HOME > 漢方・鍼灸 > いろいろ改善して妊娠力を上げたいです。
HOME > 漢方・鍼灸 > いろいろ改善して妊娠力を上げたいです。

いろいろ改善して妊娠力を上げたいです。

専門医Q&A 漢方・鍼灸

いろいろ改善して妊娠力を上げたいです。

2012.10.24

あとで読む

ひまりさん(35歳)

体外受精をしていますが、着床するまでにいたりません。
月経がくるたびにがっかりして落ち込んでしまいます。
下痢をしやすく、足腰のだるさや冷えを感じ疲れやすいのも気になります。


お話を伺った先生のご紹介

古村滋子 先生 (漢方の健伸堂薬局)


今日の高度生殖医療の進歩はめざましく、今や「卵の核移植」まで進み、今後いかなる状況になるのかは未知の世界です。

その影で、高度生殖医療を受けながらも希望が叶えられず不安と焦りと苛立たしさを抱え、「もう漢方しかない」「最後に漢方でも」との思いを込めて漢方薬に一筋の光を求める方が多くおられます。

「漢方薬とはどういうものなのか?」「周期調節法とはどのようなものなのか?」「興味はあるが聞く機会がない!」との声を受け、当特集では、漢方薬を使った周期調節法をわかりやすくご紹介していきます。

鍼灸も含めた漢方を自分のライフワークと決めて40年。小さなミクロの世界から1つの生命体に進化して、この世に生まれてくる生命。その神秘の世界に感動しつつ、「新しい生命の誕生」に感涙する家族の姿に心打たれ、この仕事に携われる喜びを感じています。

赤ちゃんを授かりたいと願う方たちを応援する「命を繋ぐ」仕事を、皆様とともに築いていきたいと思います。



≫ 漢方の健伸堂薬局

冷え症や下痢をしやすく足腰がだるいことから「脾腎陽虚」の体質だと思います。
また、冷えが進むと血液循環が悪くなる「瘀血」体質が子宮筋腫、子宮内膜症などの原因になっているのでしょう。

月経前のイライラや怒りっぽく落ち込みやすい、「肝鬱」もあるので、これらの体質を踏まえて月経周期に合わせた漢方の服用がおすすめ。
妊娠機能をつかさどる「腎」をサポートしていくことは多くの女性にとって必要なこと。
とくに、ひまりさんの年齢になると、腎の働きを助ける漢方薬が必要となってきます。
東洋医学では「女性は7の倍数」で体が変化すると考えられており、28才が最も妊娠に適している時期で、それ以降妊娠力は徐々に低下していくと考えられています。
ですから妊娠力を上げるためには、腎の機能を補う漢方薬が不可欠となります。

日常生活では体を冷やさないことを心がけます。外からの防寒はもちろんですが、体のなかから温めるために、冷たいものは控えます。
加えて体を温めるような食材でバランスのとれた食事を摂るようにしましょう。
また、腰回りの血流を良くするために腹筋、背筋を使うような運動を積極的に行いましょう。
夜は疲れた体を休める時間です。十分な英気を養うために、せめて日付が変わらないうちに寝るようにしましょう。
冷え症には婦宝当帰膠、当帰芍薬散などの補血薬を服用します。
また、血液循環を良くするために冠元顆粒、桂枝茯苓丸などの活血薬を併せるのもいいでしょう。
さらに腎の機能を高めるために、さらに参茸補血丸、八味地黄丸などの補腎薬、そして気持ちを安定させるために逍遥丸、加味逍遥散などの疏肝薬も併せて服用することをおすすめします。
漢方薬に加えて、鍼や灸を併用すると血液循環が良くなり、冷えの改善や着床の手助けをしてくれると思います。
家庭で手軽にできる、温灸やツボ刺激療法を行ってみてください。


あとで読む

この記事に関連する記事

この記事に関連する投稿

女性のためのジネコ推薦商品

最新記事一覧

Page
top