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胚盤胞にならない

専門医Q&A 女性の健康

胚盤胞にならない

2015.5.4

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エナさん(38歳)

採卵を2回しましたが、どちらも胚盤胞に育たず途中で分割がストップしてしまいました。
1回目体外受精をする前のAMHは4.69で良い方だと言われましたが、採卵数も少ないです。
(①アンタゴニスト法6個中4個受精。②ショート法6個中5個受精。→いずれも胚盤胞にならず。)
胚盤胞まで育たないのは卵子の質のせいでしょうか?
また、分割胚での妊娠は難しいのでしょうか?


お話を伺った先生のご紹介

向田哲規 先生 (広島HARTクリニック)


院長 向田哲規

1960年6月25 広島県広島市中区生まれ
昭和35年生まれで修道高校卒業まで広島で育ち、太平洋の青い海にあこがれ高知医科大学に入学し、学業よりテニス部とヨット部の活動が中心であった健康的な学生生活を送り卒業の後、同医科大学産婦人科医局にて一般産婦人科のトレーニングを受けました。

不妊症治療に携わって得られる生き甲斐は、より良い治療法を習得しそれを難しい症例に用いて、赤ちゃん誕生という目標に到達する手助けができた瞬間であり、その経験が臨床医としての糧になっていると思います。
不妊症の原因および治療法は千差万別であるため最終的には御夫婦が納得した治療法にて組むべきであり、その為の説明を充分行うよう心がけておりますので、いつでも御相談ください。



≫ 広島HARTクリニック

38歳でAMHが4.69で5個以上の採卵ができる、その上精子も問題ない、そして生理周期も適切にあるという背景で「胚盤胞にならない」というのは極めて稀です。ご質問内容から、HCGの注射を3回行っているようですが、通常は黄体補充にHCG注射をすることはないので、少し疑問を感じます。また排卵誘発管理や卵胞や黄体管理もこの内容から疑問が残ります。通っているクリニックで治療を続けていくのもいいですが、また納得いく説明が受けられず、最終的に結果に至らないのであれば、今通っているクリニックに通い続ける必要はありません。クリニックによって対応やアプローチの仕方も異なります。

エナさんは誘発方法を2回も変えて、胚盤胞に1つもならないというのは稀なケースですので、納得できない結果であるのなら転院するか、とりあえずはまたセカンドオピニオンを聞きに行くことも含めて対応されてはいかがでしょうか。医師も患者も性格・感情はそれぞれ違う人間ですので、その病院との相性もありますから…。

一般的には本患者のような年齢、背景の場合には、1回目は普通の分割期の胚移植をし、残った胚を胚盤胞まで発達させて低温保存凍結胚にして子宮に戻す。2回目は初期分割胚を戻しているのであれば、すべて胚盤胞にして形態良好な胚盤胞を子宮に戻し、余剰胚盤胞は形態良好の胚のみ低温保存凍結するというのが、一番妊娠率を高めるスタンダードなプログラムと言えます。これらの情報を参考にセカンドオピニオンをお聞きになってはいかがでしょうか。


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