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クロミッドⓇを飲むと高温期がさらに高くなる? ~基礎体温でカラダをみつめよう~

コラム 不妊治療

クロミッドⓇを飲むと高温期がさらに高くなる? ~基礎体温でカラダをみつめよう~

2016秋

2016.7.28

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基礎体温でカラダをみつめよう
高温期のカラダのこともっと知りたい!


体のリズムを知る手がかりになる基礎体温。なかでも、排卵日の予測に欠かせない高温期のさまざまな疑問について、うめだファティリティークリニックの宮崎先生にお答えいただきました。



クロミッドⓇを飲むと高温期がさらに高くなる?(むなしさん/29歳)

なかなか子どもができず、昨年から産婦人科でクロミッドⓇ&タイミング指導を受けています。排卵前に「良質の卵が2個できています」と先生に言われ、排卵日前後に仲良くしました。排卵日後8日目ですが、高温期の体温が右肩上がりで、36.91℃まで上がっています。高温期の一番高い日でも36.8℃ぐらいなので、ちょっとビックリしています。クロミッドⓇを飲むと高温期の体温がさらに高くなるのでしょうか?



ホルモン分泌が活発化体温も上昇します


排卵がうまく機能していない場合、黄体機能不全が起こります。黄体機能不全の治療には、HCGのほかに、クロミッドⓇを使うこともあります。クロミッドⓇを使用すると、投与量にもよりますが、排卵に向けて卵胞ホルモン値は3~5倍上昇します。私の過去の研究でも、クロミッドⓇを使用した100人中、平均2.1個の卵子が育ちました。むなしさんも、良質の卵子が2個できているので、その通りだと思います。
そもそも、女性の体の中では、性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)を4時間ごとに分泌し、黄体ホルモンの分泌をうながしています。それにともない、体温も4時間ごとに上昇します。つまり、ホルモン分泌と体温の上昇にはリズムがあり、クロミッドⓇを使用することで、そのリズムはさらに活発化します。そのため、黄体ホルモンの値はもちろん、高温期の体温もより高くなると考えられます。
不妊治療中に起こりうる微妙な体温の上昇については、それほど心配する必要はありません。基礎体温を意識しすぎると、かえってストレスになることもあります。気持ちにゆとりをもって上手につき合っていきましょう。



高温期のポイント!
クロミッドⓇは高温期を活性化
クロミッドⓇは黄体機能不全の治療に一番よく使われている薬。本来女性に備わっているホルモン分泌のリズムを活性化するため、高温期の体温がより高くなることはあります。






うめだファティリティークリニック 宮崎 和典先生

大阪医科大学医学部卒業。学生時代の新生児医療への興味がきっかけとなり、体外受精や不妊治療の世界を志す。同大学産科婦人科講師を経て、1992年に不妊症、不育症治療専門クリニック、宮崎レディースクリニック開業。

≫ うめだファティリティークリニック




 




出典:女性のための健康生活マガジン jineko vol.31 2016 Autumn
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