察となりました。
ホルモンの数値が低くなったので、ある医大の助教授は妊娠は出きる
はずだといっています。　
抗がん剤のせいで退院後もしばらく体調が戻らず、夫や両親にも迷惑をかけ、子供にも遊んであげられず寂しい思いをさせてしまいました。

１年後の今年、先生のokをいただき再度、二人目に挑戦しました。
本当に妊娠はしやすいのか、すぐに出来ました。
６週目に入り心拍も確認できて、もう大丈夫と思いました・・・が
７週目の検診で突然心拍が見えなくなってしまいました。
６度目の手術でした。最後の何分間か麻酔がきれてすごい痛みに、
肩を押さえつけられ最悪です。
流産後すぐに漢方の四物湯がよいとわかり薬局で買ってすぐに飲んで
みました。私には合わなかったのか体に発疹ができるわ、下痢になるわ
で夫には何でも簡単に飲むからだと怒られ、空回りです。
早く元気になるつもりだったのに！！
それからすぐに腎盂炎になり、まさに本厄の年です。
夫にもいつになったら普通に戻るのよと嫌味を言われ、返す言葉も
見つからず泣いている毎日でした。
今度こそ二人目は諦めました。

５ヶ月たった今、気持ちも落ち着き元気になり、ミニバレーボールを
楽しんでいます。
元気になった今、やはり心のどこかで二人目がほしい気持ちが残って
います。
ジネコを見ている皆さんや周りで、私と同じ病気なったことがあるけど
妊娠して出産できましたと言う方がいたらどうか教えて下さい。
先月病院での検査でhcg数値が過去にないくらい正常に近い数値に
なりました、もしかしたら流産してしまった胎児が病気を
持って行ってくれたのかなって、手を合わせながら感謝している
毎日です。
本当に長文で最後まで読んで下さった方、有難うございました。

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