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助成金が少ない!保険対象にして!不妊治療ってこんなに高いの...?【月1アンケート結果】

まとめ ジネコセレクト

助成金が少ない!保険対象にして!不妊治療ってこんなに高いの...?【月1アンケート結果】

不妊治療はしたいけど、治療費が高額すぎて不安…と思ったことはありませんか?不妊治療経験のあるジネコユーザーに、その実態を聞いてみました。

2018.8.9

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不妊治療にかかる高額な治療費を負担に感じる人は多いんです。


今回のジネコのメールマガジン月1アンケートテーマは「不妊治療の経済的負担」


不妊治療経験のある293人のジネコユーザーの声をご紹介します。


不妊治療1回でかかる経費(交通費、宿泊費等)はどれぐらいですか?


 


10万円以上     31.47%


3千円未満     16.43%


3千円~5千円未満    15.38%


1万円~2万円未満    10.84%


5千円~1万円未満    10.14%


3万円~5万円未満    6.99%


2万円~3万円未満    4.20%


5万円~10万円未満  3.15%


0円                        1.40%


 


10万円以上が最多で、全体の1/4を占めていることがわかります。


その一方で0円~5千円の合計比率も33.21%に上り、二極化しています。


 


皆さんの声です(一部抜粋)。




先が見えない治療なので、結局、どのくらい費用がかかるのか、毎回不安でした。
通院でも、毎回一万二万は平気で出て行くので、気持ち的にも辛かったです。




正社員の仕事を辞めて、貯金で治療を行いました。毎月、3~5万円の出費は大きく2人で外出の機会も減りました


 


金額の差はありますが、個人にとって非常に負担の大きい金額で不妊治療を受けている方が多くみられました。


 


これまで不妊治療にかかった費用はどれぐらいですか?


200万~300万円未満   19.93%


300万~500万円未満   14.95%


100万円~150万円未満      14.23%


150万円~200万円未満      12.46%


500万円以上                     12.10%


50万円~100万円未満        9.25%


10万円未満                       7.12%


10万円~30万円未満          6.41%


30万円~50万円未満          3.56%


 


治療費に交通費や代替医療の費用も含め、これまでにかかった金額は200~300万円が19.93%と最も多く、負担の大きい様子が伺えます。


 


 


皆さんの声です(一部抜粋)。




3年前から専業主婦で個人の収入は無い為、不妊治療開始前に、私の養老保険を解約し100万円準備し、さらに働いていた時の貯金60万円を全て捻出し、現在1回目の凍結胚移植後の判定待ち。
顕微授精1回+胚凍結(75万円/1回)を合計2回(計150万円)行った。
もちろんその他に、交通費なども掛かっている。
行政の助成金はありがたいですが、到底治療に足りる額ではなく経済的には厳しいです。




トータルで200万円ほど使いました。無事妊娠できましたが、2年間の間に本当にこのまま続けていけるのか、助成金も少ないし、回数に限りがあり、最後の助成金でこれが終わったら、止めるべきか、出口が見えない精神的な不安に金銭的な不安が重なり、どんどん追い詰められました。
もっと負担を軽減して、治療の間口を広げてほしいと思います。




年間400万くらいかかり、助成もなくとてもツライです。


 


やはり、一回一回の費用がかさむうえ長期になるために、合計すると非常に大きな金額になるケースが多いようです。


不妊治療費用の捻出方法はどのようにしていますか?


夫の収入      232人


妻の収入      219人


各自治体の助成金  155人


家族の補助     49人


 


皆さんの声です(一部抜粋)。




共働きで収入があったため続けていたが、それでも金銭的負担はかなり大きかった。




主人と私の収入から捻出していましたが、体外受精で受精卵を戻した際に感染症を起こして入院をしたり、予定外の出費もかさみ、貯金から持ちだし、費用を工面していました。不妊治療にお金がかかり、殆ど貯金も出来ない状態で、将来(老後)のお金の不安もあり、経済的な面で不妊治療を断念しました。




夫の収入、貯金、助成金で今回の不妊治療費は負担できたが、二人目も考えており、精神的負担もあるため金銭面だけでももう少し負担が減ると助かります。三人目もほしいと考えておりますが不妊治療なしでは妊娠できないため早期に助成金が増加や保険適用を望みます。


 


心身ともに女性の負担が大きな不妊治療を受けながら、治療費のためにも夫婦で働き続ける必要があるように感じられます。


経済的な理由が与える不妊治療への影響はどのようなものでしたか?


経済的な影響で不妊治療を続けることを躊躇した人は199人に上り、経済面が不妊治療を受ける人には大きな負担となっています。一方で経済的理由から不妊治療を断念した人は22人と少なく、不妊治療に大きな期待を寄せ、治療を継続していることがわかります。


 


皆さんの声です(一部抜粋)。




時間とお金が思ってた以上にかかり、毎回治療費をどうやって捻出しようか考えさせられる。




子どもを持ちたい気持ちに反して、貯金がどんどん減っていく不安に負けそうになります。助成金は年齢制限で受け取ることができません。子どもを持つことは一生を左右するので、経済的な理由で諦めるのは悲しいですが、実際に貯金や所得には限りもあるし、不安になります。せめて薬や注射だけでも、保険適用になれば、と思います


 




子供が欲しくても、経済的な理由で諦める人もたくさんいてると思う。
少子化、少子化と言う割に、不妊治療費が保険適用になったりすることもないし、助成金についても縮小されている。
子供がいる世帯に対しては経済的な制度もたくさんあるが、欲しくて頑張ってるところにもう少し手助けがあってもいいと思う。


 


経済的な負担が不妊治療の大きな障害になっていることはやはり明らかなようです。


公的助成金を使用しなかった(できなかった)理由はどのようなものですか?


不妊治療の公的助成を受けなかった人の理由としては、所得制限を超えていた(57人)、受けている治療が助成の対象ではない(30人)、利用回数を超えていた(25人)などが主なものとなっています。


 


皆さんの声です(一部抜粋)。




共働きだと所得で負担対象者外になってしまい、でも治療は高いので働らかざる得ない…。




高齢の為、助成金の対象からはずれてしまい、厳しかった。




私の時は男性不妊には補助が出なかった。


 


助成金を受けるには厳しい条件がたくさんあり、必要とするすべての人には行き渡っていない印象を受けました。


公的助成金についての感想はどのようなものですか?


不妊治療の助成金に対しては、「ありがたいが不満がある」という感想が75.27%と多くを占め、「ありがたいし、満足している」(12.37%)に比べて約6倍となっています。


 


皆さんの声です(一部抜粋)。




結婚する年齢があがって、なかなか妊娠する事が難しくなり、所得が多い人は継続的に妊活できるけれども働くと妊活できず、少ない人は断念するしかなく、補助金等で助けてもらわないと、もっと子供が少なくなると思います。




経済的に余裕がないと、なかなか継続は出来ない治療法だと思う。県や市の助成金は、有り難いけど、ほんの一部にしかならず、もう少し増額して欲しい。




もらえるだけ、ありがたいので意見はないです。


 


現状の助成制度ではカバーしきれない条件の人や、助成金受給までのハードルが高いと感じている人、助成金の金額と治療費用が見合っていないなどの理由から不満を感じている人が多いことがわかりました。


不妊治療は、依然として高額かつ多くの時間を要することから、治療の継続自体が難しくなってしまっているようです。


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