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漢方薬でクロミッドの副作用は治りますか??

専門医Q&A 漢方・鍼灸

漢方薬でクロミッドの副作用は治りますか??

2011.6.9

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ぷぅさん(24歳)

一年前にクロミッドを4ヶ月か5ヶ月飲んでいました去年の5月からは飲んでいません。
現在、今だに妊娠せず困っています
気がついたことがありました。昔ニュルッとするくらい排卵期におりものがあったのに全くおりものがないのです…
漢方薬専門の先生に相談したら「クロミッドの影響だね」って言われました…
クロミッドの副作用ってこんなに長く続くのですか??対処法はあるのでしょうか??
どなたか知っているコトあれば何でもいいので教えて下さい


お話を伺った先生のご紹介

福田優基 先生 (福田漢方薬局)


〜女性の笑顔のために〜

漢方薬の不妊治療では、病院の検査で見つからない歪み、病気に向かっている「未病」の状態を重視し、全体の調和を大切にします。
たとえば「冷えすぎた身体は温め」「火照った身体は冷ます」お一人お一人の体調をお聞きして、体質を検討し、処方を調整します。 漢方薬を服用するうちに、
「冷えていた身体が溶けるように温かくなってきた」
「これまでの動けなくなるような生理痛がなくなった」
と体質の変化を感じる方もおられます。
こうして、からだの土台をしっかりと整えて、患者様と共に願いを叶えれたら。
笑顔で『生まれました!』と報告してもらうこと。
それを楽しみに、がんばっています。



≫ 福田漢方薬局

排卵期の頸管粘液(おりもの)が、昔のように感じられない、というお悩みですね。

頸管粘液は、女性ホルモンの影響を受けて、分泌します。
クロミフェンはその女性ホルモンの作用に影響を与えるため、頸管粘液の質が低下したり、子宮内膜が薄くなったりする副作用がみられます。

現在は1年ぐらい服用していないとのことですが、不妊症外来などには継続して通われていませんか?
医院でのストレスや生活スタイルの変化、もちろん加齢などでも頸管粘液の量や質は変化しますので、そちらの可能性もあります。

当薬局での症例としては、おりものの減少で悩む貧血傾向の女性には、陰血を補う漢方薬(六味地黄丸+α、参茸補血丸+α)などを服用して頂いています。


ただ、ご注意点。
服用すると、「若いとき」に感じたほど「おりもの」が増える、ということはありません。
頸管粘液もある程度(妊娠に必要な量ぐらい)回復すれば、お子様を授かる一助になります。


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