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逆子になる理由は何?逆子出産の痛みとリスクが知りたい

コラム 妊娠・出産

逆子になる理由は何?逆子出産の痛みとリスクが知りたい

逆子になる理由は何?逆子出産の痛みとリスクが知りたい

2015.4.27

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通常胎児の頭は分娩の時には下を向いているのですが、知らない間に逆子になってしまうことがあります。なぜ逆子になってしまうのか、また逆子で自然分娩は可能なのかどうか、看護師さんたちはどのように言っているのでしょうか。


逆子についての相談:「なぜ逆子になるの?逆子を自然分娩で生むことはできる?」



私は妊娠中に逆子と診断され、それから色々としてきましたがやはり逆子のまま生まれてくるようです。逆子の出産は相当痛いのでしょうか。頑張ろうという気持ちではいますが、やはり怖いです。普通は頭から生まれてくるはずの子供がなぜ逆子になってしまうのか、今後のためにも理由が知りたいです。(20代・女性)



逆子になる原因は母体側や胎児側と様々


なぜ逆子になってしまうのか、医学的にはまだ解明されていません。しかし一般的には、子宮のスペースが狭いことや胎児が双子などの場合に、逆子になりやすいようです。



赤ちゃんはお腹の中でよく動き、大きくなるにつれ頭が重くなり次第に頭が下を向くのですが、骨盤が小さい・羊水が少ない・子宮筋腫などで子宮のスペースが狭いなど何かしらの問題があれば、逆子のままの場合があります。(産科看護師)




なぜ逆子になるのか医学的にはまだ解明されていませんが、母体側の原因(子宮の奇形・子宮筋腫や卵巣嚢腫などで子宮内が狭く頭位になりにくい・胎盤の位置や羊水量などでも逆子になることがある)、胎児側の原因(双子や三つ子など2人以上の妊娠)、両方の原因(母体側と胎児側の原因が組み合わされた場合)があると言われています。(内科看護師)



帝王切開が一般的だが自然分娩が可能な場合も


逆子の場合、一般的には帝王切開が行われるようですが、赤ちゃんの体位によっては自然分娩が可能な場合もあるようです。ただし、通常の分娩よりも時間がかかったり緊急帝王切開になることもあるので、担当医とよく話し合った方がよいでしょう。



逆子の場合、一番大きな頭が最後になるため分娩が困難になります。しかし逆子でも、お尻が下になって足を延ばしている場合は頭位と同じように自然分娩が可能で、お尻が下でも膝を曲げている場合は分娩に時間がかかると思います。赤ちゃんが立っているような状態や、正座しているように膝が一番下になっている場合は自然分娩は困難で、帝王切開が適応されます。(産科看護師)




痛みとしては普通の出産とそれ程変わりはないのですが、お尻から出てくる分ひっかかる可能性が大きく、生まれるまで時間がかかったり、どうしても出てこない場合は緊急帝王切開になる可能性もあります。(内科看護師)




分娩の痛みは個人差があるため具体的にどれぐらいとは言えませんが、心配であれば無痛分娩も可能だと思います。個人的な意見ですが、母子共の安全を考えれば帝王切開が無難だと思いますが、もし逆子のまま自然分娩をされるのなら、やはり主治医とよく相談してからがよいでしょう。(産科看護師)



逆子といっても、赤ちゃんの体位によっては自然分娩が可能なようです。しかし、逆子での自然分娩は通常分娩と比べるとリスクも大きくなるため、主治医とよく相談して決めた方がよいのでしょう。






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