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多嚢胞性卵巣症候群気味の採卵2回目

専門医Q&A 女性の健康

多嚢胞性卵巣症候群気味の採卵2回目

2013.10.7

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ルーチェさん(32歳)

初めて質問をさせて頂きます。

不妊治療を始め3年目です。

片方の卵巣がPCO気味で、もともとホルモンバランスが良くないということもあり不妊治療専門クリニックに通っていますが、PCOはあまり気にするほどでもないとのことです。

そして今年初めてのアンタゴニスト法による採卵をしました。

採卵までにかなり卵胞の数が育ってしまっていたので、予定より数日早く排卵誘発をし採卵しました。

結果、両方の採卵数46個。ですがほとんどが空砲。。。

 そして14個の卵が何とか採れましたが、うち7個が体外受精→受精せず。

 そして残り7個を顕微授精に。
うち5個が未熟卵、1個変性卵
残り2個は成熟卵→1個は受精せず 

 1個は受精したがゆっくりしたペースで5分割までで止まり。 2個ともグレードは悪く4程度だったそうです。

その後 OHSSになり2ヶ月ほど休みました。その間、体調を整えるためにも不妊治療専門の漢方薬局に通い服用、今もなお継続中。

 未熟卵が多いので採卵の他妊娠する可能性は低いとのことでしたので、少しでも良い卵を採る為にプレグナを処方してもらい、今週期から採卵に向けて治療していこうとしています。

心配なのは、卵胞がまた沢山できてしまい46箇所も刺されるのではないか・また未熟卵ばかりになるのではないか。ということです。

 次行う採卵方法として私に合っているであろう方法というのはどういったものがありますか?

今のクリニックではロング法かショート法と以前言われましたが、私としては刺激が強いのは良くないのではないかと思い、ロング法かマイルド法(低刺激法)と思っています。

最初の採卵が辛かったので、今回最後にしたいという思いでいます。少しでも良い成熟卵を取れる方法は無いでしょうか?

そして、未熟卵ばかりで成熟卵も質が良くないのは 自然妊娠はやはり難しいのでしょうか?

よろしくお願いいたします。





お話を伺った先生のご紹介

操 良 先生 (操レディスホスピタル)


大学で約8年間不妊専門外来を担当し、平成4年に岐阜県下初の体外受精の成功以来、500症例以上の体外受精・顕微授精に携わり、子宮筋腫・子宮内膜症の新薬の臨床治験の担当として多くの症例を手がける。

そこで女性ホルモンに関する研究成果が認められ、平成9年度に岐阜県医学研究奨励賞を、平成11年度の日本内分泌学会では産婦人科としてただ一人、研究奨励賞を受賞。平成26年 操レディスホスピタル 院長に就任。現在もなお高度不妊治療施設間の交流に尽力し、研究・治療の向上を図る。


昭和63年
 岐阜大学医学部 卒業

昭和63年~平成13年
 岐阜大学附属病院 産婦人科講師
 体外受精を担当
 不妊・内分泌外来を担当

平成13年
 操レディスホスピタル 副院長に就任

平成26年 
 操レディスホスピタル 院長に就任




≫ 操レディスホスピタル

血中ホルモン値や月経不順の存在は多嚢胞性卵巣症候を強く疑わせますが、詳しい卵巣超音波所見の記載がないので診断基準を満たしているかどうかはともかく、GnRHアンタゴニスト法でOHSSになるケースであれば低刺激による排卵誘発法が適していると考えられます。

年齢的にはまだ32歳と年齢も若く、AMH値も問題ないため、未熟卵が多いのであれば刺激方法を変えるのも手段の一つです。月経不順があるため完全自然周期採卵は不向きですが、低刺激であれば頻回の注射やOHSSなどの身体の負担も少なく、一度で結果が出なくても採卵をあきらめることはなくなると思います。

自然妊娠は、両側卵管閉塞や重症男性不妊症などの決定的な要因がない限り不可能とは言えません。複数回のIVF後の治療休止期に自然妊娠するケースもあります。


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