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昼寝が遅くて夜寝られない、どうすれば習慣を改善できる?

コラム 子育て・教育

昼寝が遅くて夜寝られない、どうすれば習慣を改善できる?

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2016.3.18

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子どもが親の思い通りの時間に寝て起きてくれれば楽なのですが、なかなかそうはいかないもの。昼寝が遅くなると夜寝る時間も遅くなってしまうという悩みに対し、看護師さんたちのアドバイスとは。


 


ママからの質問:「2歳の子供の睡眠時間について」



現在2歳1カ月ですが、体力がついてきたせいか昼寝をする時間がどんどん遅くなっています。18時以降に寝てしまうことがほとんどで、2時間程度で必ず起き、そのせいで0時をまわる頃まで寝ません。昼寝の時間を早くするために朝5時くらいに起こしたり昼寝から30分くらいで起こしたりと試みたのですが、無理に起こす方法では絶対に起きません。何か対処方法はないでしょうか。(20代・女性)



毎日の工夫で無理なく生活のリズムをつけて


朝は日光を浴びる、午前中は活動的に過ごす、眠くなくても時間になったら昼寝の環境を作る、夕方以降は眠気を覚ますような活動をする、夕食後はおとなしく過ごせるようにするなど、毎日のリズムづくりをするようにというアドバイスがありました。



子どもの体内時計も25時間で動いていますから、同じような生活でも少しずつズレが生じます。朝はカーテンを開けて、部屋全体を明るくし、日光が差し込むようにしてください。朝、起きてから短時間でいいので、お日様の光を浴びさせてください。大人も同じですが、朝の光を浴びることで、体内時計がリセットされます。(産科看護師)




お昼ご飯までは思い切り遊ばせて、お昼を食べて13時くらいから、1.5~2時間の昼寝が理想です。15時以降の昼寝は、経験されているように、夜の寝つきが悪くなり、生活のリズムが崩れます。お昼ご飯を食べたあと、寝る気配がなくても、お母さんも一緒に横になって、絵本を読んだりして、寝る環境を作ってください。すぐには無理かもしれませんが、毎日続けることで、昼寝の習慣がつきます。(産科看護師)




18時以降はできるだけ起きていられるように、お子さんの好きなもので興味をひいたりお風呂の時間にして眠気を覚ますようにしてはいかがでしょうか?その後、夕食を食べさせてベッドに寝かしつけ、途中で起きた場合は歩き回らないように本を読んであげたりしてもよいでしょう。(内科看護師)



睡眠習慣は心身の成長にとって非常に大切です


昼寝を含めた睡眠時間を十分に取ることは、子どもの心身の健全な成長には欠かせません。できるだけ規則的な生活で、理想的な睡眠時間を確保しましょう。



小さい子どもにとって、睡眠は大切なもので、特に2~3歳までに昼寝を怠ったり、睡眠不足ですと、不安の増加、好奇心の減退、学習能力の減退などの問題が起こりやすいと言われています。2歳児の理想的な睡眠時間は、昼寝を含めて13時間くらいですから、昼寝を2時間にしても、夜は21時には就寝、朝は7時くらいに起床できるよう、できるだけ規則的な生活を心がけてください。(産科看護師)



生活にメリハリをつけ、寝るべき時間には眠くなくても眠る環境を整えるなどの工夫を毎日続けることにより、昼寝と睡眠の良い習慣が形作られていきます。昼寝を含めた睡眠時間を十分に取ることは、心身の健やかな成長に不可欠ですから、規則的な生活を習慣づけることはとても大切です。





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