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鍼灸や骨盤矯正

専門医Q&A 漢方・鍼灸

鍼灸や骨盤矯正

2011.1.14

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ゆなさん(27歳)

クロミッド→hcg→デュファストンでタイミングをとり始めてもうすぐ一年経ちます。
春から人工受精にステップアップする予定です。

元々、冷え症もあり以前接骨院に行った際、『骨盤が歪んでる(ずれてる?)』とも言われ体質改善のため鍼灸や骨盤矯正をしてみようかと思ってます。

そこでお聞きしたいのですが、この時期はやめた方がいいとかありますか?

例えば排卵期や生理中は避けた方がいいとか、どんな事でも構いませんので教えて下さい。




お話を伺った先生のご紹介

神薗克也 先生 (鍼灸治療室 翠明館)


当院に来院されている患者のうち9割以上は女性。しかも、その7割以上は不妊治療の方。一般に鍼灸治療は、腰痛や肩こりの治療と思われがちですが、実は、婦人科系や内科系の疾患にとても有効な治療方法なのですね。腰痛や肩こりで悩んでいる方と同じくらいに、婦人科系や内科系の症状で悩んでいる方は大勢います。内臓の不調からきている腰痛や肩こり、頭痛もありますので、そういう方には内臓の機能を整えないと、すっきりと治りません。特に、女性の場合は、ホルモンバランスによって多種多様な症状が現れます。

当院では、全身のアンバランスを整えていく治療をしていますので、体の様々な不調がすっきりとなくなっていきます。生理不順の延長線上に不妊症があり、さらにその延長線上に更年期障害があります。生理を整えることが、すなわち女性の健康を保つポイントなのですね。是非一度、体に優しい自然な治療方法の鍼灸治療をお試しください。



≫ 鍼灸治療室 翠明館

こんにちは、ゆなさん!
翠明館治療室の神薗といいます。

体質改善のために鍼灸を始めようと考えているようですね。
とても良いことだと思います。

冷え性とのことですが、確かに冷えがあると、血液の循環が悪くなり、
それに伴ってホルモンの循環も悪くなってしまいます。
結果的に、卵巣や子宮がうまく機能してくれなくなってしまうのですね。冷えは、女性の大敵です。

鍼灸を始めるうえで、特にこの時期を避けた方がいいというのはありませんが、当院では、生理の前半は、鍼をすることで血液循環が良くなり、出血がいつもより多くなる場合がありますので、貧血症状のある方は、なるべく避けた方が良いですよ、とお伝えしています。

もちろん、生理期間が短くて、経量も少ないという人の場合は、問題はありません。

それから、風邪を引いて、体温が38度以上ある場合や精神的に不安感があるとき、血圧が高い場合や低い場合など症状がある場合は避けてください。

妊娠が分かった場合でも、鍼灸治療は差し支えありません。流産の防止やつわり症状の改善、安定期以降は安産のためなどの効果があります。

初めて鍼治療をするときは、何かと不安感が付きまとうと思いますので、そういう場合は、はっきりと鍼灸師に伝えましょう。

鍼灸治療で体を整えて、一日でも早く良い結果を得ることを願っています。


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