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かしこい子に育てる、知っておきたい大事なポイント

コラム 子育て・教育

かしこい子に育てる、知っておきたい大事なポイント

ラッキー工業

2016.9.21

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脳の急速な発達は2歳まで!?
かしこい子に育てる、知っておきたい大事なポイント


日本には「三つ子の魂百まで」という格言があります。この三つ子は数え年なので、現代の満年齢では2歳ということになります。
「この頃までに受けた教育によって作られた性格は100歳まで変わらない」という意味ですが、この格言は脳科学的にみても間違っていないということがわかっています。今回は「三つ子」の時期に大切なことを中島澄江先生に教えていただきました。





中島澄枝先生 プロフィール

37年間名古屋市の公立保育園保育士を務める。退職後の現在はNPO法人名古屋コダーイセンターの理事として、子育て支援者向けのセミナーの開催や保育室の運営などを行い、よりよい知育について日々研究・実践している。

≫ 子育て広場&カフェ もんもの木




 




2歳までに与える情報で脳の働きが変わる


人は生まれる時に約1000億個の脳細胞を持って生まれてきます。
一つ一つの脳細胞がシナプスという接合部位でつながると、シグナル伝達ができるようになります。
このシナプスの数が多いほど優れた脳だといわれています。
シナプスは、おなかの中にいる時に5割くらい形成され、生後2歳の終わり頃までに急速に増えることがわかっています。つまり、この時期にどんな情報や刺激を与えるかで、シナプスの密度=脳の活性度が変わってくるということなのです。
シナプスの密度は2歳から8歳ころまでは変わりませんが、8~13歳の間は減少していきます。これは刈り込み現象といって、使わない能力は消していこうという働きが起っているのです。



現実の世界をたくさん見せてあげることが大切!


五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚)の中で最も重要なのは視覚。なんと人は外部の情報の約8割を視覚から得ています。脳の容積全体から見ると、視覚脳が1/3運動・触覚が1/3前頭葉などその他が1/3の構造です。
シナプスの形成は2歳がピークと言いましたが、脳の様々な部位の発達の臨界期はバラバラです。その中で「視覚脳」の発達は早い時期の生後8か月がピークとされています。8か月までにどんな世界を見せてあげられるかが、子育て初めの一つの大きなポイントになります。
座って見る世界と立ち上がって高いところから見る世界、別の角度から見ると違って見える物の形など、いろいろなものを見る体験を作ってあげると、視覚脳がどんどん発達していきます。
最近は抱っこひもやベビーカーの赤ちゃんを大きな幌(フード)で覆っている様子をよく見かけますが、赤ちゃんが眠っていないのなら、できるだけ外の様子を見せてあげてほしいですね。


おんぶはパパ・ママと同じ目線で日常を見られる特等席


中東のある民族は生まれたばかりの赤ちゃんを天井から吊るしているそうです。
子育ては環境によって様々、ここではサソリや毒蛇から赤ちゃんを守るために生まれた育児方法ですが、高いところから親や家族の様子を見ることができるという点に工夫があります。
さらに大人がそこを通る時に赤ちゃんが入った箱をクルクルとまわすので、平衡感覚も養われます。
同じように、日本では昔から「おんぶ」という育児方法があります。パパ・ママの背中越しから見える視野は対面抱っこよりもはるか広いので、赤ちゃんの知的好奇心を育みます。さらにパパ・ママと同じことをしているような感覚になるミラーニューロンという脳細胞を刺激するので、共感性と社会的ルールが自然に身についていきます。ぴったりと体に触れ自分の力でしがみつき安心感の中、さらに視覚があるというのは心理的な発達にも大きく影響します。


腰ベルトが付いている抱っこひもでは十分な効果が期待できないので注意!


今流行している腰ベルトタイプ抱っこひもだと、腰ベルトが腰に固定されてしまうので赤ちゃんの位置を十分な高さまで上げることができません。その結果、赤ちゃんはパパ・ママの肩越しに景色を見ることが出来ないのでせっかくのおんぶの効果が発揮されません。しっかりとした効果を期待するためには、日本伝統のおんぶひもが最適です。大切な赤ちゃんのために、いっぱいおんぶしてあげてくださいね。


≫ 積極的におんぶをして赤ちゃんの可能性を広げましょう。


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自由ヶ丘店のご紹介
より多くのパパ・ママに正しい抱っこひもの使い方や、知育につながるおんぶひもをひろげたいという思いでOPENした自由ヶ丘店も、早6ヵ月が過ぎました。連日多くの方にご利用いただきありがとうございます。




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ラッキー工業は創業以来82年の間、パパ・ママと赤ちゃんを見つめ続け、時代に必要とされる抱っこひもやおんぶひもを提供してきました。
単に赤ちゃんを移動するためだけの道具ではなく、赤ちゃんの成長を育むアイテムとして、実に4000万人以上の方に使ってきていただいた実績があります。
子育て中のパパ・ママ、おじいちゃんおばあちゃん、そしてもちろん主役である赤ちゃん、みんなに幸せになってもらいたいという願いから、保育士をはじめ育児の専門家ととともに、すぐに役立つ子育てコラムを12回シリーズでお届けします。

次回は「育児をテレビやスマホに任せてない?コミュニケーション力は乳幼児期の向き合い方で変わる」です。お楽しみに!

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