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もっと 知りたい!自己注射 どんなふうに指導しているの?

もっと 知りたい!自己注射 どんなふうに指導しているの?

もっと 知りたい!自己注射 どんなふうに指導しているの?

2010.12.3

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注射を打ちに行く時間や交通費などの負担が減るなど、多くのメリットがある
自己注射ですが、現場ではどのように指導してくれるのでしょうか。
蔵本ウイメンズクリニック院長の蔵本先生と看護師長の村上さんにお聞きしました。


アフターケアも万全 心配なら何度でも相談を


蔵本ウイメンズクリニックでは、体外受精をしている患者さんの約9割が自己注射をしています。蔵本先生に聞きました。


蔵本武志先生

医療法人 蔵本ウイメンズクリニック
蔵本 武志 先生
久留米大学医学部卒業、山口大学大学院修了。山口県立中央病院産婦人科副部長、済生会下関総合病院産婦人科部長を経て、1990年オーストラリア・PIVETメディカルセンターへ留学。帰国後、1995年蔵本ウイメンズクリニック開院。


「〝注射?と聞くだけで〝痛い?〝怖い?といったマイナスイメージを抱いてしまいそうですが、指導もフォローもきちんと行うので心配しなくて大丈夫です。最初は皆さん〝怖い?とおっしゃいますが、当院のデータを見ても、それはあくまでイメージだということが一目瞭然(右下グラフ参照)。特に、使い方が簡単なペン型自己注射器が登場してからは、〝自分で打たないといけない、失敗したらどうしよう?という精神的な負担感がぐっと解消されているという研究発表もあります。針も極細で、痛みもほとんどありません。

とはいっても、きちんと指導できる看護師がいることが大前提。当院では、患者さんに技術指導できる看護師が10名ほどいて、患者さんが納得いくまで丁寧に対応します。看護師と一緒に、患者さんご自身に実際に自己注射を打ってもらうところまでを行うと、皆さん自分でできたことに安心されるようです。十分に指導をして、不安な所を解消して自宅で行っていただくようにしているので、自宅での使用になってから 〝やっぱりできない……?というような報告はまだ一度もありません。もし自分でできなくなってしまっても、再指導の対応も万全です。再指導を受けたい時に、何度でも受けられるようにしています。

自己注射をしている患者さんの意識的な変化もいい傾向のようです。自己注射をすることで、治療に積極的に参加しているという気持ちになったり、奥さまが自己注射している姿を見て、ご主人が不妊治療に対して協力的になったという意見も聞こえてきています。


 


また、自己注射のメリットは、病院まで通う時間や病院での待ち時間、通院にともなう交通費などの負担が減ること。仕事があって、連日通院するのは難しいという方もいらっしゃるでしょう。当院でも体外受精や顕微授精を受ける方の57%が有職者です。だから、通院などで日常生活が乱されないというのは、非常に大きなポイントになりますよね」




患者さんに、きちんと納得してもらうことが大切


痛みもなく、難しくもない……と、頭ではわかっていても、実際は! ?
そこで、蔵本ウイメンズクリニックでの実際の指導内容を、体外受精コーディネーターであり不妊症看護認定看護師の村上貴美子看護師長に伺いました。


村上貴美子さん

医療法人蔵本ウイメンズクリニック
看護師長 不妊症看護認定看護師
村上 貴美子 さん
体外受精コーディネーターとして、日々患者さんに親身に向き合う姿が印象的。院長からもスタッフからも厚い信頼を得ている。


「当院では、看護師がマンツーマンで手順を追って、患者さんが納得できるまで説明することを心掛けています。最初に一連の動作を説明してから、注射器を使って実践。どのあたりに針を刺すか説明した後に、看護師がそばについて自分で刺してもらうところまで確認すると、ご自宅でもスムーズにできるようになります。

体験された後は、『思っていたより全然痛くない』、『これならできそう』と、皆さん安心されますよ。ただ念のため、自宅で最初に注射する時には、何かあったらすぐ連絡できるように、診療時間内や緊急電話が通じる22時までに行うようにしてもらっています。DVDやパンフレットもあるので、使い方が不安になった時も安心だと思います」


















1.まずは、看護師がパンフレットを使って一連の動作を説明。
プライバシーの保たれたスペースで行う。
2.次に、ペン型自己注射器の使用方法。針の取り付
け方や、薬剤の単位の説明、処理の仕方など一連
の動作を、看護師と一緒に実際に行っていく。
3.そして、お腹への注射の仕方を説明。お腹のどのあたりに刺
すのかを指導してから、患者さんが実際に注射するところを
しっかり確認。












(左)操作手順を説明したDVD などもあるので、自宅での使用も安心。
(右)自己注射について研究発表なども行っている3 名の看護師。左から池田美樹さん、園田敦子さん、村上貴美子さん。


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