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採卵と腰痛の電気治療及び漢方薬について

専門医Q&A 女性の健康

採卵と腰痛の電気治療及び漢方薬について

病院の方からは年齢的にも早めに動いたほうがいいと言われていますが・・。 もうすぐ、プレマリン開始になるのでなるだけ急いでいます。よろしくお願いします。

2017.4.27

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ランドさん(40歳)


こんにちは。初めまして。5月に採卵を予定していて5月5日からプレマリンを服用の指示をもらっています。腰痛で右足に痛みが出て今、整形外科で電気治療をしているのですが、ホットパックという腰を温めるのと牽引といって引っ張るのと、右の大腿から下肢に電気を流すというのをしていて週に2回くらいの通院をしているのですが、5月末くらいに採卵をする予定なのですが、痛みがある時は、この電気治療を続けても大丈夫なのでしょうか?痛み止めの薬は治療中とのことでカロナールをもらっています。
 あと、3月くらいから体の冷えが強く温経湯という漢方薬を飲んでいます。季節的にだいぶ暖かくなってきましたが、温経湯は卵子にもいいという事でしばらく飲み続けた方がいいかなって思っているのですが、どうでしょうか?採卵前の病院で卵胞をみてもらう時も内膜が薄いと言われているので温経湯は続けてどうかなって思うのですが、プレマリンを服用しながらでもいいのでしょうか?温経湯を服用していると排卵前のオリモノがやや出血傾向のような色がついたのがあるので少しきになりますが、もうすぐまたお薬をもらいに行こうと思っているのでこのまま継続でいいのかと少し心配です。
 抑肝散も時々服用しています。電気治療がどうかなというのと、温経湯のこととお聞きしたいです。よろしくお願いします。
 2か月お休みをして来月、再チャレンジと思っている中、旦那との仲も思わしくなくイライラしていて治療をするかさえ悩んでいる状態です。ただ、病院の方からは年齢的にも早めに動いたほうがいいと言われていますが・・。 もうすぐ、プレマリン開始になるのでなるだけ急いでいます。
よろしくお願いします。




お話を伺った先生のご紹介

宇津宮隆史 先生 (セント・ルカ産婦人科)


【経歴】
1949年 大分県豊後大野市大野町生まれ
1973年 熊本大学医学部卒業
1973年 九州大学温泉治療学研究所産婦人科入局
1981年 医学博士(九州大学)「排卵障害婦人に関する臨床内分泌学的研究」
1988年 九州大学生体防御医学研究所講師
1989年 大分県立病院がんセンター産婦人科部長
1992年 セント・ルカ産婦人科開設
1998年 セント・ルカ生殖医療研究所開設
2010年 成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業
「生殖補助医療により生まれた児の長期予後の検証と
生殖補助医療技術の標準化に関する研究」共同研究開始
2013年 第31回日本受精着床学会総会・学術講演会会長
【現在】
・ 日本受精着床学会常務理事
・ 日本生殖心理学会常務理事
・ 日本生殖再生医学会理事
・ NPO法人日本不妊予防協会理事
・ JISART(日本生殖補助医療標準化機関)監事
・ 大分市医師会監事
・ 遺伝性疾患に関する出生前診断研究会幹事
・ 日本産科婦人科学会倫理委員会内PGSに関する小委員会委員
・ Infertility Study Group世話人
・ 社会福祉法人 別府平和園理事長
【資格】
・ 日本産科婦人科学会産婦人科専門医
・ 日本産科婦人科内視鏡学会腹腔鏡技術認定医
・ 日本生殖医学会生殖医療専門医
・ 日本内視鏡外科学会技術認定医
【趣味】
登山
写真
スキューバダイビング
茶道裏千家
ルアーフィッシング


≫ セント・ルカ産婦人科




当院では、子宮内膜を厚くするために漢方薬を処方することはありません。なぜなら、子宮内膜が薄くて厚くなりきれなかった場合はその月はキャンセルし、子宮の状態をリセットさせてから翌月に再度チャレンジすると順調に厚くなるケースがほとんどだからです。その時の体調やタイミングに大きく左右されるほうが多く、特別に何か薬を処方したり増やしたりすればどうにかなるというわけではありません。ですから、ランドさんが体を温めるという目的で温経湯を飲んでいるというのであれば、それはそれで効果はあるでしょうが、目的が子宮内膜を厚くするためであればあまり意味がないような気がします。
また、抑肝散という漢方薬については、なぜそれを処方されているのかは不明です。漢方薬は副作用がとても強く出るものもありますから、本当にご自身に合っているかどうかの再評価と副作用の有無をしっかりと認識していただきたい。また、電気治療の影響は特に考えられるものはありません。
相談内容を拝見して、私が一番気になるのは「旦那との仲も思わしくなくイライラしている」という部分です。何のために不妊治療をしているのか、そして夫婦が同じ気持ちを持てているのかを、もう一度きちんと考えていただきたい。主治医がおっしゃる通り、年齢的にも早め早めの決断が必要になるのですから、いろいろな理由をつけて心配するよりも、とにかく夫婦仲を円滑にし、お互いが前向きに治療に取り組めるようにすることのほうが、ランドさんご夫婦にとっては何よりも大切なのではないでしょうか。
夫婦の仲と信頼関係は不妊治療にとってとても重要です。なぜ治療をしているのか、2人で原点に立ち返って今後の治療に向き合っていただきたいですね。





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