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排卵後8日ごろの出血

専門医Q&A 女性の健康

排卵後8日ごろの出血

2011.3.17

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mybabybonnyさん(32歳)

生理前の出血について、教えてください。妊娠希望で、今はタイミングを指導していただいて3ヶ月となります。

卵胞の大きさを見てタイミングが合うようになってから、2度、ちょうど着床時期と思われる、排卵予定日8日ごろから腰痛があり
ごく少量のピンクのおりものに出血(ティッシュに少しつく程度)が混じっていることがありました。
その状態が3日ほど続いた後、4日目に生理が始まります。
着床出血かな、と期待しているのですが、いつも生理がきてしまいます。同時に腰痛と下腹部痛もあるのですが、妊娠初期でも生理前のように下腹部が重く、腰が痛くなるようなものでしょうか・・。
今まで、こういったことはなかったのですが、タイミングがばっちりだったと、思ったときに2度、このような症状がでているため、何か、妊娠しにくいような要因があるのではないか、と思って不安に思っています。

尿中LH検査はいつも反応があるのは1日程度ですが、その後2日程度してLHの反応がない時期に排卵しているようです。
排卵後7日後のの血中プロゲステロンは、10.4ng/mlでした。
今回は、生理後14日目に卵胞が21mmだったにもかかわらず、LHの反応が低いとのことで、HCGを50ml注射をしました・・

これらの値は正常なのでしょうか・・。
通っている病院が産婦人科で、不妊治療にはあまり力をいれていないように感じています。
何かアドバイスいただけると幸いです。


お話を伺った先生のご紹介

奥 裕嗣  先生 (レディースクリニック北浜)


私共は患者様一人ひとりとの出逢いを大切に、
徹底したインフォームド・コンセントを理想に掲げ、
スタッフ一同、すべての患者様に赤ちゃんのご縁がありますよう
切に願いながら、日々生殖医療に全力で取り組んでおります。

当院では最先端の生殖医療技術をご利用いただくとともに、
永く愛されるオリジナルの漢方療法もお受けいただけます。
また患者様の心理的なご負担にたいして優しいサポートが
出来るように、心理カウンセリングを備えました。

多様化する患者様の生活条件に合わせて、便利で快適に、
高度で確かな不妊治療を安心して受けていただけるように、ここ
「ザ・北浜プラザ」の医療モールにて開院することとなりました。
どうぞお気軽に、ご安心なさって、まずは扉をたたいてみてください。

■略歴
1987年
愛知医科大学卒業
愛知医科大学産婦人科学教室入局

1988年
愛知医科大学大学院入学
女性ホルモンの動脈硬化抑制についての研究を行う。
(更年期障害の基礎的研究)

1992年
同大学院卒業
エラジン酸の抗酸化作用

(アンチエージング作用)の研究にて博士号修得

総合大雄会病院勤務

1995年
蒲郡市民病院勤務

1998年
アメリカ合衆国に留学
Diamond Institute for Infertility and

Menopauseにて、体外受精、顕微授精等

最先端の生殖医療技術を3年間研修

2001年
IVF大阪クリニック勤務

2004年
IVFなんばクリニック勤務
2005年より副院長として勤務

2010年
レディースクリニック北浜開設



≫ レディースクリニック北浜

不妊原因のない男女が排卵時に性交を行うと、約20パーセントの確率で妊娠します。
したがいましてタイミング療法は約5-6回を目標に受けられるとよいかと思います。

黄体期中期のプロゲステロン値は10以下を黄体機能不全と診断しますので、ボーダーラインと考えます。

内服、注射などで黄体補充を受けられても、出血があるようでしたら、他の器質的(頚管ポリープ、子宮膣部びらんなど)疾患の可能性もありますので出血時の診察をお勧めします。


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