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妊娠への近道は、健康な体づくりにアリ 春から体質改善はじめませんか?

妊娠への近道は、健康な体づくりにアリ 春から体質改善はじめませんか?

2011春

2016.1.21

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元気な赤ちゃんを授かるには、女性の体ができるだけ健康であることが大切。
そこで、健康な体づくりをするコツを、本誌でもおなじみの
俵史子IVFクリニックをはじめ、さまざまなクリニックで指導を行っている、
体質改善の専門家・金山尚裕先生にアドバイスしていただきました。



金山 尚裕 先生
浜松医科大学医学部産婦人科学教室教授。
専門は不妊・周産期医療。

女性の生活習慣病治療のスペシャリスト。俵史子IVFクリニックでは、月1回の体質改善外来と、ART説明会で生活習慣についての講義を担当。他のクリニックでも体質改善の指導を行っている。



肥満や痩せ、冷えなどが不妊の原因になることも

金山先生は不妊治療専門クリニックで「体質改善外来」を担当されているということですが、不妊と体質改善はどのような関係があるのでしょうか。「不妊治療をしていらっしゃる方は、どうしても卵巣や子宮の状態ばかりが気になると思いますが、実は妊娠するためには、血圧や体重、冷えなど、全身の状態をみていくことが大切なんですね。たとえば、不妊因子の一つとして排卵障害がありますが、これは卵巣の問題だけではなく、インスリンが高いということも大きな原因になっています。間食で甘いものを多く摂ったり、運動が足りない人はインスリンが必要以上に産生されて、排卵に悪い影響を及ぼします」

外来では実際にどのようなことを指導されているのですか。「初診時には、血圧と体重は必ずチェックします。改善が必要な方には、食事、運動、入浴、呼吸法などを指導して、不妊治療と併行して妊娠しやすい体づくりを目指していきます。

食事に関しては、基本として大切なのは、朝昼晩の食事のバランス。朝と昼で1日のカロリーの60%を摂り、夜は控えめに。それから、胚芽米や黒いパン、パスタなど、なるべくインスリンを上げないような食品を選ぶこと。また、野菜を多めに摂ることも重要で、特に冷えがある人は、根菜類をしっかり摂って血液の循環が改善されるよう、指導します。

運動や入浴については、ウォーキングなどの有酸素運動を、できれば週4回以上やってください、と言っています。肥満ぎみの方はもちろん、痩せ型の方も運動をして筋肉を増やすことが大切なのです。忙しくて運動の時間がとれないという方には、半身浴をおすすめしています。また、腹式呼吸も痩身や血流改善に効果的なので、簡単にできる方法を指導していますよ」

より健康体になることが妊娠への近道です

指導をしていて、体質改善の効果を実感されることはありますか。「同じ条件で不妊治療を行っても、肥満や痩せなどの体質を改善された方は明らかに妊娠しやすくなっていますね。また、さらに全身の状態を整えるために、体質改善プラス、サプリメントなども活用していただいています。葉酸や、血流を促すアルギニンなど、女性にとって必要な栄養素を効率よく摂取することも、妊娠しやすい体づくりの一つになると思いますので」

妊娠するためにはまず、いい土壌=体を作ることが大切なのですね。「妊娠というのは、実は肺炎や盲腸と同じような炎症反応なんです。炎症は、体のエネルギーレベルをかなり高くする必要がありますから、健康体でなければ起こりません。ですから、より健康になることが妊娠への近道。そのために、もう一度ご自身の全身の状態をチェックしていただきたいですね」



金山先生の研究成果から生まれたサプリメント「エンゼルストーク」



特に妊娠を考えるご夫婦に摂ってほしい栄養素が「アルギニン」と「葉酸」。この2つを同時に摂ることができるのが「エンゼルストーク」です。これは、金山先生が中心となり、アルギニンを研究する中で生まれました。
ノンカフェイン、すっきり爽やかなグレープフルーツ味で、どなたにでも安心してお召し上がりいただけます。


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http://www.angelstork.com/




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