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内膜の薄さ…今できること

専門医Q&A 漢方・鍼灸

内膜の薄さ…今できること

2010.9.27

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とゎさん(33歳)

不妊治療2カ月目になります。
前周期には、自然に卵胞が育つため、周期11日目卵胞が19mm・21mmになったため、排卵を促すHCG注射をしてタイミングをとりました。しかし、その日の内膜は4.5mmでした。タイミングをとったもののリセットしてしまいました。

そして、今周期、周期4日目より1日おきにHMG注射を行い、周期11日目で卵胞16.5mmでした。そして内膜4.1mm…。翌日、仕事のため診療時間に受診できなく、またその翌日は祭日のため休診であり、周期11日目にHCG注射をして、翌日とその翌日にタイミングをとりました。

先生は、「内膜は薄いが、妊娠率0%ではない。タイミングとって、駄目だったら次から内膜の治療をしよう」とおっしゃってくれました。
心強いのですが、とにかく早く妊娠したい!!タイミングは取ったので、今からでも間に合う、自分でできる内膜を厚くする方法はないでしょうか?


お話を伺った先生のご紹介

徐大兼 先生 (アキュラ鍼灸院)


当院で治療を担当いたします鍼灸師は全員、高度生殖医療など不妊治療の専門知識をもって治療にあたっております。不妊カウンセラー(日本不妊カウンセリング学会認定)の資格をもった鍼灸師が多いのも大きな特徴です。

東洋医学のみならず、高度生殖医療などの西洋医学的知識も学んでおりますので、病院では聞きにくいこと、聞き忘れたことなど、不妊治療に関する質問にもお答えすることができます。

また、英語、中国語での対応もいたしますので外国人の患者様も多く、インターナショナルな雰囲気の治療院です。

不妊治療専門 アキュラ鍼灸院では”体に優しいハリ治療”を心がけておりますので、ほとんど痛みはありません。むしろ、深いリラックス効果のために眠ってしまわれる方も多いのです。リラックスすることにより、不妊治療の成績にも関係するといわれる、“ストレス”をやわらげます。

また、鍼は全て一回使用のみの使い捨てですので、衛生面でも安心して治療を受けていただけます。

渋谷や青山の喧騒を離れた、モダンな治療院でしばし日頃のストレスを忘れてみませんか?一日も早くその腕に赤ちゃんが抱けますよう、鍼灸師全員がたゆむことなく西洋・東洋医学の知識を深め、つねに最善・最新の治療を提供させていただきます。スタッフ一同皆様のお越しをお待ちしております。



≫ アキュラ鍼灸院

とゎ様

内膜の厚さについては色々な意見がありますが、一般的には排卵日あたりに10mm程度を基準として考えられているドクターが多いようです。しかし一方では子宮外妊娠など、卵管に着床してしまうケースなどでは卵管の厚さは2-3mm程度であるといわれてます。よって厚さにあまりこだわらないドクターもいらっしゃいます。

子宮内膜は卵胞が育つ過程で卵胞より放出される卵胞ホルモンに脳が反応し、内膜を厚くする指示を出します。その指示にしたがって、内膜は厚くなります。

よって内膜が厚くならない理由として3つあげられます。

1)卵胞からちゃんと卵胞ホルモンが放出されない
2)脳が卵胞ホルモンを認識しない
3)冷えにより血行が鈍くなり内膜が厚くならない

1)卵胞ホルモンが放出されない理由としては卵胞の質が悪かったり、卵胞が空砲である(卵子がはいってない)場合があげられます。多くの場合東洋医学的観点から見るとお腹の血液や気が滞ることによりおこると考えられます。腹部をできれだけ冷やさないよう腹巻などを着用することをおすすめします。

2)脳が認識しないのは自律神経に問題があります。自律神経は私たちの体の番人で常に私たちが考えることなく体の維持をしてくれてます。このカラダを維持していく機能も不摂生が続くとやがて働きが鈍くなったり過敏になったりします。できるだけ健康的なライフスタイルを心がけましょう。バランスの取れた食事、規則正しい生活、適度な運動、ストレスをためない生活が大事です。

3)内膜が厚くならない大きな原因として冷えがあげられます。下腹部を触ってつめたいお腹は要注意。腹巻などを巻いて温かくしてあげましょう。また、有酸素系運動(連続して最低でも20分カラダを動かす)を活用することによりカラダの内部から温めることができ、是非ライフスタイルに取り入れていただければと思います。




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