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受精障害でも鍼灸院で体質を改善できますか。

専門医Q&A 漢方・鍼灸

受精障害でも鍼灸院で体質を改善できますか。

2012.7.4

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きららさん(0歳)

去年の体外受精で受精障害と診断されたものです。
受精障害とわかり自力では妊娠することが難しいといわれています。
顕微授精で育った受精卵を2度移植し、二度とも妊娠をしますが共に稽流流産となっています。

現在、手術後でもあり次回は採卵からまたがんばろうと前向きになっております。
先日友人が鍼灸院に言っていると聞きました。
生理不順等で行っているのですがその後生理が順調にきていると聞きました。

私のように受精障害と診断されたかたでも鍼灸院で体質を改善できるでしょうか。
少しでもよい卵を作る方法の一つであれば 一度予約をとってみようと思っています。
よろしくお願いします。


お話を伺った先生のご紹介

直永せつ子 先生 (ナオエ夢鍼灸院 近江八幡院)


私自身の体の異常を知ったのは、20歳を過ぎた頃でした。
以前からの生理不順に増して、生理前の激しい腹痛と40度近い発熱が続き生理が来なくなり出したため地元の内科さんで熱だけでも下げてもらおうと診察を受けると、これは婦人科さんに行ったほうがいいよと言われました。悩みましたが、嫌々ながらも仕方なく婦人科を訪ねることにしました。

初診では解らず、幾度か内診や検査、基礎体温表をつけながら受診をしてしばらくした頃に、子宮奇形に伴う卵巣萎縮、無排卵性月経、経血が卵管へ逆流して起きている事がわかりました。

その時先生から『結婚していない若い女性にこんなこと言うのは言いにくいのですが、おそらく今の医学では結婚してもお子さんは望めないことは覚悟しといて下さい』と言われた時は、まさか自分が子供の出来ない体なんて思ってもいなかった事で、なんで?どうして?と半信半疑信じたくない事実に、どのようにして帰宅したかわからないほどショックを受けました。

女性として結婚や出産の体験は夢であったし、どちらも私には望めないと思うと涙が止まりませんでした。思ってもいなかった結果に日々ストレスが積もり、御夫婦連れや赤ちゃんを見るのも辛くおぞましくなっていきました。

でも少しでも何とかしていただけないかとお願いすると、生理前に起こる高熱を下げる治療と無排卵月経の治療を薬と注射でしていただくことになり、定期的に通院する日々となりした、しかし3年余り過ぎても一向に芳しく無いのと、通院中待合室で、見たくなくても目に入る妊婦さんの姿や会話を聞くことの辛さと、焦り、疲れイライラも極限となり精神状態もおかしくなっていきました。

そんな時今の院長と知り合い『どこまでよくなるか解らないけど、東洋医学の治療で自分に出来る限りの治療をして後は神様・仏様におまかせして』と言ってくれて東洋医学の治療と結婚と同時スタートすることになりました。

楽しいはずの新婚時代も、私の頭の中は毎日毎日子供が出来るだろうか?とばかりで、基礎体温表症候群でした。低温期しかないだの、高温期がないだの、月経が来てしまっただのその都度泣いて落ち込む日々の連続でした。そんな私に対して主人は根気よく付き合ってくれました。おかげさまで約2年半余りが過ぎ一人の娘を授かる事できた時は、奇跡としか言えない夢のような事実に涙しました。長く辛い年月でしたが、主人の協力と優しさで救われ事に感謝しています。
そして、神様が私にくださった奇跡に、少しでもお返しが出来たらよいのにといつも思っていました。

そんなある時、主人から女性の鍼灸師として出来ることは、私が体験した同じ悩みを抱える女性に、お子さんが授かるよう不妊治療をさせて頂くことでないかなとアドバイスを受けました。

この様なことから、私の体験も踏まえながら、少しでもより多くの女性にお子さんが授かる事を日々願いながら治療をさせて頂いております。又、来院して頂いている女性の中には、お子さんが授からない事のストレスやプレッシャーに加え、日常生活の疲労、人間関係や環境で悩みを持っている人も多く、体ばかりか精神的にも負担のかかった方がいらっしゃいます。

個人個人の持つ負担を少しでも軽減、改善し解消していただいて、心身共に健康な状態になるようにと願って毎日治療させていただいてます。
治療の結果お子さんがお出来になるたび、あの頃を思い出し夫婦共々涙が出るほど嬉しい思いをさせていただいております。

日本不妊カウンセリング学会認定
不妊カウンセラー
直永 せつ子



≫ ナオエ夢鍼灸院 近江八幡院

受精がうまくいかないために不妊になるものを、受精障害に基ずく不妊とよばれています。
受精障害の原因は、精子に問題がある場合と、卵に問題がある場合の2つが考えられていて、受精に必要な精子の頭部のところにある先体というところに十分な酵素が含まれておらず、卵の膜を融解することができないということが知られています。
きららさんは、顕微授精をされたという事ですが、精子が卵を突き破らないため受精障害と診断されたのでしょうね。結果は残念でしたが、移植までされているので、着床障害でないかとも思われますが、いずれにしても、東洋医学では血のめぐりが影響すると考えられています。着床がしっかりしやすいように、弾力あるふかふかの子宮内膜が必要で、東洋医学でよく言われる「瘀血」という冷えた状態では良い子宮内膜ができません。
鍼灸治療で瘀血を改善し、冷えをなくしながら、ストレスや食事や睡眠、入浴などに関わる生活改善を図るとより効果がアップすると思いますよ。


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