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移植後の鍼について

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移植後の鍼について

2013.7.7

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ららさん(36歳)

もともと鍼灸院には通っているます。
10日に凍結胚移植を行う予定です。
11日から鍼灸院に通っても大丈夫でしょうか??


お話を伺った先生のご紹介

神薗克也 先生 (鍼灸治療室 翠明館)


当院に来院されている患者のうち9割以上は女性。しかも、その7割以上は不妊治療の方。一般に鍼灸治療は、腰痛や肩こりの治療と思われがちですが、実は、婦人科系や内科系の疾患にとても有効な治療方法なのですね。腰痛や肩こりで悩んでいる方と同じくらいに、婦人科系や内科系の症状で悩んでいる方は大勢います。内臓の不調からきている腰痛や肩こり、頭痛もありますので、そういう方には内臓の機能を整えないと、すっきりと治りません。特に、女性の場合は、ホルモンバランスによって多種多様な症状が現れます。

当院では、全身のアンバランスを整えていく治療をしていますので、体の様々な不調がすっきりとなくなっていきます。生理不順の延長線上に不妊症があり、さらにその延長線上に更年期障害があります。生理を整えることが、すなわち女性の健康を保つポイントなのですね。是非一度、体に優しい自然な治療方法の鍼灸治療をお試しください。



≫ 鍼灸治療室 翠明館

はじめまして、ららさん。

翠明館治療室の神薗といいます。

凍結胚の移植を予定されているようですが、移植後の鍼灸治療は、当日でも翌日以降でも大丈夫です。


鍼灸師によって考え方は多少違ってくるので、どのタイミングで治療をするかはまちまちですが、移植後は、出来るだけ早めに治療すると効果が上がりますので、移植の翌日に鍼灸治療することはとても良いことだと思いますよ。

胚盤胞の場合は、すぐに着床のステップに入りますので、そういう時に鍼灸治療をして、子宮の血流を良くしておくことは、とても大切なことになります。

できれば、移植の前後に治療をするとベストでしょう。

なかなか着床しない方は、子宮内膜の血流が悪くなっていることが多く、またホルモンに対する感受性が低下していることもありますので、鍼灸治療をすることで、血流を改善し、感受性を高めておくことで、着床をスムーズにすることにつながります。

ららさんにとって、一日も早く、元気な赤ちゃんに恵まれますよう
お祈りしています。


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