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頻度について

専門医Q&A 漢方・鍼灸

頻度について

2013.5.7

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ココリカさん(30歳)

2人目不妊です。
産婦人科では夫婦共に問題ないと言われました。
生理不順ですが、ストレスや香港での新生活の不慣れが原因だと思い、特に治療もせずに終わりました。

生理の周期が2人目出産後に長くなり1ヶ月半に1回からさらに2ヶ月に1回、ついには2ヶ月以上経たないと来なくなりました。
そこで、香港にある病院内の鍼灸(中国医)を訪ね、鍼灸と漢方薬で体質を改善してく事になりました。

鍼灸と漢方薬は費用が高いので週1回通うことにしようと考えていますが、
週1回の鍼灸治療は効果があるのか不安です。やはり少ないでしょうか?
せっかく通うので週1回で効果がないようならば、頻度を増やそうと思っています。


お話を伺った先生のご紹介

神薗克也 先生 (鍼灸治療室 翠明館)


当院に来院されている患者のうち9割以上は女性。しかも、その7割以上は不妊治療の方。一般に鍼灸治療は、腰痛や肩こりの治療と思われがちですが、実は、婦人科系や内科系の疾患にとても有効な治療方法なのですね。腰痛や肩こりで悩んでいる方と同じくらいに、婦人科系や内科系の症状で悩んでいる方は大勢います。内臓の不調からきている腰痛や肩こり、頭痛もありますので、そういう方には内臓の機能を整えないと、すっきりと治りません。特に、女性の場合は、ホルモンバランスによって多種多様な症状が現れます。

当院では、全身のアンバランスを整えていく治療をしていますので、体の様々な不調がすっきりとなくなっていきます。生理不順の延長線上に不妊症があり、さらにその延長線上に更年期障害があります。生理を整えることが、すなわち女性の健康を保つポイントなのですね。是非一度、体に優しい自然な治療方法の鍼灸治療をお試しください。



≫ 鍼灸治療室 翠明館

はじめまして、ココリカさん。

翠明館治療室の神薗といいます。

現在、香港で鍼灸治療をされているようですが、週一回の治療で効果があるか不安のようですね。鍼治療に通う頻度についてですが、これについては、鍼灸師の治療に対する考え方が強く反映されますので、一概にどの頻度が効果があるかは言えません。

ただ、一般的には、1週間程度は効果が持続するといわれています。その方の症状や体質などによって、多少前後しますが、概ねこのくらいと考えられて良いでしょう。

なので、週一回の治療でも十分に効果を実感できるかと思いますが、時間的、経済的な余裕がある良いでしたら、週2回程度治療されるとより良い効果を実感できるでしょう。

香港ですと中国鍼を使用しているかと思いますが、日本の鍼よりも太く、手技も多様で、刺激が強めですので、慣れないうちは、いわゆる瞑眩反応が強く出る可能性もありますので、その際は、担当の鍼灸師と相談をして、治療の間隔を調整してください。


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