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鍼灸と針灸の違い

専門医Q&A 漢方・鍼灸

鍼灸と針灸の違い

2013.3.7

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カンちゃんさん(30歳)

鍼灸と針灸の違いはなんでしょうか?
不妊治療で鍼灸?針灸?に通おうか考えています。



お話を伺った先生のご紹介

神薗克也 先生 (鍼灸治療室 翠明館)


当院に来院されている患者のうち9割以上は女性。しかも、その7割以上は不妊治療の方。一般に鍼灸治療は、腰痛や肩こりの治療と思われがちですが、実は、婦人科系や内科系の疾患にとても有効な治療方法なのですね。腰痛や肩こりで悩んでいる方と同じくらいに、婦人科系や内科系の症状で悩んでいる方は大勢います。内臓の不調からきている腰痛や肩こり、頭痛もありますので、そういう方には内臓の機能を整えないと、すっきりと治りません。特に、女性の場合は、ホルモンバランスによって多種多様な症状が現れます。

当院では、全身のアンバランスを整えていく治療をしていますので、体の様々な不調がすっきりとなくなっていきます。生理不順の延長線上に不妊症があり、さらにその延長線上に更年期障害があります。生理を整えることが、すなわち女性の健康を保つポイントなのですね。是非一度、体に優しい自然な治療方法の鍼灸治療をお試しください。



≫ 鍼灸治療室 翠明館

はじめまして、カンちゃんさん。

翠明館治療室の神薗といいます。

鍼灸と針灸の違いですが、表記の違いであって、内容は変わりはありませんよ。

我々が国家試験に受かって、厚生労働省から受ける免許証には、はり師、きゅう師とひらがなで書かれています。法律も、”あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律”といって、ひらがななのですね。

”鍼灸院”と表記するところと、”針灸院”と表記するところがありますが、基本的に”鍼”と”針”は同じ意味で、一般的に”鍼”は、はりきゅう治療に用いる”鍼”を意味し、針は縫い針などの、はりきゅう治療以外に用いる針と区別しているようです。

私が所属している日本鍼灸師会などの団体名は、”鍼”を使います。中国などは、簡体字の”針”を用いているようです。

なので、厚生労働省関係や法律の表現は”はりきゅう”で、鍼灸師が使う表現は、一般的には”鍼灸”で、それと同じ意味として、一般の人にも分かりやすい表現として”針灸”を使うことがあるというように考えてみてはいかがでしょう。





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