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マタニティブルーの情緒不安定はいつまで続くの…

コラム 妊娠・出産

マタニティブルーの情緒不安定はいつまで続くの…

マタニティブルーの情緒不安定はいつまで続くの…

2015.6.1

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出産後のママは、それまでこなしてきた家事に子育てが加わり負担が増えるものです。慣れない育児で心身疲れてしまったママから、マタニティブルーについて相談がありました。看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。


 


ママからの相談:「初めての子育てで心身疲れました。マタニティブルーはいつまで続くのでしょうか?」



2カ月ほど前に長男を出産、育児に追われ必死に頑張っています。3時間おきの授乳で寝不足で疲れ切ってしまい、家事が中々できません。一番辛いのがマタニティブルーで情緒不安定になることです。初めは息子が可愛くて育児も苦ではなかったのですが、だんだんと疲れが出てきてしまいました。まだ授乳の仕方も下手で、泣いても泣き止ませられず、自分も息子と一緒に泣いてしまいます。こんな状態はいつまで続くのでしょうか。(20代、女性)



疲れたら休んで、辛いときは泣いたって大丈夫。


家事も育児も一人で頑張りすぎず、家族の助けも借りましょう。疲れたときは休んだり、自分の時間を作って気分転換をしましょう。辛いときは泣いても大丈夫だとアドバイスしてくれました。




辛い時は無理せず、泣きたい時はお子さんと一緒に泣いてもいいでしょう。一人で抱え込んでは、身体も心も疲れますから、今やらなければならないことを一つずつやるようにしましょう。家事は家族にも手伝ってもらい、洗濯や掃除も毎日やる必要はないでしょう。(産科・婦人科看護師)




赤ちゃんが寝ている時は、一緒に休んだり好きな音楽を聴いたりして自分の時間を作り、気分転換をしてください。産後のマタニティーブルーは、ストレスやホルモンの影響によるものが大きいです。ご自身の気の持ちようだけではなく、疲れたら休むことが必要です。完璧にやろうとせず、赤ちゃんと一緒に成長する気持ちで取り組んでください。(産科・婦人科看護師)




実家に帰って静養することも大事です。一人で抱え込むというストレスもなくなり、ご自分のお母さんに気を遣わず手伝ってもらうこともできます。出産を経験したお母さんなら話も聞いてもらえるでしょう。(看護師)



無理せず、カウンセリング受診の検討を。


ホルモンバランスが整うことにより症状は軽くなりますが、ご自身で無理だと感じたときは無理せず、専門家のカウンセリングを検討するとよいでしょう。



ホルモンバランスの変化や、育児や家事の疲れでマタニティーブルーは起こります。授乳は助産師さんや母乳外来でも教えてもらえます。外に出て気分転換にもなり、人と話すことで気持ちも楽になります。その際に助産師さんに相談したり、必要であれば心療内科・精神内科へ受診をおすすめします。その時には、ご主人かご家族の方と一緒に行って下さい。ご家族にも症状を知ってもらい、協力を得ることが不可欠です。(看護師)




マタニティーブルーは時間の経過で自然と気持ちが落ち着いてきます。しかし、思いつめて産後のうつ病に移行する方もいますから、決して無理せず、もうだめだと感じるときは専門医のカウンセリングを受けるようにしてください。(産科・婦人科看護師)



赤ちゃんが寝ているときは自分も休んだり、家事は家族に協力してもらうなど、身体の負担を軽減し、気分の切り替えでのりきるのがよいようです。それでも辛いときは専門家のカウンセリングを検討しても良いでしょう。一人で頑張り過ぎないことが大切です。




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