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運動嫌いなあなたもストレッチを取り入れて、心身共に健康に!

コラム くらし

運動嫌いなあなたもストレッチを取り入れて、心身共に健康に!

プロティア・ジャパン用コラム

2015.10.26

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 運動嫌いなあなたもストレッチを取り入れて、心身共に健康に!


最近、街の中でよく見かけるようになったのが「ストレッチ専門店」。そして健康的に素敵ボディを保っている人のお話にも「ストレッチは欠かしません」という言葉がよく出てきます。

ストレッチが体にいいらしいとわかってはいても、普段から運動習慣のない人には、何がいいのかよくわかりませんよね?でも実は、そんな人にこそストレッチはいいことずくめ。今回はストレッチについて、ちょっとおさらいしてみましょう。

そもそもストレッチは英語の「Stretch」で、筋肉を引っ張って伸ばすこと。ストレッチングなどとも呼ばれます。大きく2種類に分けられ、「静的ストレッチ」と「動的ストレッチ」があります。

「静的ストレッチ」は、関節を動かしてポジションを決め、目的の筋肉をゆっくりと伸ばして、適度に伸びたところでその姿勢を適当な時間キープする方法。よく「気持ちよいと感じることが大切」などと言われます。保持する時間はいろいろな説がありますが、最近多いのは20秒、または30秒。測ってみると意外と長いことがわかります。

これに対して姿勢を保持しないのが「動的ストレッチ」。でも、こちらは定義があるわけではなく、反動をつけて筋肉を伸ばすもの。いわゆる柔軟体操、ウォーミングアップを「動的ストレッチ」と呼ぶ場合もあります。

静的ストレッチは、硬くなった筋肉をほぐして弾力を与え、血液循環を促すことで疲労回復力を促進させる効果があります。なので、運動前には行わず、運動後のクールダウンとしてすうのが普通になってきました。一方、動的ストレッチは、関節の可動域を広げ、筋肉に刺激を与えて体を動かしやすくしてくれるので、準備運動として最適です。

さて、あまり運動をしない女性も日常生活に取り入れたいのは、主に静的ストレッチです。柔軟性を高めることはとりもなおさず、他にはどんな効果があるでしょう?

筋肉は伸ばすことによって、血液循環がよくなります。すると酸素や栄養を運ぶ血液が筋肉の隅々にいきわたるので、疲労物質は取り除かれ、筋肉の再生が促されるのです。たとえ汗をかくような運動ではなくても、筋肉は部分的に固くなったり凝ったりしますよね。デスクワークなどで同じ姿勢をとっていた後や、ウォーキングなどの軽い運動の後も筋肉をほぐすことで、凝りや筋肉のバランスの悪化を予防することができるのです。

また、イライラやストレスにもストレッチは効果大。ストレッチをして筋肉を気持ちよく伸ばせるとリラックスした状態になりますよね。これは心地よいと感じた感覚刺激が中枢神経に伝わり、その結果、副交感神経を優位にしてくれるからです。

特に寝る前に、呼吸に合わせてゆったりと静的ストレッチを行うことで、精神的にも疲れが取り除かれ、眠りの質もアップします。

日常生活の中にストレッチを上手に取り入れていくことで、心身共に健康になりたいものですね。

文/蓮見 則子





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