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気になる乳歯のすきっ歯、出っ歯。永久歯への影響は?

コラム 子育て・教育

気になる乳歯のすきっ歯、出っ歯。永久歯への影響は?

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2016.3.22

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赤ちゃんのお口には、平均して生後6カ月頃から、かわらしい小さな前歯が生え始めます。我が子に生えてきた乳歯の歯並びが気になるというママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。



 


ママからの相談:「乳歯の歯並びが気になります」



生後7カ月過ぎから歯が生えはじめ、現在、上下2本ずつ生えていますが、上の2本がすきっ歯です。また最近、上の3本目と4本目の歯が見えてきましたが、前歯2本だけ出っ歯に見えます。乳歯は抜けるので問題ないと思いますが、見た目があまりよくないので改善方法はありますか。乳歯の歯並びが永久歯の生え方に影響することはありますか。また、寝る前に歯磨きの練習と仕上げ磨きをしていますが、他に有効な歯のケアはありますか。(30代・女性)



乳歯が生え揃うまで様子をみて。心配なら歯科健診で相談を


乳歯の生える順番や形、数などが通常と異なる場合があっても、いずれ生え変わるので様子を見ることが多いもの。また、赤ちゃんはほとんどがすきっ歯です。どうしても気になるときは歯科健診で相談を。



乳歯の生え方には順番がありますが、必ず順番通りというわけではありません。乳歯の異常には、歯と歯がくっつく融合歯や、乳歯の数が多いまたは少ない場合、乳歯の形がおかしいものや穴があいた場合などがあります。乳歯は生え変わるので、いずれの場合も様子をみることがほとんどです。見た目が悪いかもしれませんが、明らかにおかしいと思わなければ、生え揃うのを待ってください。(産科看護師)




赤ちゃんの歯並びには隙間があることがほとんどです。永久歯は乳歯と比較すると少し大きめの歯なので、隙間がある方が永久歯が生えてくるスペースがあってちょうどよいくらいなのです。また、出っ歯などは骨格のつくりが影響し、遺伝とも関係します。どうしても歯並びや出っ歯が気になる場合は、1歳くらいで行われる歯科健診で相談するとよいでしょう。(一般内科看護師)



歯並びにはおしゃぶりや指しゃぶりの影響大、虫歯予防も大切


乳歯の歯並びは、おしゃぶりや指しゃぶりが影響するので、やめさせた方がよいです。また、乳歯が虫歯になった状態を放置すると永久歯の歯並びに影響するので、虫歯ができないよう、仕上げ磨きをしてあげてください。



乳歯の歯並びがそのまま永久歯に影響することはないようですが、長期間の指しゃぶりは歯並びを悪くするので、子どもが指しゃぶりを始めたら、コミュニケーションをとってストレスを解消したり要求を満たしてあげ、早めに指しゃぶりをやめさせてください。(産科看護師)




おもちゃを噛む癖やおしゃぶり、指しゃぶりをする習慣は乳歯の歯並びを悪くする原因になります。また、乳歯が虫歯になった状態を放置すると永久歯の歯並びに影響する可能性があるので、虫歯を作らないようにすることが大切です。甘いものをあげすぎたり、哺乳瓶でミルクや乳酸菌飲料をいつまでも飲んでいると、前歯が虫歯になりやすくなります。今は虫歯を作らないように仕上げ磨きをしてあげて下さい。(一般内科看護師)



乳歯には隙間があることがほとんどであり、生え揃うまで様子をみて、心配なら歯科健診で相談することも一案です。おしゃぶりや指しゃぶりは歯並びを悪くする原因なのでやめさせる、虫歯を放置すると永久歯に影響するので虫歯を作らない対策も大切なようです。





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