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フーナーテストとAIH

専門医Q&A 女性の健康

フーナーテストとAIH

「体外を検討するにせよ、それなら治療を休んで心身と経済負担を減らしたいと考えています。フーナーテスト良好で妊娠できなくてもAIHで妊娠するものなのでしょうか。」

2012.11.29

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まなまなさん(34歳)


潜在性高プロラクチン血症にてテルロン半錠内服していますが、その他夫婦共に問題なく、タイミング6回、AIH3回行いリセットしました。フーナーテストも良好なので、AIHの意味はあるのか疑問です。採血結果、受精を一度もしていません。受精していないのに内膜15は欲しいと毎回注射や内服をし、基礎体温は生理が始まっても高温で低温期がほぼなくバラバラです。ちなみに自然で内膜11以上はあります。遠方で朝早く行っても会計終わるまで半日は軽く過ぎており通院に疲れてきました。通院が大変なので近場に変わりたいと医者に言ったところ、卵胞チェックは近院でやり、AIHは今度は特殊でより卵管に近いところで出来るタイプでやりましょうと言われました。今まで一度も受精すらしていないのにAIHを続けてていいものか。体外を検討するにせよ、それなら治療を休んで心身と経済負担を減らしたいと考えています。フーナーテスト良好で妊娠できなくてもAIHで妊娠するものなのでしょうか。




お話を伺った先生のご紹介

生田克夫 先生 (いくたウィメンズクリニック)


履歴
昭和51年 名古屋市立大学医学部卒業
平成 3年 名古屋市立大学産科婦人科学教室講師
平成 7年 名古屋市立大学病院分娩部助教授
平成10年 名古屋市立大学産科婦人科学教室助教授
平成12年 名古屋市立大学看護学部教授
平成15年 退職。 看護学部・大学院非常勤講師
資格
日本産科婦人科学会専門医
生殖医療専門医
医 学 博 士
所属学会
日本産科婦人科学会会員
日本生殖医学会(評議員)
日本受精着床学会(評議員)
日本産科婦人科内視鏡学会(評議員)
日本哺乳動物卵子学会会員
日本内分泌学会会員
日本母性衛生学会会員
米国不妊学会会員
欧州ヒト生殖学会会員
専門分野
生殖生理(妊娠に関する生理的な事柄)
生殖内分泌(月経周期のホルモン環境)
不妊治療


≫ いくたウィメンズクリニック




フーナーテスト結果が良好でも人工授精を行うことがあります。その理由は子宮頚管までは精子が到達できても、そこ方卵管まで精子がたどり着く確率が悪い事を想定して行う場合です。通常1/3000くらいと考えられていますが、もしこの確率が悪ければ卵管の膨大部に達する精子が少なくて受精が起こらないからです。しかしこの原因の場合には数回以内に妊娠してくると思います。通常のAIHでも6-8回が治療限界と考えられていますがこれよりも少ない回数で妊娠すると思います。子宮内膜ですが排卵直前に8mm以上有れば何も問題有りません。11mmなら全く問題ないでしょう。7mmを切れると非常に妊娠しづらくなります。厚くなることに関してはあまりデータは見かけませんが、以前余り厚くなると妊娠率がすこし落ちてくるという発表を聞いたことがあります。適度な厚みで問題はないと思います。
文中に受精が起こらないとありますが、受精が起こっているかどうかは残念ながら今現在は確かめることは出来ません。予定の生理近くになって血液の検査でもすれば、受精後順調に育っているかどうかはわかりますが、昔30年以上まえにearly pregnancy factorというものが受精が起こったかどうかを確かめられる物質かと騒がれましたが、残念ながら非特異的な物質(反応)とわかり、それ以降この物質がと言うものは出てきていません。





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