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医師だけでなく心理カウンセラーや看護師がお話を聞きサポートします ~患者さんメンタル面のケア~

コラム 不妊治療

医師だけでなく心理カウンセラーや看護師がお話を聞きサポートします ~患者さんメンタル面のケア~

「こういう場面では、できればカウンセラーとよく話していただき、なぜ治療したいのかというお考えをまとめていくことが必要だと思います。」

2011.2.25

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Question3
患者さんのメンタルのケア、どうしてますか?(治療中のお休み、やめどきなど)



医師だけでなく心理カウンセラーや看護師がお話を聞きサポートします


ジネコ:先生のクリニックでは、メンタル面のケアをどうされていますか?
小田原先生:診療のなかでできるだけやっていこうと心掛けているのですが、決して十分ではない気がします。ですから、それをサポートする周りのスタッフの力が必要です。
診療後、看護師がお話を聞いたり、できるだけ患者さんのお気持ちや考えを汲み上げて、治療に生かそうとしています。また、それとともに週1回心理カウンセラーがご相談をお受けしています。
ジネコ:カウンセリングは予約制ですか?
小田原先生:はい。1時間くらい時間をとるので、1日数名の方とお話しするという状況です。心理カウンセラーに相談するというのは、かなり切羽詰まった状態で、危機的なカウンセリングがほとんどなんですね。しかし実際には、日常の診療では「そこまでではないので……」とおっしゃる方が多いです。そのため心理カウンセリングは、すべての方に有効に作用しているとはいえない状況です。やはり、日常的なケアとしては、看護師がお話を聞く役割を担っているという気がします。
ジネコ:メンタル面の相談では、どういった内容が多いですか?
小田原先生:メンタル面のケアが必要になる場面は大きく分けて3つあると思います。
1つ目は、患者さんのバックグラウンドのこと。たとえばご夫婦の関係であったり、ご家族、ご両親、仕事場などの環境についてですね。2つ目は、治療がうまくいかなかったり、あるいは回数がかかってしまった時の問題。3つ目は、治療をいつやめるかという問題です。
2つ目は医学的な部分がありますので、今までに治療してきた卵子の質や受精卵の状態、子宮内膜の状態などから、ある程度医師がお話しできることもありますし、今後の方針などをご提案することは可能です。ただそれに関して、医師に言いづらい考えやお気持ちがあると思いますので、それを看護師がサポートするという役割分担になっています。
3つ目のメンタルケアは、難しいですね。今は年齢の高い患者さんが多く、治療をどこまでするかの判断も難しくなっています。
たとえば44歳の出産可能性は0.7%というデータがありますが、0%ではない。かといって20~30回治療を続けるのも好ましいことではありません。こういう場面では、できればカウンセラーとよく話していただき、なぜ治療したいのかというお考えをまとめていくことが必要だと思います。
できれば今年中に、看護師外来をつくろうと思っているんです。患者さんが、心理カウンセラーより気軽にお話をしていただける態勢を整えたいと思っています。




ファティリティクリニック東京 小田原 靖先生

東京慈恵会医科大学卒業、同大学院修了。1987年、オーストラリア・ロイヤルウイメンズホスピタルに留学し、チーム医療などを学ぶ。東京慈恵会医科大学産婦人科助手、スズキ病院科長を経て、1996年恵比寿に開院。

≫ ファティリティクリニック東京




 





【特集】先生の治療方針聞かせてください!


Question.1 着床率を上げる方法


受精卵の質を高め、タイミングを見極めた治療を続けることが着床率向上には不可欠


ファーストチョイスはホルモン補充周期で融解胚移植。ダメな場合は自然周期で。それでもダメならHMG周期で融解胚移植。


子宮内膜の安定、着床に悪影響を及ぼす因子を除去することで着床率を向上させます


Question.2 子宮筋腫がある場合の不妊治療


筋腫の場所や大きさによって個別に治療方針を決めています


採卵、摘出するかは筋腫に状態でそれぞれ。妊娠希望なら、早めに婦人科検診を受けるのも有効です


子宮筋腫の手術後は体外受精も視野に入れ、1年以内に不妊治療を始めるべきでしょう


Question.3 患者さんのメンタル面のケア


治療で起こりうることを事前にお伝えし、心の準備をして臨んでもらうようにしています


医師と看護師、心理の専門家がチームで支えることが大切だと考えています


目標を設定することとこまめな情報提供で納得していただける治療を心掛けています





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