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体外受精、顕微授精、ダメでした

専門医Q&A 女性の健康

体外受精、顕微授精、ダメでした

2016.12.9

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あきちゃんさん(43歳)

1度目、クロミッドと、注射で6個採卵、2個受精 そのうち1つが分割せず 1つを凍結
その間に子宮内膜ポリープ切除手術を受け、凍結胚を戻すも、hcg0.8とうまくいきませんでした

2回目採卵、やはりクロミッド、注射で4個採卵 全て顕微授精するも、受精卵は1個しかできず その1個も途中で成長が止まってしまいました

受精率か低く、途中で成長が止まってしまうのはやはり卵子の質でしょうか
もうどうすればいいのか、わかりません


お話を伺った先生のご紹介

石川 弘伸 先生 (醍醐渡辺クリニック)


院長プロフィール

私たちは、子供が授からず悩んでおられる方々にそれぞれのご夫婦に一番適した治療を考え、なるべく早く夢がかなうよう、できる限りの努力をしていきます。不妊で悩まれこれから治療をお考えの方、また何度かトライしてみたけれどまだ赤ちゃんが授からない方、ぜひ一度ご相談ください。
思いきって早く行動をおこされるのも、念願の赤ちゃんを早く授かる1つのファクターであると考えます



≫ 醍醐渡辺クリニック

 くわしいデータがわからないのですが、現在43歳と年齢が高いことから、残念ながら厳しい状況といわざるをえません。しかし、クロミッド+注射で6個採卵、2個受精されています。年齢的に極端に悪くはありませんし、卵巣機能はまだ残っているはずです。

 基本的に年齢が高い方は低刺激法を選択することが多いのですが、この方は強めの刺激法でも卵子がしっかり採れる可能性があります。1〜2カ月間しっかり卵巣を休めて、卵巣調節刺激法で卵子をたくさん育ててみることを検討されてはいかがでしょうか。また、低刺激法についてもクロミッドしか試されていないようですので、クロミッドと同様の作用を持つ、アロマターゼ阻害剤(フェマーラ、レトロゾール)に変えてみるのもいいかもしれません。

 排卵誘発法はあまり変えないほうが良いという意見もありますが、一方でさまざまな排卵誘発法の中から試行錯誤をして正解を探し出すという考え方もあります。この方は卵巣の反応が良いので強い刺激でも卵子がたくさん採れると思います。当院であれば、ホルモンの状況を見ながら、まずは卵巣調節刺激法を試したいですね。


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