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日本人だから賢く利用したい、和のスーパーフード

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日本人だから賢く利用したい、和のスーパーフード

プロティア・ジャパン用コラム

2015.10.13

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 日本人だから賢く利用したい、和のスーパーフード


最近「スーパーフード」という言葉をよく聞きますよね?チアシード、アサイー、ココナッツオイルなど…、海外のトップモデルや女優さんたちが積極的に食生活に取り入れていることでも話題になっているアレです。

「スーパーフード」とは一般に、ダイエットや美肌、アンチエイジングに効果があるということで注目を集めている食品。正しくは「栄養バランスに優れた栄養価の高い食品」あるいは、「ある一部の栄養・健康成分が特に多く含まれる食品」のことを言います。

でも、その多くは産地が、南米をはじめとする海外。日本人にはなじみのない食品だけに、買ってはみたけれど口に合わない、ご主人や子どもたちが食べない、どんな料理に使ったらよいかわからない、などの理由から、キッチンの戸棚にしまいこんだまま…という人も多いのでは?

そこでぜひ、見直したいのが、私たちが小さい頃から慣れ親しんできた日本的な食材。これらは言ってみれば「和のスーパーフード」。今、話題の海外のスーパーフードと同じくらい、いいえ、それ以上に美容と健康によい成分が豊富に含まれています。

■ 納豆
納豆菌は、腸内細菌バランスを整える善玉菌。腸内環境を整えることで、肥満や肌荒れを防ぐ効果もあります。その他、血液をサラサラにする酵素「ナットウキナーゼ」や、小腸で脂質や糖質を吸収しにくくする「大豆サポニン」、女性ホルモンのような働きをする「イソフラボン」など。女性の健康づくりに欠かせない成分が詰まっています。

■ 梅干し
梅干しに豊富に含まれるクエン酸には疲労回復効果と、血流改善効果があります。梅干しを番茶に入れ、しょうが汁、しょうゆを加えた「梅しょう番茶」は、古くから風邪予防、冷え症改善に用いられてきた飲み物。ただし、塩分が多いので摂り過ぎには注意を。マグネシウムやカリウム、鉄分、カルシウムなどのミネラルも多く含みます。

■ しょうが
しょうがは生と加熱したものとでは、健康効果が少し異なります。生のしょうがに含まれる辛み成分「ジンゲロール」は血行促進や発汗作用を持ち、悪寒や発熱など、風邪の初期症状緩和に有効。一方、加熱したり、乾燥させたりするとジンゲロールが「ショウガオール」に変化。体の芯から温めて体温を上げ、冷えの改善や代謝アップに役立ちます。

■ 緑茶(抹茶)
緑茶には美肌成分が豊富。ビタミンAには皮膚や粘膜を調える働き、ビタミンCはに美白効果、ビタミンEには肌の老化を防ぐ効果があります。また、「カテキン」には体の酸化を抑えてアンチエイジングに効果を発揮。血圧・血糖値の上昇を抑える働きもあります。また爽やかな香りには精神安定効果も。まるごと食べられる抹茶は特に注目です!

■ 海藻(昆布、ひじきなど)
ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で低カロリー。また、それぞれの海藻に含まれる独特の成分にも注目を。昆布のぬめりは食物繊維の「フコダイン」。免疫力アップや腸内環境を整えるほか、血糖値の上昇を抑えて肥満予防・糖尿病予防にも役立ちます。ひじきは骨の健康に欠かせないカルシウムや、貧血予防に大切な鉄分が多いのも特徴です。

その他、小豆やそば、味噌、ぬか漬けなど日本には世界に誇れるヘルシー食材がいっぱい!

実は、ミランダカーをはじめ海外のセレブたちの中には、こうした食品を「日本のスーパーフード」と呼び、好んで食事に取り入れる人も多いとか。日本人である私たちがこんなにすごい食品を見逃しているなんてもったいない!ぜひ積極的にとりたいですね。

文/瀬戸 由美子






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