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世界初の体外受精児として生まれて。【8月人気取材記事ベスト5】

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世界初の体外受精児として生まれて。【8月人気取材記事ベスト5】

2018年8月は41本の取材をしました。アクセス数の多かった取材記事をご紹介します。皆さんが一番気になった取材記事は?

2018.9.14

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2018年8月は41本の取材をしました。アクセス数の多かった取材記事をご紹介します。皆さんが一番気になった取材記事は?


第5位 トイレが近い! 過活動膀胱(かかつどうぼうこう)ってなに?


LUNA骨盤底トータルサポートクリニック 中村綾子先生 にお聞きしました。


 


過活動膀胱とは、急に激しい尿意を感じ、我慢が難しくなる尿意切迫感の状態をいいます。尿意切迫感があるためにトイレが近くなる(頻尿)、排尿をコントロールできずに尿モレする(切迫性尿失禁)、睡眠中にトイレで起きてしまう(夜間頻尿)といった症状もともないます。


過活動膀胱の条件


■急に尿がしたくなり我慢できない…尿意切迫感 ←(診断の必須条件)


■尿が我慢できず、トイレに間に合わなくて尿モレする…切迫性尿失禁


■1日8回以上、トイレに行く…頻尿


■睡眠中に1回以上トイレで起きる…夜間頻尿



"過活動膀胱は、誰にも相談できず一人で悩みながら我慢しているうちに、生活の質(Quality of Life)が落ちるやっかいな疾患です。常にトイレの心配があって映画館やバス旅行に行けなかった人、オムツやナプキンをしていた人も、治療で改善されています。女医のいる泌尿器科も増えていて、検査も痛みがないので安心して受診してください。"


トイレが近い! 過活動膀胱(かかつどうぼうこう)ってなに?



第4位 妊娠糖尿病の検査とは?


井上レディースクリニック 井上裕子先生 にお聞きしました。


 


いま、妊娠中にのみ糖尿病を発症する”妊娠糖尿病”が増えていて、それが深刻化しています。日本産婦人科学会では早期発見をするため、妊婦全員に尿糖検査とは別にスクリーニング検査をすることを推奨しています。検査は妊娠初期と中期の2回行いますが、自費での検査になるので、実施回数は医療機関によって異なります。



"仮に妊娠中期で妊娠糖尿病と診断された場合、出産までは約3~4カ月間です。つまりこの期間だけ、食事療法を頑張ればいいのです。食事づくりの工夫などで努力したぶんは、生まれてくる赤ちゃんのすこやかな食事作りに必ず役立ちます。 また、妊娠中に見つかったトラブルは、20年後に改めて現れる可能性が高いといわれています。妊娠糖尿病は赤ちゃんからのメッセージです。"


妊娠糖尿病の検査とは?



第3位 妊娠初期の出血。どんな状態なら病院へ行くべきか


吉田クリニック 天野完先生 にお聞きしました。


 


個人差もありますが、妊娠初期にはさまざまな体調不良が起こります。腰痛や頭痛、つわりなどもそれらのうちの1つです。風邪のような症状を感じる人や頻尿になる人もいます。


また、妊娠を継続するために必要な黄体ホルモンがたくさん分泌されるため腸の動きが鈍くなり、便秘がちになる人もみられます。
それと同様に、妊娠初期に出血することも珍しいことではありません。


 


よく「どのくらいの量出血したら危険ですか」「鮮血が出ると流産ということでしょうか」と、妊婦さんから聞かれます。
妊娠初期の場合は、出血の量や色、出血している期間などだけでどんなトラブルかを推測することは難しいのです。


出血が見られた場合には、色や量などにかかわらず、必ず医療機関で診察を受けるようにしましょう。



"妊娠初期は妊娠が正常な状態で順調な経過をたどっているかどうか判断がつきづらい時期です。着床出血のように生理的なものなのか、そうではなくて病気やトラブルのサインなのかは医療機関で診察してみないと判断がつきません。「わずかな出血なのに病院に行ったら迷惑かな」などと考えず、妊娠初期に異変を感じたり、不安に思う症状がみられたら医療機関を受診するようにしてください。"


妊娠初期の出血。どんな状態なら病院へ行くべきか



第2位 40代だけど妊娠したい! 妊活する際の基礎知識と注意点


小川クリニック 小川隆吉先生 にお聞きしました。


 


ライフスタイルの変化にともない、40代で妊活する人も珍しくなくなりました。今は、晩婚化などにともない、40代で初めて子どもを希望する方も増えてきました。


ただ一般的に女性は年齢が進むにつれ、妊孕性が落ちていきます。 日本生殖医会のサイトで紹介されているデータによると、35歳を過ぎると妊孕性の低下が明らかになり、40代以降はその低下がスピードアップして進んでいく状況です。


年齢が進むと妊娠しづらくなるのは、不妊治療を行う場合も同じです。たまに「体外受精をすれば何歳でも妊娠できる」と思っている方もいますが、それは間違いです。


 


そのため、40歳になってから「子どもが欲しい」と思ったら、できるだけ早く妊活をすることが大切といえます。



"年齢が進むにつれて、子宮筋腫や子宮内膜症など、婦人科系器官のトラブルも増えてきます。それらが妊娠を妨げる原因になるケースもあるので、25歳を過ぎたら定期的に婦人科系器官の健診を行っておきましょう。 40歳を過ぎると、1年がとても大切になってきます。40歳と41歳では妊娠する力も変わるのです。自分の体を定期的にメンテナンスしておくと、「妊娠したい」と思ったとき、スムーズに妊娠できる可能性が高まります。"


40代だけど妊娠したい! 妊活する際の基礎知識と注意点



第1位 スペシャルインタビュー『世界初の体外受精児として生まれるまで、そして今思うことをお伝えします』


5月に行われた、はらメディカルクリニック主催「ナースのためのART医学セミナー2018年」の特別講師として来日した、世界初の体外受精児ルイーズ・ブラウンさんをジネコが特別取材。ご両親や自分を誕生させた医師のこと、体外受精に対する想いなどをお聞きしました。



"体外受精をするかどうか悩んでいる方がいて、もし母がここにいたら迷わず「おやりなさい」というでしょう。母は赤ちゃんが欲しいという強い想いに後押しされて、未知の方法を選びました。ですから、迷わずに進むことです。力になってくれる素晴らしい医師や看護師たちが大勢いて、今は技術も格段に進歩しています。もちろん、必ず成功するわけではありませんが、よい心の状態を保ち、強く信じることが大切。私はそう思います。"


スペシャルインタビュー『世界初の体外受精児として生まれるまで、そして今思うことをお伝えします』



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