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食材や漢方薬には「五性」という寒熱にかかわる5つの性質がある

コラム 不妊治療

食材や漢方薬には「五性」という寒熱にかかわる5つの性質がある

誠心堂コラム

2016.9.28

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食材や漢方薬には「五性」という寒熱にかかわる5つの性質がある



前回は「五味」についてお話ししましたが、今回は「五性」について説明しましょう。
中医学では食材や漢方薬には体を温めるものと冷やすものがあると考えます。その度合いを「熱性」「温性」「平性」「涼性」「寒性」の5つに分け、「五性」と言います。
例えば、風邪をひいて悪寒があるときは、温めて発汗させて風邪を治します。逆にのぼせや便秘の方は身体を冷やすことが必要なので、涼性のものを摂ります。このように五性を知っていれば、体調に適した食材を摂って養生ができ、風邪をひいても回復を早めたり、冷え性の緩和が期待できます。さらに、自分の体質を知っていれば、生活養生がしやすくなり、それが健康維持へとつながっていきます。
とはいっても、あまり偏った食材を摂ることは、かえって効果を半減させる原因にもなります。寒熱両方の組み合わせ、バランスも必要なのです。バランスのとれた栄養素を摂るのと同じように、五性も体に摂り入れることを心がけてください。
五性の働きと該当するおもな食材を表にしましたので、食生活で意識的に摂り入れてみましょう。



熱性


働き・・・体を熱くして寒気を取り去る。新陳代謝や血行を促進(温性よりも暖める作用が強い。但し、食べ過ぎは興奮やイライラ、体液消耗が増すので注意が必要)。
おもな食材・・・羊肉 唐辛子 山椒 シナモン こしょうなど


温性


働き・・・熱性よりも穏やかに体を温めて寒気を取り去る。冷え性の体質を改善する。
おもな食材・・・牛肉 エビ 玉ねぎ ニラ ニンニク 生姜 みかん なつめなど


平性


働き・・・体を冷やしすぎず温めすぎない温熱性と寒冷性の中間の性質。全身のバランスを調節する。滋養強壮効果もある。季節や体質を問わず、長期間食べ続けても副作用がない。
おもな食材・・・玄米 鶏肉 鶏卵 山芋 枝豆 ジャガイモ きくらげ キャベツ 春菊 サンマなど


涼性


働き・・・寒性よりも穏やかな解熱や消炎、鎮静作用がある。
おもな食材・・・豚肉 豆腐 緑豆 ハトムギ ナス きゅうり ほうれん草 セロリ ミント 大根など


寒性


働き・・・涼性よりも高い解熱や消炎、鎮静作用がある(ただし、食べすぎると体を冷やしてしまうので注意を)。
おもな食材・・・昆布 ごぼう あさり レンコン なし トマト にがうり バナナ こんにゃく 冬瓜など






株式会社誠心堂薬局代表取締役 西野 裕一先生

株式会社誠心堂薬局代表取締役。 薬剤師・鍼灸師。北里大学薬学部卒。東京医療福祉専門学校鍼灸科卒。中国漢方普及協会会長。日本中医学会評議員。漢方・鍼灸をはじめとする中医学の有用性を啓発・普及させる活動に尽力。著書多数。

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