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妊娠中の夫婦生活。流産や早産の危険性は?

妊娠中の夫婦生活。流産や早産の危険性は?

妊娠中の夫婦生活。流産や早産の危険性は?

2015.5.20

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妊娠中の性行為について、お腹の赤ちゃんを心配する人も多いのではないでしょうか。妊娠中の夫婦生活が流産などの引き金にならないかと心配する相談者の方に、看護師さんたちがアドバイスをしています。



妊婦さんからの相談:「妊娠中の性行為で流産などになる危険性は?」



妊娠初期ですが、悪阻もなくいつも通りの生活ができています。この時期だと、まだ妊娠に気づかず夫婦生活を持つ人もいると思いますが、感染症予防のためにコンドームを使えば大丈夫なのでしょうか。このタイミングでの性行為が原因で、流産や早産に繋がるということにならないか心配ですが、妊娠中に全く夫婦生活がないというのも浮気をされそうで心配です。(20代・女性)



妊娠の経過が良好なら特に制限はない


経過が良好で医師から特に注意がなければ、妊娠中の性行為についてはそれ程神経質にならなくてもよいでしょう。しかしいくつか注意が必要な場合もあるので、以下を参考にしてください。



妊娠中の性行為は、流産や早産の危険性などについて医師からの指示がなければ、特に制限はありません。感染の危険性はあるので、コンドームを使用するのはよいと思います。夫婦間の絆を深めママの情緒が安定するのは赤ちゃんにもよいことなので、あまり心配しないでください。(産科看護師)




妊娠中の性行為が制限されるのは、流産や切迫流産・早産や切迫早産の経験がある、切迫流産・切迫早産の兆候がある、出血がある、羊膜が破れた、前置胎盤、過去に多胎出産(双子など)をしている時だけです。正常な妊娠であれば、性行為は一定の時期を除いては問題ないでしょう。(内科看護師)




赤ちゃんは子宮と羊水に守られ、子宮口の粘液が膣との間を遮断していて赤ちゃんを傷つけることもないですし、妊娠中に性行為をした方がしない場合より早産の率が低いという研究結果も見られます。しかし感染症を防ぐため、コンドームは必ずつけましょう。(内科看護師)



妊娠32~36週は子宮収縮が起きやすい


オーガズムで起こる子宮収縮が流産などに繋がることはないですが、妊娠32~36週の性行為は少し控えた方がよいかもしれません。その他にもお腹が張るなどいつもと様子が違う時は、ご自身で制限してください。



オーガズムが子宮収縮を起こしますが、普通の妊娠では全く問題ないと言われています。しかし妊娠32~36週は子宮収縮が起きやすく早産の可能性があり、性行為は控えた方がよいとも言われているため、37週になれば大丈夫ですがコンドームをつけ、浅めに挿入するようにしましょう。(内科看護師)




オーガズムの際に、オキシトシンというホルモンが分泌され子宮収縮が起きますが、この収縮が陣痛や流産・早産の原因になることはありません。しかしお腹が張ったり出血がある、医師から流産や早産の可能性があると言われた時は制限しましょう。お腹に負担のない体位を心がけ、またホルモンの影響でご自身の性欲が減退する場合もあるので、その時はご主人に話して理解してもらってください。(産科看護師)




乳首への刺激でお腹が張ることもあります。お腹が張った時には乳首への刺激は控えめにした方がよいようです。(看護師)



妊娠32~36週の間は注意が必要だと看護師さんは説明していますが、正常な妊娠であればそれ程心配しなくてもよいようです。ご自身の体調に合わせ、夫婦生活を送るようにしてください。





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