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乾燥して皮がむける…ひどい肌荒れは、妊娠の影響なの?

コラム 妊娠・出産

乾燥して皮がむける…ひどい肌荒れは、妊娠の影響なの?

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2016.4.14

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妊娠中は、様々な心身の変化が起こります。ひどい肌荒れに悩むママから、妊娠と肌荒れの関係について質問がありました。看護師さんたちは、どのように答えているでしょうか。



 


プレママからの相談:「ひどい肌荒れは、妊娠と関係が?対策を知りたい」



現在、妊娠15週目です。最近肌荒れがひどく、特に顔の表面が全体的に乾燥していて皮膚がぽろぽろと取れてきます。お風呂上がりにクリームやオイルなどを塗って保湿していますが、あまり効果がありません。身体の方も背中や手足の薄皮がむけて白くなっています。これは妊娠中にはよくあることですか?季節の変わり目なので単なる乾燥なのかもしれませんが、何か対策があれば教えてください。(20代・女性)



妊娠中は肌トラブルが起こりやすい


妊娠中は肌トラブルが起こりやすくなります。その理由についても教えてくれました。



妊娠中は肌が敏感になり、トラブルが起こりやすくなります。羊水を作ったり赤ちゃんに多くの栄養を送るために、血流が不足することで起こる水分不足による乾燥、黄体ホルモンの影響で盛んになった皮脂の分泌により二キビができやすくなることが原因です。また、体質の変化で、妊娠前に使っていた化粧水が肌に合わなくなったりもします。(産科・婦人科看護師)




季節の変わり目による影響もありますし、妊娠によるホルモンバランスの乱れによる影響も考えられます。肌荒れは妊娠初期にみられるものですが、中期になると自然に治まってくると考えられますので安心してください。(皮膚科看護師)



保湿と肌内外からのケアを心がけて


肌トラブルを避けるために、日常心がけたいことについてアドバイスしてくれました。対処しても改善しないときは、皮膚科での相談をご検討ください。



お風呂上がりにクリームやオイルをつけるのはよいことですが、できれば刺激の少ない、天然素材や無添加のものにしてください。水分は1日に2000mlを目安にとって、部屋の加湿も心がけてください。加湿器がなければ、洗濯物を部屋干ししたり、大きな観葉植物を置くことで部屋の乾燥が防げます。季節の変わり目の影響もあると考えますが、改善されないようでしたら皮膚科を受診してください。(産科・婦人科看護師)




スキンケアとしては、相談者の方が行われている対応でよいと考えます。日差しが強い場合は、シミなどになることもありますので、外出時は日焼け止めを使用するなどして対応をしてください。また、ビタミン不足などが考えられるので野菜や果物を摂るようにしてください。(皮膚科看護師)




発酵食品を摂るとお腹の動きがよくなるだけでなく、肌のサイクルも活性化されて改善すると考えられます。ヨーグルトやキムチ、納豆、ぬか漬けなどを毎日摂ることをおすすめします。発酵食品や野菜や果物に含まれる酵素が消化を助けてくれて、便秘の解消にもなります。(皮膚科看護師)



妊娠中はホルモンバランスなどの変化により、肌トラブルが起こりやすくなります。保湿を心がけ、日焼け止めや食事で肌の内側と外側からケアしましょう。対処しても肌状態が改善されないときは、皮膚科への相談をご検討ください。





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