HOME > 女性の健康 > その他 > フラグメントが多く胚盤胞まで育ちません
HOME > 女性の健康 > その他 > フラグメントが多く胚盤胞まで育ちません

フラグメントが多く胚盤胞まで育ちません

専門医Q&A 女性の健康

フラグメントが多く胚盤胞まで育ちません

2013.7.2

あとで読む

パピさん(33歳)

今まで完全自然周期で4回採卵しています。

いつも2個から5個採卵するのですが、受精はするもののその後の分割が止まったり、異常分割したり分割してもフラグメントが多く胚盤胞まで育ちません。
見た目は問題なく何故かフラグメントが増えすぎてしまうと言われました。

初めての採卵で3日目の胚を戻し妊娠しましたが完全流産に終わりました。

その後、左右に3センチほどのチョコレート嚢腫があるため胚盤胞まで育てたほうが良いと言われ採卵をしましたが胚盤胞までいきませんでした。

初期の胚で妊娠できましたが、採卵して培養できない限りまた初期の胚を戻すのでは流産になるので、やはり胚盤胞まで育てたほうがよいのでしょうか?

胚盤胞まで育つには何度も採卵を繰返しやれば望みはありますでしょうか?

クリニックの方針により胚盤胞まで育てると言われ、初期の胚を戻すことはできません。




お話を伺った先生のご紹介

藤野祐司 先生 (なかむらレディースクリニック)


1979年
大阪市立大学医学部卒業

1985年
大阪市立大学医学部大学院医学研究科外科系修了
     新千里病院(現済生会千里病院)産婦人科勤務
1988年
大阪市立大学医学部産科婦人科学教室助手

1989~1990年
UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)留学

1993年
大阪市立大学医学部産科婦人科学教室講師

1997年
藤野婦人科クリニック院長・大阪市立大学医学部非常勤講師


医学博士 日本産科婦人科学会専門医
     日本生殖医学会生殖医療指導医

日本産科婦人科学会会員・日本生殖医学会評議員・日本受精着床学会評議員
アメリカ生殖医学会会員・ヨーロッパヒト生殖医学会会員



≫ なかむらレディースクリニック

流産と胚移植に時期(初期胚移植であろうと胚盤胞移植であろうと)は関係ありません。
移植方法ですが子宮外妊娠の既往歴がありますので胚盤胞移植の方が良いのではないかと思います。


あとで読む

この記事に関連する記事

この記事に関連する投稿

女性のためのジネコ推薦商品

最新記事一覧

Page
top