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コミュニケーション力は乳幼児期の向き合い方で変わる

コラム 子育て・教育

コミュニケーション力は乳幼児期の向き合い方で変わる

ラッキー工業

2016.12.6

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育児をテレビやスマホに任せてない?
コミュニケーション力は乳幼児期の向き合い方で変わる


若い人のコミュニケーション能力が下がってきているといわれています。インターネットの発展や、友達と遊ばず一人でゲームする時間が長いことが原因だという声が多いですが、もっとさかのぼってみると、実はそれは幼少期の経験からつながっているという場合もあります。
生きていくうえでとても大切な、人と対話する力。 37年間保育士として育児に携わってきた中島澄江先生に、コミュニケーション力を高める子どもの育て方をお聞きしました。





中島澄枝先生 プロフィール

37年間名古屋市の公立保育園保育士を務める。退職後の現在はNPO法人名古屋コダーイセンターの理事として、子育て支援者向けのセミナーの開催や保育室の運営などを行い、よりよい知育について日々研究・実践している。

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●テレビやスマホがないと家事ができない!?


私は長い間、育児支援の活動をしていますが、多くのお母さんたちが家事をするために子どもにDVDやスマホなどのデジタルメディアを見せているということに驚いていました。夕方、ごはんの用意をしなければならない時間に子どもはぐずります。「テレビやDVDなしで、どうやってご飯を作るのですか」とお母さんたちは言うのです。
保育士として働いていた時も、近年、人の話が聞けない子、落ち着きがない子が増えてきているのも気がかりでした。幼少期は脳が急速に発達する大事な時期。その時期の子どもの相手をデジタルメディアに任せるのは、実はとても危険なことなのです。


●言語の習得は生きたコミュニケーションの中で


アメリカの若い研究者が面白い実験をしました。英語を母国語とする子どもの2つのクラスに、1つは中国人が週に1回1時間中国語の絵本を読んであげ、もう1つのクラスは同じ内容をDVDに撮って観させました。それを半年間続けたところ、実際に中国人が来て読み聞かせをしたクラスの子は中国語を聞き取れるようになったけれど、DVDで聞かせたほうはそれができなかったのです。
言語というのはコミュニケーションのためのツールであって、情報をもらうためのツールではありません。コミュニケーションするなかで言葉を聞こうとするから、DVDではなく、生身の人間が来て話すほうが聞き取れるようになったわけです。
同じ理由で、ガード下で電車がガーガーと走っている中でも私たちは会話できます。うるさい音の中から聞きたい音を聞き取るからです。しかしそれを録音したものでは話を聞き取ることができません。人間の脳は相手とのコミュニケーションをとろうとするため聞き取る力が伸びるのです。
デジタル映像から流れる一方向の言葉は刺激としては入ってきても、そこから聞き取る力はついていかないのです。


●お母さんは家事ができて子どもも喜ぶ“おんぶ”スタイル


私はおんぶでの育児を推奨していますが、出発はデジタルメディアから子どもの脳を守りたい、ということでした。おんぶは両手があくため、料理などの家事ができるのはもちろんですが、それ以外にも赤ちゃんにとって、とても大きなメリットがあります。
まず、おんぶは母親の背中の上で自由な行動ができ、さらに自らの意思で母親の身体にしがみつくことができるので自発的な安心を獲得することができます。(抱っこだと強制的な密着になってしまいます。)おんぶしたらすぐに寝てしまう子もいるくらいです。
さらに、おんぶでは高い位置からお母さんの肩越しにいろいろな景色を見ることができます。子どもはお母さんが見ているものを一緒に見て、見たものを理解し、体感して、覚えていきます。これを「共同注視」といい、社会性も育っていきます。また、普段の視界とは違うものが見える楽しい時間で、知的好奇心も刺激されます。
デジタルメディアの世界ではなく、ぜひおんぶで現実の広い世界をたくさん見せてあげてくださいね。


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