HOME > 女性の健康 > その他 > フーナーテストの結果
HOME > 女性の健康 > その他 > フーナーテストの結果

フーナーテストの結果

専門医Q&A 女性の健康

フーナーテストの結果

「通っているクリニックのドクターからはフーナーテストの結果について何も言われてません。(結果は注射の時などにカルテが見えたので知りました…)」

2012.3.29

あとで読む




mikinkoさん(31歳)


こんにちは。
昨年の10月に一通り検査をし、高プロラクチンが判明してテルロン、クロミッド、注射をしながらタイミング指導を受けています。
主人が精液検査に抵抗があるらしくまだ受けていません。
フーナーテストを3回ほど受けて、生存率90%/運動率70%が1回、生存率60%/運動率40%が2回、という結果でした。
通っているクリニックのドクターからはフーナーテストの結果について何も言われてません。
(結果は注射の時などにカルテが見えたので知りました…)
この結果をどのように受け止めたらいいのでしょうか?





お話を伺った先生のご紹介

吉田仁秋 先生 (仙台ARTクリニック)


近年の晩婚化と共に妊娠しにくい方が増えております。
当院では年間約700名程の患者様が訪れるようになり、そのうち半数の方が自然妊娠し、残り半数の方が手術や生殖補助医療を必要とします。
当院では不妊に関する最新の医療を提供できるよう、海外も含めて学会や研究会に積極的に参加し、発表しております。
最近では、アメリカ生殖医学会発表や日本生殖医学会、日本受精着床学会のシンポジウムなどがあります。
また東北大学農学部動物生殖科学講座との共同研究により研究成果を発表し、世界体外受精会議記念賞をも獲得しております。
今後とも基礎的な分野の充実を図り、臨床応用に役立てるようにしたいと思います。
不妊治療はどうしてもストレスが重なり心労と成って参ります。
こうした患者さまのお気持ちを少しでも緩和できるよう専門の資格を取得した不妊カウンセラーやIVFコーディネーターがおります。
お気軽に相談していただき、少しでも患者さまのさまざまな悩みにお答えできるようにしております。
ぜひ解らないことや悩みを相談なさってください。

《略歴》
1981年 獨協医科大学卒業
東北大学産婦人科学教室入局
1988年 医学博士取得
1991年 マイアミ大学生殖内分泌学講座留学 IVFディレクター
1993年 竹田綜合病院産婦人科部長
1996年 東北公済病院産婦人科医長
1998年 吉田レディースクリニック開業 理事長・院長
2007年 ARTセンター設立
2008年 東北大学産婦人科臨床教授
2009年 東北薬科大学(現 東北医科薬科大学)非常勤講師
2016年 仙台ARTクリニック開業 理事長
     現在に至る
《認定医》
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
日本生殖医学会 生殖医療専門医、指導医
《役職》
日本受精着床学会 理事
日本IVF学会 常務理事
JISART(日本生殖補助医療標準化機関) 副理事長
日本A-PART 副理事長
日本レーザーリプロダクション学会 評議員
日本生殖心理カウンセリング学会 常務理事
生殖バイオロジー東京シンポジウム 世話人
日本不妊予防協会 評議員
アメリカ生殖医学会 会員 等


≫ 仙台ARTクリニック




フーナーテストは運動精子数をカウントし評価するので、運動精子15以上:優、14~10:良、9~5:可、5以下を不良と判断します。1・2回目とも特に問題のある値とは考えにくい感じがします。運動精子生存率・運動率はかかっていらっしゃる先生が独自に追加しているものと考えます。
又、フーナーテストが良好ですが、ご主人様の精液検査は早めに受けた方が良いと思われます。





あとで読む

この記事に関連する記事

この記事に関連する投稿

女性のためのジネコ推薦商品

最新記事一覧

Page
top