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鍼、お灸、マッサージとホルモン剤の併用

専門医Q&A 漢方・鍼灸

鍼、お灸、マッサージとホルモン剤の併用

2010.9.16

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まーちゃんさん(39歳)

わたしは今月の生理から3週間ピルを飲んで生理をつけたあとホルモンを補充し4月の下旬に戻す予定です。いわゆるHR周期で凍結胚移植です。

そして今日、初めて子宮内膜の血流をあげるため鍼、お灸、マッサージをしてきました。この3つを毎日することで内膜を厚くしていくことを勧められました。
自分のホルモンをコントロールしていく中、毎日、鍼、お灸、マッサージを受け子宮内膜を厚くしても、意味があるのか、厚くしても生理ではがれてしまったら、やってももったいないような。。貼り薬を開始したときに東洋医学を取り入れたほうがいいのか・・・疑問なんです。

そんな私になにかアドバイス、助言、ありましたらぜひお願いいたします。


お話を伺った先生のご紹介

神薗克也 先生 (鍼灸治療室 翠明館)


当院に来院されている患者のうち9割以上は女性。しかも、その7割以上は不妊治療の方。一般に鍼灸治療は、腰痛や肩こりの治療と思われがちですが、実は、婦人科系や内科系の疾患にとても有効な治療方法なのですね。腰痛や肩こりで悩んでいる方と同じくらいに、婦人科系や内科系の症状で悩んでいる方は大勢います。内臓の不調からきている腰痛や肩こり、頭痛もありますので、そういう方には内臓の機能を整えないと、すっきりと治りません。特に、女性の場合は、ホルモンバランスによって多種多様な症状が現れます。

当院では、全身のアンバランスを整えていく治療をしていますので、体の様々な不調がすっきりとなくなっていきます。生理不順の延長線上に不妊症があり、さらにその延長線上に更年期障害があります。生理を整えることが、すなわち女性の健康を保つポイントなのですね。是非一度、体に優しい自然な治療方法の鍼灸治療をお試しください。



≫ 鍼灸治療室 翠明館

ホルモン補充周期での移植を控えているとの事で、鍼灸治療で子宮内膜を厚くすることは意味があるかとの事ですがこの時期に鍼灸をする意味は、鍼灸師によって考え方が異なりますので、今通っている鍼灸院の先生がどのような考えて鍼灸をしているか分かりませんが、
私の治療院でもまーちゃんさんと同じような患者さんがたくさんいて、私の場合は、骨盤内の血液循環を改善することでホルモン循環を改善し、子宮内膜の質を良くして、子宮環境を整えることで、着床率を上げていくと説明しています。

確かに、せっかく鍼灸をして内膜を厚くしても、生理が来てしまったらやってももったいないと思う気持ちは、良く分かりますが、鍼灸の効果はそのときだけでは終わらずに、たとえば次周期移植する際にも、その効果が継続していますので、さらに子宮環境が良くなり、妊娠率もアップしてきます。

なので、鍼灸を続けていくことは、妊孕力を上げていくことですので、単に内膜を厚くするためだけと思わずに、妊娠後、流産を防止することや、妊娠中の様々なトラブルを防止すること、あるいは元気な赤ちゃんに成長していくためにも、とても大切なことですので、長い目で鍼灸治療を受けてみてくださいね。

毎日鍼灸院に通う必要があるかどうかは、これも鍼灸師によって考え方が異なりますので、なんともいえませんが、体外受精をされている方は病院の通院にもかなりの負担がかかりますので、私としては、さらに患者さんに負担を強いるようなことはしたくないので、週1回程度来ていただいて、来院しない日は、自宅でのお灸を勧めてます。

もし、毎日鍼灸院に通院するのが負担であれば、鍼灸師と相談して、自分の通いやすいタイミングを探してみてください。


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