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おりものが多いことが気になります

専門医Q&A 漢方・鍼灸

おりものが多いことが気になります

2012.4.5

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あくびさん(34歳)

高プロラクチン血症と診断されたことはないですが、以前に2回受けた検査では29と21という高めの数値が出ています。
担当の不妊治療の先生は、きちんと排卵している場合はプロラクチニの数値を気にしない方だったので薬を飲んだりはしていません。

高温期への移行に時間がかかることや排卵期以外のおりものが多いのを漢方や鍼灸で改善したいと思っております。


お話を伺った先生のご紹介

野口藤子 先生 (漢方のサツマ薬局)


不妊専門カウンセラー
子宝が授かるために、西洋・東洋の垣根を越え、「妊娠」そして「元気な赤ちゃんを授る」ことを最終目的として一緒に頑張っていきたいと思います。
西洋医学の不妊治療で精神的、身体的にもおつかれになったご夫婦も大勢いらっしゃいます。
ぜひ、ご相談下さい。


「不妊」の問題は、友達に相談する事はできるでしょうか?
なかなか相談しにくい・・・という方が多いのではないでしょうか。
また、相談しても正しい不妊の知識で教えてくれる友人というのは、なかなかいないというのが現状です。
噂やインターネット上の知識に惑わされて、かえって不安になる事もあります。

漢方などは、体質によって効いたり効かなかったりします。
当店では、漢方アドバイザーや漢方カウンセラーが対応いたします。

まずは、自分のご不安を整理するために、カウンセラーにご相談されてみてはいかがですか?
自分自身でも意識していない生活習慣で、不妊になっている方もいます。
良かれと思ってやっていた事が原因だったりする事もあります。

お客様の顔色や髪、舌(舌診)、などを直接見させていただいたうえ、血流計で測定もいたしますので、ぜひ直接ご来店いただく事をお薦めします。
そしてお客様にあった漢方薬や健康食品をご提案させていただきます。
もちろん、病院で不妊治療をされている方でもご安心してご相談下さい。
病院の治療を否定するような事はございませんし、たくさんの方が病院と併用されていらっしゃいます。

お客様お一人に対し約1時間ほどお時間をお取りしております。
人に話す事によって、頭や心の中が整理される事もあります。
ゆっくり相談されて、心の荷物を下ろしてみてはいかがでしょう。
※お一人様にしっかり時間を費やすため、予約制となっております。
・日本統合医療学会会員
・補完医療協会会員


薬剤師 野口藤子
漢方アドバイザー小室敏美
漢方アドバイザー 新井誠子



≫ 漢方のサツマ薬局

体温の上下変動が激しい、月経が止まりづらい、めまいや立ちくらみをおこしやすい、肌が乾燥しやすいなどから体の血液量が少ない「血虚」になっているようです。
また、体温の上下変動が激しい、のぼせやほてりがあることから、自律神経が乱れ、気のめぐりがスムーズではない「気虚」にもなっているようです。

さらに冷えと血液不足とストレスから「瘀血」となり、腹腔内トラブルが生じやすくなっています。あくびさんが気になっている、排卵日以外のおりものが多いのは「脾」「腎」の冷えが強いか細菌感染の可能性があると思います。
西洋医学と東洋医学である漢方を統合して、「先天の気」が弱い方は「後天の気」を強くしていくことで、妊娠しやすい、妊娠が維持できる母体づくりをしていきます。
検査でどのような結果が出ても、子宝を授かるためには、男性50%、女性50%と、両方の力が必要だと、治療を続けていていつも感じています。
不妊治療にほとんどの方がストレスを感じます。そんなときほど、夫婦で手をつないで寝ましょう。夫婦愛を感じることは気のめぐりを良くしますし、ホルモン分泌もしやすくなりますよ。

まずは日常生活の改善をしましょう。早寝、早起きをして、規則正しい毎日を過ごします。血液やホルモンは夜につくられるので、早寝はとても大切です。
刺激物、嗜好食は血に良くないといわれ、むくみが出やすくなります。和食(できれば玄米)中心にしましょう。和食はカロリーオーバーが防げるし、血の減量となるミネラル分が補給しやすいのです。さらに血の減量となる、動物性たんぱく質、植物性たんぱく質を、どちらもバランスよく摂取します。納豆など大豆の発酵食品は消化吸収が良いのでおすすめです。
「三陰交」という足の内側のくるぶしから指4本くらい上にあるツボや「血海」という膝のお皿の内側から指3本くらい上にあるツボにお灸したり、カイロなどで温めると、血液のめぐりが良くなります。


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