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高プロラクチン血症ですか?

専門医Q&A 女性の健康

高プロラクチン血症ですか?

2014.10.18

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かりんとうさん(31歳)

生理2日目採血 プロラクチン 28.07ng/mlは高プロラクチン血症ですか?治療の必要な値ですか?


お話を伺った先生のご紹介

藤野祐司 先生 (なかむらレディースクリニック)


1979年
大阪市立大学医学部卒業

1985年
大阪市立大学医学部大学院医学研究科外科系修了
     新千里病院(現済生会千里病院)産婦人科勤務
1988年
大阪市立大学医学部産科婦人科学教室助手

1989~1990年
UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)留学

1993年
大阪市立大学医学部産科婦人科学教室講師

1997年
藤野婦人科クリニック院長・大阪市立大学医学部非常勤講師


医学博士 日本産科婦人科学会専門医
     日本生殖医学会生殖医療指導医

日本産科婦人科学会会員・日本生殖医学会評議員・日本受精着床学会評議員
アメリカ生殖医学会会員・ヨーロッパヒト生殖医学会会員



≫ なかむらレディースクリニック

 言葉や医療制度の違いもあり、海外での不妊治療はやはり不安が多いこととお察しいたします。まず28.07ng/mlというプロラクチンの値について。こちらは正常範囲かと思います。ただしプロラクチンは一日の内で変動があるしいホルモンとして知られるので、もしかすると潜在的に高い状態があるのかもしれません。

 一度、流産を経験されているようですし、生理不順や排卵が不規則な方のなかには、しばしば検査で潜在性高プロラクチン血症が見つかることがあります。乳汁分泌の自覚症状があるなど、疑わしい場合はTRH負荷テストという下垂体を刺激してプロラクチンの波をする検査をする必要があります。機会があれば受けてみられるといいでしょう。プロラクチンは排卵や卵胞の成熟を抑える作用があるため、不妊症の原因となります。それぞれの国の事情もあるので、もし心配なようでしたら一時帰国の際に検査だけでも受けておくとよいかもしれません。

 治療薬としては、黄体補充にも使用するデュファストンがファーストチョイスかと思います。もっと強い膣座薬や注射薬などもありますが、デュファストンは体温上昇作用がないので、薬を服用しながらでも自力排卵の有無がわかりますし、妊娠しても使いやすい薬です。


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