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つらい授乳は搾乳でカバー!【母乳の保存方法】は?

コラム 子育て・教育

つらい授乳は搾乳でカバー!【母乳の保存方法】は?

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2016.3.31

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つらい授乳は搾乳でカバー!【母乳の保存方法】は?


赤ちゃんがお母さんからおっぱいをもらっている様子というのは、何とも言えず心和む光景ですよね。安心しきって、お腹がいっぱいになるとうたた寝をしてしまう赤ちゃんもいて、「ああ、親子っていいなあ」とおもうような、ほっとしたようななつかしいような気持ちになります。

ところで経産婦さんであればご存知だと思いますが、この母乳を自分で絞ってとっておくことを搾乳といいます。搾乳にはどんなメリットがあり、どんな方法を行うのがベストなのでしょう。今回は医師に搾乳について解説していただきました。


母乳育児は連続するおっぱいトラブルとの戦い!


授乳は、実際にやってみると体力のいる作業です。特に初めてのお産で、慣れないことばかりでへとへとなのに、食べ物や体質によって乳腺が詰まりやすくなったり、母乳が出にくかったり、あるいは一人の赤ちゃんでは飲みきれないほど母乳が出すぎるお母さんもいたりして、おっぱいトラブルというのはとても多いもの。赤ちゃんも最初のうちはなかなか上手に飲めず、一回の授乳時間がとても長くなってしまうこともしばしばです。

飲んでほしいときに飲んでくれず、おっぱいが張って痛くなってしまったり、それが続くと痛い、痛い乳腺炎になってしまうお母さんもいらっしゃいます。このような時に、とても助かるのが搾乳なのです。


いつでもあげられる!搾乳のメリットは?


赤ちゃんが寝ている時に搾っておいて、起きたら飲ませることもできますし、例えばまだ授乳をしている時期に職場復帰するママなども、保育園によっては母乳を預かってくれるところもあるので、そういったところを選べば、働きながら母乳での育児もできることになります。

仕事をしている場合でなくても、上の子の行事やたまに美容院や同窓会などに行くとき、搾乳した母乳を赤ちゃんに飲ませることが出来ればパパやご実家の方に赤ちゃんを見ていてもらう時も安心ですよね。


冷蔵&冷凍もOK!正しい母乳の保存方法は?


母乳はなまものですから、菌が繁殖して腐ってしまうことがやはり一番怖いですよね。
綺麗に洗って熱湯で消毒した哺乳瓶に、搾乳した母乳を入れ、しっかり蓋をして保存するのが手軽でよいでしょう。安全を考えると、室温(25度以下)では30分程度、冷蔵だと24時間以内くらいを目安に母乳は使い切りましょう。

それ以上保存したいときは、専用の母乳パックに7割くらいまで入れ、空気抜きをして温度の変化のおきづらい冷凍庫の奥のほうで保存します。こちらは、2週間くらいで使用することが理想的ですね。

また、解凍の際は大事な母乳の成分が変質してしまわないように自然解凍か、50度以下の流水による解凍がよいでしょう。解凍後は早目に飲みきりましょうね。


医師からのアドバイス


大変な母乳育児ですが、可能であれば保存などの工夫をしながら続けられるといいですね。





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