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AIHのやり方どちらの病院がいいですか?

専門医Q&A 女性の健康

AIHのやり方どちらの病院がいいですか?

「以前AIHをした病院では、セロフィンを飲み卵胞を2〜4つほど育ててました。今行っている病院では、自然で卵胞は1つです。」

2011.3.9

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ちーさん(26歳)


今AIHにチャレンジしているのですが、病院によって考え方が違うので、どちらがいいのか教えていただきたいです。
以前AIHをした病院では、セロフィンを飲み卵胞を2〜4つほど育ててました。
今行っている病院では、自然で卵胞は1つです。

以前の病院で子供を授かり、今二人目を頑張っています。
精子に問題はなく、タイミングでは出来なかったのでAIHにチャレンジしています。
高プロを下げる薬を以前の病院では飲んでいましたが、今は血液検査をしていないので飲んでいません。(飲んでいたことは伝えました)
セロフィンを飲むと、卵胞が残りやすく、次の周期は薬を使わなかったりしていました。
子供がいるので、病院を変えたのですが、以前の病院の方が可能性が高いのではないかと悩んでいます。
今行っている病院は自然がいいとのことで薬を使うつもりはないようです。
子供を授かっていること、私が早くAIHにチャレンジしたかったと言うことで検査はなしで、AIHを三回してみようとの事です。
早いうちに授かれると思うとも言われました。
分かりにくい文章ですみません
いろいろ考え方はあると思うのですが、どちらの病院がいいのでしょうか?




お話を伺った先生のご紹介

宇津宮隆史 先生 (セント・ルカ産婦人科)


【経歴】
1949年 大分県豊後大野市大野町生まれ
1973年 熊本大学医学部卒業
1973年 九州大学温泉治療学研究所産婦人科入局
1981年 医学博士(九州大学)「排卵障害婦人に関する臨床内分泌学的研究」
1988年 九州大学生体防御医学研究所講師
1989年 大分県立病院がんセンター産婦人科部長
1992年 セント・ルカ産婦人科開設
1998年 セント・ルカ生殖医療研究所開設
2010年 成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業
「生殖補助医療により生まれた児の長期予後の検証と
生殖補助医療技術の標準化に関する研究」共同研究開始
2013年 第31回日本受精着床学会総会・学術講演会会長
【現在】
・ 日本受精着床学会常務理事
・ 日本生殖心理学会常務理事
・ 日本生殖再生医学会理事
・ NPO法人日本不妊予防協会理事
・ JISART(日本生殖補助医療標準化機関)監事
・ 大分市医師会監事
・ 遺伝性疾患に関する出生前診断研究会幹事
・ 日本産科婦人科学会倫理委員会内PGSに関する小委員会委員
・ Infertility Study Group世話人
・ 社会福祉法人 別府平和園理事長
【資格】
・ 日本産科婦人科学会産婦人科専門医
・ 日本産科婦人科内視鏡学会腹腔鏡技術認定医
・ 日本生殖医学会生殖医療専門医
・ 日本内視鏡外科学会技術認定医
【趣味】
登山
写真
スキューバダイビング
茶道裏千家
ルアーフィッシング


≫ セント・ルカ産婦人科




セロフェンの使用に関してですが、使う、使わないはどちらでも良いと思います。
AIHにすぐに進まれたようですが、AIHを行う必要はありますか?
精子は正常だからまずはタイミング法で充分かと思われます。
ただ、3~4回排卵が認められ、フーナーテストもOKで、妊娠に至らなければ、
もしかしたら、子宮内膜症や癒着、卵のpick-up障害も考えられますので、
腹腔鏡検査をされることをお勧めします。
小さなお子さんがいらっしゃるということで、腹腔鏡検査を行えない場合、
3~4回AIHを行ってみて、それでも妊娠しなければ
やはり何かの原因が考えられるので腹腔鏡検査をされることをお勧めします。





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